アートメイクの治療のファーストチョイスはやはりレーザー治療です。
通常、レーザーの対象となる色素は黒・青そして赤(すべてのレーザーが出来るわけではありませんが)です。
それ以外の色素は適応外となります。
とは言っても、実際はそれ以外の色素でも多少は薄くなることもありますが!!!!
また、最近はアートメイクが何年経っても色褪せないように「色素に金属などを入れている」場合があります。
実際は使用している方でさえ詳しくは知らないで使われていることがほとんどですが!
このような色素にレーザーを照射すると、色に全く変化がないばかりか、金属に熱が伝わり照射部位に「やけど」を起こさせることもあります。
また、中には眉の枠を違う色で彫っている2色彫りのアートメイクも時に見られます。
この場合も枠だけ残ってしまって、中途半端な結果になることもあります。
よく見られる問題の色素は「肌色」です。
アートメイクを修正するためや見えにくくするために用いられますが、これが問題です。レーザーを照射すると必ず変色します。
そして変色した色素にレーザーがどの程度効果があるかは全く分かりません。
何回もレーザー照射を繰り返す羽目になります。
「出来れば修正目的に「肌色」を使用されるのはおやめください。」
これが治療する側からのお願いです。
どうしても修正を希望される場合は レーザー治療をお受けください。
結果は何倍も良いですよ!!!!!!!!
レーザー照射だから「簡単」と思われている方もおられますが、誰でも出来るわけではありません。
レーザー専門医(私も専門医ですが)の治療をお薦めします
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