成人女性10人に1人が悩んでいる乳頭乳頭の凹み! 


へこんだ乳頭 陥没乳頭(かんぼつにゅうとう)

バストの悩みは意外に多く、特に乳頭については、デリケートな部分ということもあり、人にも相談できない方も多いようです。

大浴場にいけない、恋愛に臆病になった、彼に指摘されて精神的なダメンージを受けられた方もおられます。

また将来、出産後に乳腺炎を起こして赤ちゃんに授乳できなくなることも考えられます。

1.陥没乳頭とは

へこんでいる乳首、真ん中がくぼんでいる乳首、平坦な乳首の状態を「陥没乳頭」「陥没乳首」といいます。
発生率は多く2〜10%と多く、乳房の発育に伴って明らかになってきます。

原因は「乳管」という母乳が通る管の発育障害によって起こると言われています。

指で引っ張ればすぐに出てくるものを「仮性」といい、指で引っ張っても外に出てこない場合を「真性」と言います。
片方だけの場合が多いのですが、両側の場合もあります。

陥没乳頭では、陥没している部分に垢や分泌物が溜まりやすくなり、そのため細菌が繁殖して乳腺炎や乳輪下膿瘍(にゅうりんかのうよう)など症状が起こることもあります。

日常生活ではマメなお手入れで清潔に保つことが必要です。

また、出産後は母乳で育てたいとお考えの方は、妊娠前に治療受けられることをオススメします。


2.陥没乳頭の問題点

  1. 炎症を繰り返す(乳腺炎、乳管炎)
  2. 炎症による発熱
  3. 匂いがある(垢がたまりやすい)
  4. かゆい(不潔になりやすい)
  5. 見た目(コンプレクス)
  6. 授乳しにくい(将来、赤ちゃんに授乳ができるか心配)

3.陥没乳頭の治療を受けられる方が多くなりました。

最近は、整容的改善のために治療を希望される方も多くなってきています。

これは女性が乳房や乳頭の形態に敏感になってきた事と、形成外科や美容外科に関する情報が普及してきた事などによるものですが、女性の結婚年齢の上昇に伴い、形態的コンプレックスが助長されるためでもあります。

4.治療方法

4-1.軽度:1日数回吸入器を使用して乳頭を引きだす事で改善されます。

・中程度:吸引器では改善しない場合


・将来、妊娠・出産を希望されない場合

乳管とその周囲の組織を単純に切除することで乳頭が出てきます。


・将来、妊娠・授乳を希望される患者さんの場合

乳管を温存しながら乳頭を出す手術を行います。


・非常に重症な場合

乳管そのものが萎縮しているため、複雑な手術が必要となります。


*乳腺を温存しながら乳頭を出すには繊細な手術技術が必要なため、経験豊富な形成外科医を選ぶことが大事です。

5.治療費

  • 授乳前の機能改善の場合や腫瘍を摘出した後の形態的な改善の場合
    健康保険の適応となります。
    しかし、クリニックによって自費のみの場合もあります。
  • 整容的改善のために治療を希望される場合
    自費診療となります。

当クリニックは保険適応の手術も行っております。

保険適応の場合:45000円程

適応外の場合:片方 120,000円(税抜き)
両側 200,000円(税抜き)

まとめ

陥没乳頭は、成人女性の10人に1人と比較的多いお悩み、片方あるいは両方にあると言われています。

軽度の場合は吸引やマッサージによって改善されることもありますが、それでも改善されない場合は手術が必要となります。

陥没乳頭は、へこんだ部分に垢がたまり不潔になりがちで、乳頭周囲炎を繰り返すことがあります。

また、将来 乳頭が陥没していると出産後に乳腺炎が生じ授乳ができないことが多くあります。母乳で育てたい方は早目の治療をオススメいたします。

さらに、見た目からのコンプレクスでお悩みの方もご相談ください。

*その他の乳頭のお悩みはこちらをご覧ください。


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また、子供の外見的な形態異常、ケガ、傷あとの治療には特に力を入れています。
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