• 形成外科,美容外科,美容皮膚科,お肌とまぶたのクリニック

形成外科は 体の外見の変形や欠損を、外科的手術により治療する外科のことを言います。

その治療範囲はとても広く、眼科、皮膚科や口腔外科などの他科が行っている治療疾患と重複する場合がたくさんあります。

以前はそれぞれの科が独自で行って治療を、形成外科ができたことで、形成外科が中心となって行ったり、他科と協力して行うようになりました。

さて、ほくろの除去治療において、

「ほくろ除去治療は、皮膚科と形成外科のどちらの科で受けるのがよいのでしょうか。」

がよく聞かれる質問です。

答えは、「皮膚科でも形成外科でも受けられます。」です。しかし、


1.ほくろの除去でも、形成外科は見た目を大切にします。

一般の方は皮膚腫瘍ができると、ますは皮膚科を受診されます。

皮膚科では、手術経験のある皮膚科医であれば手術を行い、経験がなければ手術ができる皮膚科医を紹介したりします。

しかし、最近は、皮膚科医から形成外科を紹介されることが多くなりました。

理由は 形成外科は皮膚腫瘍においては、ただ摘出するだけではなく、摘出による起こる傷あとや皮膚の変形を解剖学的に「正常な状態」にするための治療も同時に行っているからです。

しかし、これも形成外科的手技の習得と多くの症例を経験した形成外科医ができることです。

一方、皮膚科医は、皮膚病理をみることができる専門家です。ほくろの中にはメラノーマという悪性の皮膚がんがあるため、術前にほくろの状態を見て手術方針を決めることができると言われます。

残念ながら、形成外科医で皮膚病理を見ることができる医師は少ないため、皮膚腫瘍は皮膚科が治療を行うべきだと言われる先生もおられます。

しかし、長年皮膚腫瘍の治療を行っている形成外科医であれば、経験的に悪性であるかどうかの判断ができ、その疑いある場合は、その場合は切除範囲を慎重に決めて手術を行います。

また、最近はダーモスコープという特殊な検鏡器を用いて悪性の有無を調べることができ、診断および手術方針に大変役立っています。

現在、私がほくろ治療を行うにあたっては下記の4つを常に意識しています。

1)ほくろをダーモスコープで詳細に検査します。

2)少しでも悪性が疑われれう場合は、ほくろの一部をとり、それを病理医に診断を依頼します。悪性の場合は結果は3〜4日で報告が届きます。

3)良性の場合は 通常の手術で取り除きます。また、患者さんが希望されれば傷あとが目立ちにくい「ハイブリット炭酸ガスレーザー」を用いて取り除きます。

4)悪性が疑われれう場合は、ほくろより約3mm離して正常組織を含めて取り除きます。これにより生じた皮膚欠損は形成外科手技を用いて見た目があまり変形しないような再建を同時に行います。


2.オンコプラスティックサージャリー(腫瘍形成外科)を目指します。

オンコプラスティックサージャリー(腫瘍形成外科)とは悪性腫瘍の治療を行うにあたって、たとえ癌(がん)であっても、術後の整容性を保たれるべきであるという考えです。

これまでの「がんの手術なので見た目に問題が残ることは仕方がない」という考え方は、もはや時代遅れとなっています。

腫瘍を取り除くにあたっては、それにより生じる欠損や傷あとの再建をあらかじめ考えながら手術をこなう事が重要となります。

患者さんのQOLを重要とした考えです。


3.形成外科は他科で治療されたほくろの傷あとを目立ちにくくし、精神的ストレスを軽減する精神外科医でもあります。

ほくろが良性の場合でしたら、形成外科や皮膚科以外の科でレーザーや手術で除去することは可能です。

しかし、当クリニックには他科や美容外科チェーンでほくろ除去を受け、その後の陥凹した傷あとにコンプレックスを抱き、その修正のために来院された方がいらっしゃいます。

修正術後は、患者さんの表情や言動が明るくなられだけでなく、他の箇所のほくろの除去を希望される方もおられます。

このように形成外科医は「手術により患者さんの心を変えること、また、患者さんの声に応えられる高いレベルの治療をすること」が役目であり、「形成外科は精神外科医」と思いながら治療を行っています。


4.形成外科では「ほくろ除去から傷あとを目立たなくすること」までを一貫として考えています。

ほくろ除去を行うにあたり、「再発しない徹底的な切除」が目的なのか、「傷あとの修正」までを含めた一つの治療と考えるのかで、ほくろを治療する診療科の役割が異なります。

最初は「ほくろがなくなればそれで良いです」と言っていた患者さんも、治療後の傷あとが気になり、「目立たなくできませんか」と受診されることもあります。

形成外科医はそのことを十分に分かっていますので、「最初のほくろ除去から傷あとを目立たなくすること」までを一貫して考えた治療を行います。


5.治療の結果を評価するのは、患者さんご自身と考えています。

胃や食道などの直接見ることができない臓器の病気の場合は、患者さんは術後の状態を直接見ることは難しいため、医療者しか判断することはできません。

しかし、形成外科が治療するのは患者さんの体表で、治療後の傷あとや変形は直接見ることができ、治療がうまくいったかどうかを患者さんがすぐに判断することができます。

ほくろ除去の場合も、治療後より傷あとが目立ったりすると、患者さんはその手術に満足されず、手術前にあった精神的劣等感からも解放されないでいます。

「手術をしたことが、見ただけではわからない」と患者さんに言っていただけるよう、「手術後の状態を正常にすること、また、より美しくすること」に大切にして治療にあたるのが形成外科医の使命であると考えています。


まとめ

私も形成外科医として「ほくろ除去治療」においては下記の5項目こだわっています。

1.ほくろの除去でも、形成外科は見た目を大切にします。

2.オンコプラスティックサージャリー(腫瘍形成外科)を目指します。

3.形成外科は他科で治療されたほくろの傷あとを目立ちにくくし、精神的ストレスを軽減する精神外科医でもあります。

4.形成外科では「ほくろ除去から傷あとを目立たなくすること」までを一貫として考えています。

5.治療の結果を評価するのは、患者さんご自身と考えています。


ほくろ除去をご希望の方は、一度診察に来られてはいかがでしょうか。治療は診察を受けられてからお考えください。
ご質問のある方は、ご遠慮なく下記のフォームよりお問い合わせください。

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保険が適応できるものはできるだけ保険で治療を行います((形成外科・皮膚科)。
保険であっても、美容(見た目)を配慮した治療を行います。
形成外科医としてケガ、傷あと、まぶたのトラブル(眼瞼下垂・逆さまつ毛)、皮膚腫瘍の治療は専門的治療を行っています。
また、子供の外見的な形態異常、ケガ、傷あとの治療には特に力を入れています。
当院の診療には保険診療と自由診療がございます。美容治療はすべて自由診療となっております。