赤ちゃんの副耳の手術についてのご心配の質問にお答えしました。


副耳(ふくじ)耳の周りに生まれつき、イボのようものができている状態

耳には異常が見られないので気にされない方もいらっしいますが、副耳には小さいものから大きいもの、複数ある場合もあり、お母様方はお悩みになっている方も多いようです。

お子さんの副耳に対する
お問い合わせが最近増えてきました

その中で、あるお母さまからのご質問にお答えいたします。
ご参考にされてください。

1.ご質問の内容

私の息子は、現在生後1ヶ月です。
生後、左右の耳にそれぞれ1つずつの副耳がありました。
総合病院で出産したため、入院中に形成外科を受診しました。

形成外科では左の副耳は糸で縛って取っていただいたのですが、右側はは軟骨もあるため手術が必要で、手術は1歳過ぎてから全身麻酔で行なうととのことでした。
私としては、なるべく早目に取りたい気持ちもあってご質問しました。

早く除去することは可能でしょうか?

以上のようなお問合せでした。


2.質問のお答え

全身麻酔が必要ですので、身体が大きくなる1歳過ぎまで待ってもらっています。

なお、当クリニックでは全身麻酔の施設がありませんので、関連病院をご紹介しています。


理由としては

副耳には軟骨がある場合が多く、それを除去するのにかなりの時間がかかります。
そのためには全身麻酔が必要となります。

全身麻酔は体が麻酔に耐えれる1歳過ぎから可能です。

または、お子さんが気になる年齢(娘さんの場合は小学校2~3年ごろ)まで待って、局所麻酔で取り除く方法もお薦めしています。

しかし、私は仕事柄、顔の手術をたくさん行っていますが、副耳をお持ちの方が意外と多くおられます。手術説明の時に、副耳の手術も同時に受けられることをお薦めしますが、ほとんどの方があまり気にしていから手術は希望しないと言われます。

お母様がどうしても副耳除去を希望される場合は、1歳過ぎてからご相談された形成外科で治療を受けられては如何でしょうか。
または、お子さんが気になり手術を希望されるまで待つということも選択の一つかと思います。

ご参考になれば幸いです。

3.副耳(ふくじ)について

副耳は生まれた時から耳の前や頬にイボのように突起しているものです。
生まれる赤ちゃんの約1.5%に見られます。
片側の場合が多いのですが、両側に見られることもあります。

副耳の原因は現在のところ不明で、「たまたまできた」と言われています。また、遺伝性はほとんどありません。

副耳(ふくじ)の治療時期については、急いで治療する必要はないことより、通常は全身麻酔が受けられる1歳過ぎと言われます。


まとめ

  1. 生後1か月の患者さんの副耳除去を希望されるお母様からの質問を掲載いたしました。
  2. 副耳には軟骨がある場合が多く、手術は時間がかかるため、1歳まで待って全身麻酔下で行います。
    または、お子さんが気になる年齢まで待って、局所麻酔下で取り除く方法もお薦めしています。

 

お母さんが心配している副耳 治療はいつ出来るの?


 

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