タトゥー・刺青は入れないで|除去には覚悟が必要,費用,痛みと傷あと


入れたしまった刺青
就職・転職・結婚 などで急いで消さなければならない事もあります。
刺青を除去したいけどどうして良いのか?
色々と悩んでいる方は多いと思います。

インターネットで検索してみると

「レーザー治療で刺青は簡単に消せる」
「レーザー治療なら傷跡を残さずに刺青が消える」などレーザー治療が薦められていますが、
実際は、なかなか刺青が消えないため、多くの患者さんが悩んでいます。

やまもと形成外科は新潟で開業して20年、これまで多くのタトゥー・刺青除去を行ってきました。

これまで患者さんの希望に合った治療方法を選択してきました経験をもとに、タトゥー・刺青除去の具体的方法とその利点と欠点についてお伝えします。

少しでもこの記事がタトゥー・刺青治療を考えておられる患者さんのお役に立てればと心から願っています。

刺青除去を受けられる前に考えていただきたいこと

刺青を除去することで人生が変わることは間違いまりません。しかし、タトゥー・刺青除去には覚悟が必要です。治療費、期間、そして傷あと

タトゥー・刺青除去とは究極の治療と言えます。

タトゥー・刺青を入れていることは、結婚・就職・温泉・レージャーなの社会生活においては未だにたくさんの制限があります。

また、除去したくなった場合も、費用がかり治療後の痛みや治療期間も必要となります。そして、何より多くの患者さんが希望されている元の肌には戻らず、必ず傷あとが残ります。

タトゥー・刺青をレーザーで綺麗に消すという言葉がありますが、決して簡単なものではないことを理解していただきたいです。

タトゥー・刺青除去には覚悟必要です。その覚悟がない方は「ボディーペイント」もしくは入れないことです。


タトゥー・刺青除去後に国民センターに寄せられる苦情

タトゥー・刺青は気軽に入れられるのですが、除去するには時間がかかり、痛み伴い、また多額の治療費がかかります。
そして治療後には傷あとが残ります。

医療機関の中には十分な説明なしに綺麗になると言ってレーザー治療を薦められ、一定期間が経っても一向に消えない場合や、汚い傷あとになることの説明がなかったことなどが、苦情につながっているのではないかと思います。

ホームページに掲載されている症例には、魔法のように元の肌になっている写真を見たことがあります。

インターネットのホームページでは具体的な除去法と結果が写真を用いて説明されています。
その写真を見て、クリニックへ多くの患者さんが受診されていると聞いています。

ここで問題なのは、治療結果の写真です。
これらの写真はあくまでも結果が良かった症例ばかりです。
実際に治療している医師からすると、100例して1例あるかどうかの症例です。

タトゥー・刺青が完全に消えてしまうわけではありません。

これらの写真に惑わされないために、刺青除去を受ける前に十分な準備と知識をつけてください。
そして、治療のメリットとデミリットの十分な説明があり、患者さんの質問に親身になって答えてくれる医師を探してください。
受診したら必ず治療を受けなければならない訳ではありません。
担当医と性格が合わなければ、別の医療機関も受診されてください(セカンドオピニオ)。

十分に納得されてから治療を受けてください。

タトゥー・刺青除去をオススメしないこともあります

  • 広範囲のタトゥー・刺青
  • 関節を含む部位のタトゥー・刺青
  • 完全に消えることを求めている方

痛みについて

かなり痛いです。というより「死ぬほど痛い」という表現をする患者様もいらっしゃいます。

こちらとしてもできるだけ、痛くないようにとの思いで治療を行っていますが、タトゥー・刺青除去はどうしても痛みをうことをご理解ください。

治療によってこんな状態にも

  • 切除手術後の傷あとが赤く盛り上がってします(肥厚性瘢痕)
  • レーザーでやけど? 水ぶくれができて痛い
  • やけどの痕のような状態なっている
  • 部分的に色が残っている

それでもどうしても除去をお考え方

下記の点について予め考えられてから、医療機関を受診されてください。

1.どうして、タトゥー・刺青除去を希望されるのですか?

タトゥー・刺青を入れたときは、ほとんどの方は消すことなど考えていないかったと思いまいます。
しかし、就職・転職・結婚などでどうしても消さなければならなくなります。
レーザー治療で刺青が綺麗に消えてしまえば問題はありませんが、完全には消えることはなく、また、治療回数が増えるにつれて傷が残ってしまうこともたくさんあります。

タトゥー・刺青除去の目的がはっきりしている方の場合は、傷跡を受け入れることができますが、中には傷あとを受け入れられない方もいらしゃいます。
タトゥー・刺青除去はじっくり考慮してから治療を受ける必要があります。


2.希望する除去結果(傷跡など)はどのような状態ですか?

a)傷跡を残したくない(完全に消したい)
b)タトゥー・刺青と分からなければ傷跡は気にならない

⒊実際の刺青除去後は

a)もとどおりの肌には戻りません。
b)傷跡は残ります。
c)タトゥー・刺青と分からなくなりますので、傷跡が残っても構わない。


⒋刺青除去の治療期間はどれくらい可能ですか?

a)できるだけ早く無くしたい
b)特に治療期間は決まっていない

*必要が迫り慌てて取りたい方もいらっしゃいます。
できる限りご希望に沿って治療を行いますが、治療は刺青の大きさ、方法によって治療期間が変わってきます。
まずは診察を受け治療方法や必要な治療期間を確認することをオススメいたします。


5.費用の総額をある程度決めて治療を受けられることをオススメします。

まずは治療方法や期間を医師に相談

タトゥー・刺青治療は大きさや除去方法により費用は大きく異なりますので、おおよその総額を考えておかれたら良いかと思います。
特にQスイッチレーザーでは、実際に照射して見なければわからないことが多いく、何回の照射で結果が得られるかはかなり個人差があります。

タトゥー・刺青除去を考えていらっしゃる方へ

メールでのお問い合わせされる時の教えていただきたい情報

多くの方からタトゥー・刺青除去についてのメールでのご相談をいただいています。
お問い合わせで一番多いのが費用についてです。

メールだけで正確な治療費をお伝えすることは難しいため、実際に診察してから詳細にお答えしています。
診察を受けたら必ず治療を受けなければならないことはありません。
診察だけでも受けられてください。

タトゥー・刺青の具体的な状態をお伝えください。

タトゥー・刺青の除去は、その刺青の特徴や患者さんの希望により大きく変わり、それにより費用も異なります。

メールでご質問を希望される場合は下記の項目をお知らせください。

1)性別
2)刺青の部位
3)大きさ・色
4)タトゥー・刺青を入れた時期
5)傷跡の有無
傷跡を残したくない
多少残っても構わない
タトゥー・刺青と分からなければ傷跡は気にならない
6)治療期間
早く(例えば 結婚前。就職前など)
7)写真(可能なら)添付ください。

なお メールでの料金のお問い合わせは、あくまでおおよその金額とお考えてください。

3.刺青除去|3つの治療方法

1.レーザー治療

レーザーにはいろいろな機器がありますが、刺青にはQスイッチレーザーが使われています。

Qスイッチレーザー
a)ルビーレーザー
b)アレキサンドライトレーザー
c)ヤグレーザー


これらのレーザーは正常な皮膚にはダメージを与えることなく、特定の色素をだけを破壊することができます。
しかし、すべての色素が対象となるわけではありません。

適応となる色は、黒色で数回の照射でかなり薄くなることがあります。
しかし 青色 茶色 赤色などは多少薄くなるかと思われてください。

しかし、黒色でも金属を混ぜている色素が使用されてる場合は消えにくく、数回の照射でもあまり薄くならない場合もあります。
これは金属を混ぜてある理由は、刺青が消えにくく、いつまでもキレイでいて欲しいと願う彫師の考えからです。

最近はピコレーザーという最新型レーザーがタトゥー・刺青治療に注目されていますが、今のところ完全に消えて元の肌になった報告はありません。


2.外科的治療の適応

1)レーザー治療の適応外の場合
2)比較的小範囲の場合
3)傷は目立っても早急にタトゥー・刺青である事が分からなくして欲しい場合
4)総額の治療費を安くしたい場合
などです。

結婚や就職前に早急に治療を希望される方に適応があります。

タトゥー・刺青切除にも4種類あります。


2−1.単純切除縫縮術

1回で切除縫縮する方法です。切除できる範囲は刺青の大きさと部位で決まりますが、皮膚に伸びのある部位ではかなり大きい刺青まで1回で取り除けます。しかし、皮膚に伸びが少ない部位では分割切除縫縮術を行います。

メリット
・1回の治療で終わります。
・治療期間が短いです。
・急いで治療を受けなければならない患者さんに適しています。
・他の治療方法より治療費が安く済みます。

デメリット
・大きな刺青には適応できません。


2−2.分割切除縫縮術

広範囲で皮膚に伸びが少なく1回では取り除くことはできない場合に、切除縫縮術を2~3回に分けて行います。
手術の間隔は、手術により無くなった皮膚の弾力が回復する約6か月間とていますが、部位によっては1年も必要な場合もあります。

また、1回で可能でも、それに伴い機能障害(腕や肩が挙げにくいなど)が生じる場合は、分割切除縫縮術を行うこともあります。

メリット
・比較的広いタトゥー・刺青も除去できます。

デメリット
・治療期間が長くなります。
・単純切除縫縮術より治療費がかかります。


3−3.炭酸ガスレーザーを用いた皮膚削皮術

炭酸ガスレーザーとは、Qスイッチレーザーとは異なり色素だけを消し去るのではなく、レーザーの光で刺青を破壊(蒸散)して、取り除く方法です。

皮膚組織の大部分は水分でできています。炭酸ガスレーザーはこの水分に吸収される事で強力な熱効果を表し、刺青の組織を限局的に破壊(蒸散)してしまいます。出血がほとんどなく、最小限のダメージで刺青を除去します。

比較的浅いタトゥー・刺青は一度で取る事ができますが、深いものは2~3回の治療が必要な時があります。

問題は傷が治るまでに1か月以上必要で、その間ご自分でガーゼ交換をしていただく必要があることです。

このレーザーは、タトゥー・刺青の入っている皮膚を熱作用で削ることになりますので、傷あとは必ず残ります。

メリット
・広範囲でも1回の治療でタトゥー・刺青を除去できます。

デメリット
・やけど跡が残ります。
・時に赤くて盛り上がった傷あとである肥厚性瘢痕になり、その治療が必要となることがあります。
・長期的な傷あとのケアが必要です。


3−4.皮膚移植術

広範囲で分割切除縫縮術を受ける時間的余裕がない場合に行います。刺青のある皮膚を専用メスで取り除き、そこに太ももやお尻の皮膚を採ってきて移植する方法で、かなり広い範囲でも可能です。しかし、皮膚移植は最後の手段だと思ってください。

よく、皮膚移植をすると完全に分からなくなると考えられていますが、どんなにうまく移植できたとしても、本来違う場所から移植された皮膚が全く同じになる事はありません。

また、一般に刺青の場所は傷あとが醜くなる場所(腕、肩、胸など)ですので、移植した皮膚も醜い形として残ります。

さらに皮膚を採った場所(donorと言います)にも傷あとが残ります。結局、刺青を除去した場所と皮膚を採った場所の2箇所に傷あとが残る事になります。

皮膚移植の適応としては、中程度の範囲の刺青で炭酸ガスレーザーを用いた皮膚削皮術では傷の治りにかなり時間がかかり、仕事等に支障が生じる患者さんの場合に行うこともあります。

メリット
・広範囲の刺青を1回の治療で除去できます。
・削皮術に比べて皮膚を移植するために傷の治る期間が短くなります。

デメリット
・皮膚を取る部分(ドナー)に傷あとが残り、時に赤く盛り上がった肥厚性瘢痕になることもあります。
・移植した皮膚は移植部分の皮膚と性質が異なるため、色素沈着や瘢痕となります(全くわからなくなることはありません)
・皮膚移植後はしばらく安静が必要です。動かすと皮膚が着かなくなります。
・皮膚移植は他の治療と異なり特殊な技術が必要ですので、治療費は高額となります。

当医院がすすめる治療方針

当院では下記の項目を考慮して、4種類の治療から単独又は組み合わせて治療を行っています。

・タトゥー・刺青の部位
・大きさ・色
・刺青を入れた時期
・傷跡の有無
傷跡を残したくない
多少残っても構わない
刺青と分からなければ傷跡は気にならない
・治療期間
早く(例えば 結婚前。就職前など)

まとめ

刺青除去を受けられる前に考えて欲しい4つの事

  1. 刺青除去には覚悟が必要です。
  2. 傷跡が残リます。
  3. 治療費も必要です。
  4. 治療法によって時間もかかります。

刺青を除去することで人生が変わります。
又、同時に心の刻まれた刺青も消すことができます。

お問い合わせは下記の項目を記載の上 メールにてお送りください。
1)性別
2)タトゥー・刺青の部位
3)大きさ・色
4)入れた時期
5)傷跡の有無
傷跡を残したくない
多少残っても構わない
タトゥー・刺青と分からなければ傷跡は気にならない
6)治療期間
早く(例えば 結婚前。就職前など)
7)写真(可能なら)


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眼瞼下垂治療
*クリニック院内
保険が適応できるものはできるだけ保険で治療を行います((形成外科・皮膚科)。
保険であっても、美容(見た目)を配慮した治療を行います。
形成外科医としてケガ、傷あと、まぶたのトラブル(眼瞼下垂・逆さまつ毛)、皮膚腫瘍の治療は専門的治療を行っています。
また、子供の外見的な形態異常、ケガ、傷あとの治療には特に力を入れています。
当院の診療には保険診療と自由診療がございます。美容治療はすべて自由診療となっております。

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