少し前までは、美容外科は芸能人と一部のお金持ちの治療と考えられていました。
実際、高額な治療に加えて、しばらく人に会えない(冬眠?)時間が必要でした。
芸能人はお金をかけても テレビ出演の回数が増えたり、雑誌での取材で露出度が多くなると 支払った治療費はすぐに回収できます。
また、お金持ちの方は 自分のためにいくらでもお金がかけられます。でも 私を含めた一般の方には 美容外科を受けてもそれで収入が増えることもなく、大切なへそくりは減るばかりです。
別世界の方が受けれれるのが 美容外科 と思われていました。
ところが、最近は 「隣の美代ちゃんが二重にしたそうだよ」 と気楽に話せる時代となってきました。
余談ですが、「隣の美代ちゃん」とは 古いテレビ番組「時間ですよ」のアイドルの浅田美代子さんのことです。私たち世代のアイドルでした。
このように、最近は芸能人やお金持ちばかりでなく、隣の美代ちゃんまでが受けれようになりました。
私はこのことを 美容外科の大衆化 と言っています。
その理由は????
それまで、美容外科と言うと 個人の美容外科医院しかなく、その地域のお金持ちや東京では芸能人を相手にしていた あくまでも地域医療の一つでした。
そのため 治療できる患者さんの数にも制限があり、医院の経営からも一人の患者さんの治療費は高額とならざるおえませんでした。
ところが いくつかの美容外科クリニックが全国にチェーン展開する いままでは考えらなった経営手段を用いてきたのです。
同じ治療を 同じ値段で また 広告も同じページですべてできるため、コストがかからなくなった。
これまで誰も考えなかった
美容外科クリニックのチェーン展開
飲食業や販売業では当然の手法ですが、それが医療にまでされるとは 驚きでした!!!
その結果 雑誌でしか見たことなかった美容外科クリニックが患者さんの住んでいる地域にでき、わざわざ遠方のクリニックにまで行く必要がなくなりました。
さらに 治療に使用する薬や外国からの輸入材料も大量に購入するなどで 実際の治療費も安くなりました。
これが 美容外科の大衆化の始めり です。
でも まだ 理由があります。
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