ある学会で発表した私の行なっている炭酸ガスレーザー治療法


最近、ある学会で発表した「刺青に対する炭酸ガスレーザー治療」の原稿の一部を載せてみます。

 

医療関係者向けの原稿でしが、「炭酸ガスレーザー治療」について少しでも理解していただければと思い掲載してみます。

何らかの参考になれば幸いです。

 

「はじめに」

最近はtattoo shopの普及と共に,ファッションアートとして若者の間で刺青が流行しています。しかし,簡単な気持ちで入れた刺青も,社会生活では支障となり刺青除去を希望して受診する患者が増えていす。

 

小範囲刺青の場合は,刺青の部位・色にかかわらず単純切除縫縮で取り除くことができます。一方,広範囲になると縫縮術では対応できず,通常皮膚移植が行われています。

 

しかし,皮膚移植術は採皮部に瘢痕が生じ,患者の新しい悩みとなります。この合併症を避けるため削皮術のみの治療が薦められています。この

削皮術のみの治療は出血や疼痛が強いことが欠点であり,特に出血は術後創処置を希望されない患者さんの場合大きな問題となります。

 

炭酸ガスレーザーには蒸散に加えて強力な凝固機能があり,術後出血の問題が少なくなります。

 

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