皮膚の下に石灰のように硬いしこり 石灰化上皮腫

石灰化上皮腫は、皮膚の下に石灰のように硬いしこりとして触れます。
皮膚の色は正常か、または腫瘍の上の皮膚が薄い場合は下の腫瘍が透けて見えて黄白色や青黒い色に見えることもあります。
通常、症状はありませんが、かゆみや押した時の痛みの症状を訴える方もいますし、また細菌感染を起こせば赤くはれ上がることもあります。
子供の頃に顔や腕や首などに発生することが多いのが特徴です。

原因は不明です。
石灰化上皮腫はゆっくり成長していき、自然に治ってしまうことはないため、外科的摘出術が必要となります。
摘出術は、小学校高学年以上であれば局所麻酔で日帰り手術が可能ですが、年少児の場合や大きい場合は全身麻酔が必要となります。

当院の石灰化上皮腫治療の特徴

  • 日本形成外科専門医で皮膚腫瘍外科指導医が診察・治療・ケアまで一貫して行います。
  • 極細の針を用いた痛みの少ない局所麻酔を行っています。
  • 手術後の傷あとを目立ちにくくするために、比較的小さな切開で摘出を行うように工夫をしています。
  • 石灰化上皮腫はもろく壊れやすいため、丁寧に摘出していきます。
  • 細い糸を使用し、細かく丁寧に縫合することで、手術後の傷あとを目立ちにくくします。
  • 傷あとのフォローを積極的に行っています。
  • 治療費は原則健康保険で行い、患者さんの負担を軽減しています。
  • 小さいお子さんで全身麻酔が必要な場合は、信頼おける医療機関に責任を持ってご紹介します。

診療の流れ

予約

予約制ですので、まずはご予約ください。

外来診察

健康保険での治療が受けられますので、保険証を必ずお持ちください。
待合室にて問診表をお渡ししますのでお書きください。
予約制ですので、比較的他の患者さんと一緒になることは少ないです。
診察から説明が終わるまでは約15分です。
診察後手術を希望されれば、当日に手術の予約が行えます。
ただ、手術をうけられる患者さんで、日程が決められない場合は、当日血液検査を受けていただきますと、後日お電話でご希望の手術日の予約が可能です。

手術

1)切開のデザイン
2)局所麻酔
極細の針を用いた痛みの少ない局所麻酔を行っています。
3)手術後の傷あとを目立ちにくくするために、比較的小さな切開を行います。
4)石灰化上皮腫はもろく壊れやすいため、丁寧に摘出していきます。
5)細い糸を使用し、細かく丁寧に縫合することで、手術後の傷あとを目立ちにくくします。
6)傷に軟膏を塗りガーゼをテープで固定します。
7)手術時間は30分ほどです。
8)翌日の診察時間を予約してお帰りください。
9)当日はシャワーや入浴飲酒はお控えください。出血の原因となります

再診

1)翌日に診察の来られてください、傷の状態を確認します。
2)1週間後に糸を取り、1週間テーピングを行います。
3)2週間後にテープを取り、傷専用のクリームを開始していただきます。

ご心配ごとがございましたらお尋ねください。

手術後の問題点

手術後の問題点

1)出血及び血腫

2)局所の感染

3)再発
腫瘍自体がもろいので、完全摘出できなかった場合再発する場合もまれにあります。その場合は再手術で完全に取り除くことができます。
本腫瘍が転移したり、本腫瘍が直接の原因で生命を脅かすことはありません。

4)傷あと
傷あとは完全にはなくなりませんが、傷専用のクリームを使用することでかなり目立ちにくくなります。

費用一覧

費用一覧

診療名 料金
保険適応  
石灰化上皮腫 10,000円〜20,000円程
血液検査料 3,000円程

治療費は保険の負担率や皮膚腫瘍大きさや部位により異なります。

よくある質問

Q当日はシャワーを浴びてもいいですか?
A

出血の原因となりますので、当日はシャワー、入浴や飲酒はお控えください。

Q傷あとは完全になくなりますか?
A

傷あとは完全にはなくなりませんが、傷専用のクリームを使用することでかなり目立ちにくくなります。