ブログBlog
気になるお悩みや最新治療について、ぜひ参考になさってください。
「男性医師が直接照射」する安心感―信頼できる医療レーザー脱毛とは
「痛そう」「恥ずかしい」「若い人の治療では?」
髭脱毛に興味はあっても、こうした理由で一歩を踏み出せない男性は少なくありません。
特に30代以降の男性では、「仕事で必要ない」「清潔感を意識しすぎるのは気恥ずかしい」など、
どこか美容に抵抗を感じる方も多いのが現実です。
しかし、医療レーザーによる髭脱毛は、見た目の若返りや清潔感だけでなく、生活の快適さにも直結します。
毎朝の髭剃り時間を短縮し、肌荒れやカミソリ負けから解放されることで、
結果的に仕事にもプライベートにも良い影響を与えます。
実際、私のクリニックに来院される男性の多くは、
「もう少し早くやっておけばよかった」と口をそろえて言われます。
髭脱毛は決して“若者の美容”ではなく、身だしなみの医療です。
男性医師が施術するメリット
現在、多くのクリニックでは脱毛照射を看護師が担当しています。
もちろん、看護師が行うレーザー照射も医師の管理のもとで安全に実施されていますが、
こと「男性の髭脱毛」に関しては、男性にしか理解できない部分が多いと感じます。
私自身、これまで多数の患者さんに照射してきましたが、
同時に自分自身も髭脱毛を受けている経験から、男性特有の痛み・毛量・肌の反応をよく理解しています。
例えば、
-
どの部分の痛みが強いか(特に鼻下・あご下)
-
どの程度で“清潔に見える”状態になるか
-
髭を完全に無くしたいのか、薄く自然に残したいのか
といった希望は、同性だからこそ細かく把握できるものです。
また、照射中の会話も重要です。
男性の患者さんは「どのくらいで効果が出ますか?」「ここをもっと薄くしたい」といった質問をその場でされることが多く、
その際に、医師自身がリアルタイムで判断して出力を調整できるのは大きな利点です。
単に「照射を行う」だけでなく、
医学的な判断と経験に基づいた治療としての脱毛を行うのが、私のポリシーです。
看護師にはわからない“男性の髭脱毛の奥深さ”
レーザー脱毛は、見た目以上に奥の深い治療です。
同じ出力で照射しても、患者さんによって減り方や反応はまったく違います。
髭は体毛の中でも最も密度が高く、根が深く、痛みも強い部位です。
照射後の反応を見ながら微調整を行わなければ、十分な効果が得られないどころか、肌トラブルを招くこともあります。
私は、すべての髭脱毛を自らの手で照射しています。
患者さんごとに減り方を確認し、
「次回はもう少し強く」「ここは残りやすい部分だから重ねて打とう」といった細かな調整を行います。
こうした積み重ねによって、
「回数が少なくても満足度が高い」治療が実現します。
これは、看護師に委ねる照射では得られない領域です。
単なる照射作業ではなく、
医師としてまた男性としての観察と判断が、最終的な結果に大きく影響します。
形成外科だからこそできる照射とアフターケア
レーザー照射には必ず「副反応」があります。
一時的な赤み、毛嚢炎(もうのうえん)、乾燥など、
どれも軽度ではありますが、正しい判断と処置が必要です。
形成外科として長年、皮膚腫瘍・やけど・再建手術に携わってきた経験から、
私はこれらのトラブルに即座に対応できる体制を整えています。
-
赤みや痛みが強い場合はその場で軟膏処方
-
毛嚢炎の兆候があれば抗菌薬を即時対応
-
肌質・毛質に応じてレーザー出力を細かく調整
つまり、「照射」から「肌の回復」までをワンストップで見守るのが当院のスタイルです。
また、照射中には
「このほくろは取れますか?」「シミ治療もできますか?」
といった質問をされることも多くあります。
これに即答できるのも、形成外科医ならではの強みです。
患者さんにとって“レーザー脱毛”は、美容と医療の中間にある領域と思っていますs。
だからこそ、医学的な目線と安全管理が欠かせません。
男性のための環境づくり
男性が脱毛を受ける際、意外に多いのが「女性に見られるのが恥ずかしい」という声です。
当院では、こうした気持ちにも十分に配慮しています。
-
男性専用の時間帯を設け、女性患者と極力重ならないよう配慮
-
待合室で他の患者さんと顔を合わせにくい導線設計
-
医師・スタッフも男性患者に慣れた対応を徹底
「通いやすさ」「安心して話せる環境」は、医療脱毛を継続するうえで欠かせない要素です。
単に技術だけでなく、“気持ちの安心”を提供することが医療の一部だと考えています。
回数をできるだけ少なく、確実に
髭脱毛は1〜2回で終わるものではありません。
毛の成長周期に合わせ、複数回の照射が必要です。
ただし、毎回の出力と反応をきちんと記録・調整することで、回数を最小限に抑えることは可能です。
私のクリニックでは、初回から終了まで私が一貫して担当するため、
経過を正確に追跡でき、無駄な照射を避けられます。
患者さんの中には、
「年に2回だけのメンテナンスで、あとはほとんど髭剃りしていない」という方も少なくありません。
“できるだけ少ない回数で確かな結果を出す”――
それが、医師としての責任であり、患者さんへの誠実な姿勢だと考えています。
まとめ ― “安心して通える髭脱毛”を医師の立場から
髭脱毛は、ただ毛を減らすだけの施術ではありません。
医師が責任を持って診察・照射・アフターケアを行うことで、
初めて「安心して通える治療」になります。
男性の髭脱毛には、男性にしかわからない痛み・悩み・こだわりがあります。
そのすべてを理解し、丁寧に対応できるのは、
同じ男性であり、医師として経験を積んだ者だけだと私は考えています。
「痛そう」「恥ずかしい」「自分には関係ない」――
そう感じていた方にこそ伝えたい。
髭脱毛は、清潔感と自信を取り戻す医療行為です。
医師が直接照射する安心感と、
形成外科としての安全性を備えた環境で、
あなたの「もう剃らない人生」をサポートします。




