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二重埋没法の料金・保証・見積もりの深掘り|安いプランの落とし穴と総額の見方、学生さんの現実
埋没法は「簡単そう」に見えるからこそ、料金と保証で迷いが生まれる
「切らない・短時間・腫れが少ない」。埋没法はこうした言葉で説明されることが多く、初めて相談する方ほど「どこで受けても同じ」と感じてしまいがちです。
しかし、実際には、糸のかけ方、留め方の方法、保証の範囲、見積もりの出し方など、クリニックごとの考え方がはっきり表れます。
とくに学生さんは、料金や保証の話が「誰にも相談できない不安」や「決められない事情」と絡み、想像以上に複雑になりやすい分野です。ここでは、雰囲気に流されずに判断できるよう、料金・保証・見積もりの見方を整理します。
埋没法の料金はなぜ差が出るのか
料金差の正体は「糸の設計」と「運営の仕組み」
埋没法の料金差は、「点数が多いほど高い」といった単純な話だけではありません。実際は、次のような要素が合わさって差になります。
- 糸の種類や太さ、結び目の作り方
- 留め方のバリエーション(点留め、ループ、交差など)
- デザイン確認の工程(座位確認をどこまで丁寧にやるか)
- 術後トラブルへの対応体制
- 保証の範囲と条件
つまり、料金は「手術そのもの」だけでなく「相談から術後までの責任の取り方」も含めて設計されています。
「安いプラン」は入口の安心、出口の不安になりやすい
低価格プランは入口として魅力的です。ただ、出口(術後の見直し)の設計が薄いと、結果的に費用と不安が増えることがあります。
- 取れたら再手術は保証外
- 左右差は「自然な差」で修正対象外
- 抜糸や修正は追加費用
- 再診料が繰り返し発生
入口の金額だけで判断すると、あとから「総額」で苦しくなるケースが出てきます。
比較は「総額」と「再手術時の扱い」で考える
比較するときは、初回費用だけでなく次を確認しましょう。
- 初回の総額(麻酔、薬、処置、再診など含むか)
- 保証の期間と対象(取れた場合、左右差、ライン調整など)
- 保証外になった場合の再手術費用
- 抜糸や修正の費用と方針
保証は「何でも安心」ではなく「責任範囲の明文化」
保証がカバーするのは「クリニックが責任を負う範囲」
保証は「一生取れない保証」ではありません。多くの場合、次のような考え方です。
- 明らかにラインが消失したなど、手術設計に関わる部分
- 一定期間内の再手術(条件付き)
一方で、生活習慣や体重変動、こする癖など、時間とともに起きる変化は保証外になることもあります。
保証で必ず確認したい5つの質問
- 保証期間は何か月(何年)か
- 「取れた」と判断する基準は何か
- 左右差はどこから修正対象か
- ライン変更は保証の範囲か(範囲外か)
- 保証を使うときの条件(再診の回数、期限、追加費用の有無)は何か
見積もりは「1回で決めるもの」ではない
見積もりは何度でも確認していい
見積もりを取り直すことは失礼ではありません。むしろ、目元の手術では当たり前の工程です。
- 総額が分かる
- 保証の扱いが分かる
- 追加オプションの必要性が整理できる
当日手術をすすめられても即決しない
「今日なら安い」「枠が空いている」という言葉が出たときほど、一度持ち帰る余白が大事です。決める力を守るための行動は、手術の結果にもつながります。
学生さんの現実:親に相談できないときの進め方
未成年は原則として保護者同意が必要
高校生など未成年の場合、自由診療の手術は保護者同意が必要になります。これは「気持ち」の問題ではなく制度上の要件です。
親に相談できないときの現実的な順番
- まずは診察のみで、まぶたの条件(向く・向かない)を確認する
- 当日は決めず、見積もりを持ち帰る
- 同意の条件(同伴の要否、同意書)を確認する
- 話せるタイミングが来たら家族と相談する(焦って決めない)
学生さんが特に気をつけたい「総額の落とし穴」
- 安いプランでも追加が積み上がる
- 保証が薄いと再手術で高額になる
- 学校行事(試験、式、旅行)とダウンタイムがぶつかる
まとめ:後悔を防ぐ鍵は「情報」と「余裕」
埋没法は、糸をかければ終わりではありません。料金の総額、保証の責任範囲、見積もりの比較、学生さんの同意の壁。これらを整理したうえで「自分のペースで決める」ことが、結果的にいちばん後悔を減らします。
当院では、無理な勧誘は行いません。診察のみ、見積もりのみ、セカンドオピニオンとしての相談も歓迎しています。大切な目元の選択だからこそ、まずは情報と余裕を整えるところから始めてください。
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