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敏感肌や痛みに弱い方へ。医師が教える「肌に優しい」医療レーザー脱毛の真実
「アトピーがあるから、レーザーなんて当てたら大変なことになる」「痛みに弱いから、痛みには耐えられない」 そう思って、これまで脱毛を諦めてきませんでしたか?
25年以上、新潟で数多くの患者様の肌を診てきた形成外科専門医として、まずお伝えしたいことがあります。
それは、「肌が弱い方こそ、自己処理という負のループから一刻も早く抜け出すべきである」ということです。
今回は、敏感肌や痛みに不安がある方が、どのようにして安全に、そして「肌に優しい」脱毛を受けるべきか、その本質について医学的な視点から深く掘り下げてお話しします。
1. 「自己処理」こそが、敏感肌を悪化させる最大の原因
敏感肌や乾燥肌に悩む方ほど、「肌を守っているため」とカミソリや毛抜きでの自己処理を続けてしまいます。しかし、医学的な視点で見れば、これこそが肌に対する最大のダメージになります。
カミソリの刃は、毛を剃ると同時に、肌の表面を覆っている大切な「角質層」まで削り取ってしまいます。角質層は、外部の刺激から肌を守り、水分を保持する「バリア機能」の要です。ここが破壊されると、肌は未熟な細胞が剥き出しの状態になり、さらなる乾燥や炎症、そして深刻な色素沈着(黒ずみ)を引き起こします。
私たちは、医療脱毛を単なる「美容」とは考えていません。
カミソリ負けの繰り返しを終わらせ、お肌が本来の落ち着きを取り戻すための『大切なきっかけ』だと考えています。
2. なぜ「医師の診察」が、肌の弱い方にとって不可欠なのか
最近では、安価なエステサロンや、医師が常駐していないクリニックも増えています。しかし、敏感肌の方にとって、適切な診断なしにレーザーを照射することは、火傷や肌トラブルを招く非常にリスクの高い行為です。
お肌の状態は毎日同じではありません。その日のコンディションに合わせて、レーザーの強さを『ほんの少し』だけ加減する。
この微調整の積み重ねが、お肌の弱い方でも安全に、かつ確実に結果を出すための鍵となります。
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「今日は乾燥が強いから、設定出力を下げて、その分丁寧に重ね打ちしよう」
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「この赤みは炎症が起きているサイン。今日はこの部位を避けて、まずは肌を落ち着かせよう」
こうした判断はマニュアル通りにはいきません。25年の実績に基づいた経験があって初めて、安全な脱毛は成立します。
また、不安が強い方には「テスト照射」を行い、数日間、肌に異常が出ないかを確認してから全体の施術をするという慎重なステップも大切にしています。
3. 痛みを科学的に抑える「冷却システム」と「職人技」
「脱毛は痛い」というイメージの正体は、レーザーが毛根の黒い色素に反応した際に発生する「熱」です。この熱から肌を守りのが、当院の「ジェントルマックスプロ」に搭載された冷却システム(DCD)です。
このシステムは、レーザーが照射される直前の「0.0数秒前」に、マイナス26度の冷却ガスを瞬時に噴射します。これにより、肌の表面を一時的に凍らせるような形で保護し、熱ダメージを最小限に抑えます。
さらに、痛み対策は機械だけではありません。私たちは、照射のテンポや皮膚を引っ張る方向、そして細やかな「声掛け」にもこだわります。これらは一見アナログですが、患者様の緊張を解き、痛みの感じ方を和らげるための「熟練の技術」なのです。
4. 「アフターケア」までが医療脱毛の一部
施術が終わればそれで終わり、ではありません。肌が弱い方にとって、施術後の数日間が最も大切です。 当院では、炎症を抑えるための医療用軟膏を、必要な方にはお渡ししています。これは「もし何かあったら」という不安を、「何かあってもすぐに薬で対処できる」という安心感に変えるための、医療機関としての責任です。
また、ご自宅でのケアについても詳しく指導します。
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徹底した保湿: 脱毛後の肌は、軽い日焼けをしたような状態です。バリア機能を補うために、低刺激な保湿剤でたっぷりと水分を補給してください。
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紫外線の遮断: 弱った肌に紫外線が当たると、シミの原因になります。
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入浴の注意: 施術当日はシャワーのみにし、肌を熱しすぎないことが炎症を防ぐ鍵です。
こうした細かなアフターケアの積み重ねが、最終的な「美しい肌」という結果を作ります。
5. 25年変わらない「逃げない」という誠実さ
「私の肌でも本当に大丈夫かな?」というあなたの恐怖心は、非常に正しい防衛本能です。
「無理にお勧めして始めていただくのは、お互いにとって良いことだとは思えません。『今、本当に脱毛が必要か』という視点から、一緒に考えることを大切にしています。」
25年前の開院当初から、私はこの新潟の地で「逃げない医療」を続けてきました。万が一、肌にトラブルが起きたとき、その場ですぐに私が診察し、治療を行う。もしもお肌に赤みが出ても、『その場ですぐに医学的な処置ができる』。この解決策がセットになっていることが、お肌の弱い方にとっての本当の安全に繋がります。」
一歩踏み出すことで、肌の未来は変わります
「肌が弱いから…」と諦める必要はありません。むしろ、肌を強く、美しくするために、医療の力を頼ってください。
まずは、あなたの肌の状態を私に見せてください。25年の経験から、今受けるべきか、それともまずはスキンケアで肌を整えるべきか、正直にお伝えします。自己処理のストレスから解放され、ご自分の肌に自信を持っていただける日が来ることを、私たちは心から願っています。





