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気になるお悩みや最新治療について、ぜひ参考になさってください。
脱毛後の「保湿」が効果を左右する!お肌を乾燥から守るべき3つの理由
「せっかく高いお金を払って医療脱毛を受けるなら、1回でも多く、確実に効果を出したい」 そう願うのは、全ての患者さんに共通する想いでしょう。
新潟で25年以上、多くの患者さんの肌を診てきた形成外科専門医として、あえて断言します。
脱毛の効果を最大化し、誰もが憧れる「透き通るようなツルツル肌」を手に入れるための鍵は、照射技術だけでなく、ご自宅での「保湿」にあります。
「ただ毛を抜くだけ」で終わるか、「思わず触れたくなるような美肌」を手に入れるか。その分かれ道となる、保湿の重要性について医学的な視点から詳しく解説します。
1. 「水分の多い肌」ほど、レーザーが効率よく毛根に届く
意外に知られていない事実ですが、お肌が十分に潤っていると、脱毛レーザーのエネルギーはより効率的に毛根へと伝わります。
これをお料理に例えるなら、「乾燥した硬いお肉」よりも「水分をたっぷり含んだお肉」の方が、熱が中まで均一に通りやすいのと似ています。
お肌が乾燥してカラカラの状態だと、皮膚の表面が硬くなり、レーザーの光が散乱したり、毛根まで届く前にエネルギーがロスしてしまったりすることがあります。逆に、水分が満ち足りたお肌は、レーザーの通り道がスムーズになり、毛根に対して正確に熱を届けることができるのです。
つまり、「毎日しっかり保湿すること」は、1回あたりの脱毛効果を底上げする、最も身近な自分磨きなのです。
2. 痛みと肌トラブルを抑える「天然のクッション」
脱毛の「痛み」や、照射後の「赤み」が不安で一歩踏み出せないという方も多いでしょう。実は、これらのリスクを大幅に軽減してくれるのも「保湿」の力です。
潤いに満ちたお肌には、健康な「バリア機能」が備わっています。このバリアは、いわば「お肌を守る天然のクッション」のような役割を果たします。
お肌が乾燥してバリアが壊れていると、レーザーの熱刺激をダイレクトに受けてしまい、痛みを感じやすくなるだけでなく、火傷や毛嚢炎(もうのうえん)といったトラブルの原因にもなりかねません。
当院が導入しているジェントルマックスプロには優れた冷却システムがありますが、それ以上に、あなた自身の肌が持つ「潤いのクッション」を整えておくことが、何よりの安全策になります。
3. 「埋没毛」を防ぎ、お肌の透明感を引き出す
「毛はなくなったけれど、肌がザラザラしている」「毛穴の黒ずみが気になる」 そんな悩みの原因の多くは、乾燥による「ターンオーバー(肌の生まれ変わり)」の乱れです。
お肌が乾燥すると、表面の角質が厚く硬くなり、次に生えてくる毛が表面に出られずに皮膚の中に埋まってしまう「埋没毛(埋もれ毛)」が発生しやすくなります。
せっかくレーザーで毛を処理しても、古い角質が残っていては、透明感のある肌には見えません。
保湿によってお肌を柔らかく保つことで、毛の抜け落ちをスムーズにし、古い角質を正しく排出させる。 これこそが、単なる「除毛」ではなく「美肌治療」としての脱毛を成功させる秘訣です。
医師が教える「脱毛後」の正しいケア
脱毛期間中、そして施術直後のお肌は、非常にデリケートです。以下の3点を意識してみてください。
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「こすらず、置くように」なじませる: 強い摩擦はお肌の悲鳴に繋がります。低刺激なローションやミルクを、優しく手のひらで包み込むように塗ってください。
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お風呂上がり「3分以内」が勝負:潤いがお肌から逃げ出す隙を与えないよう、素早く保湿することで、お肌の守り(バリア)を立て直しましょう。
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日焼け対策もセットで: 乾燥した肌に紫外線は天敵です。保湿とUVケアはセットで「お肌を守る環境づくり」だと考えてください。
あなたの努力を、最高の結果に繋げるために
私たちは、25年の経験をもとに、お一人おひとりの肌状態に合わせた「最適な強さ」で照射を行います。しかし、私たちが診察室でお手伝いできるのは、美肌というゴールへ向かうための「準備」までです。
その先の「結果」を大きく左右するのは、実はご自宅での保湿という日々の優しい習慣です。
お肌が十分に潤っていると、安全性を保ちながら、より確実な手応えが期待できる強さでレーザーを照射することが可能になります。その結果、効率よく回数を重ねることができ、完了までの期間をよりスムーズに進めることに繋がります。
適切な機器の選定、熟練した照射技術、そして皆様による日々の保湿。この三つが噛み合うことで、お肌の状態はより健やかに、理想へと近づいていきます。





