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汗管腫
汗管腫 化粧でも隠せないまぶたの「ブツブツ」
化粧でも隠すことができず、年々増えてきて気になる 汗管腫
皮膚科で 汗管腫 治療を希望しても
「気にしないほうがよい」
「ほっておきなさい」
「危ない部位なので治療しないほうがよい」
「悪いものではありませんから」
「なかなか治療するのは難しいんですよ」
と言われて放置され、精神的な苦痛を感じたままでいる方が多いのが現状です。
汗管腫 は悪性腫瘍ではありませんが、化粧では隠せず、女性にとっては嫌なものです。
汗管腫 の治療は炭酸ガスレーザーが適応で、出血なく、周囲組織にダメージを与えず正常皮膚と同じ高さにすることをします。
汗管腫 とは
汗を発生させるエクリン汗腺が、真皮内で増加してできた良性の皮膚腫瘍です。
顔面、特に下まぶたに一番多く見られ、左右対称に集まって多発するために、化粧で隠せず外出を嫌がられる方もおられます。
大きさは帽針頭大から米粒大で、正常な皮膚の色か、淡い褐色をし、皮膚の表面からやや隆起しています。
悪性のできものではありませんが、化粧では隠せず、女性にとっては嫌なできものです。
発生部位と原因
前胸部、ワキなどにもありますが、一番多いのが顔面、特に下まぶたです。
散在して生じることもありますが、普通は左右対称に集まって多発します。
年齢や性別では子供や男性にも見られますが、主に思春期、または、中年以降の女性に見られます。
原因としては、遺伝性が指摘されていますが、はっきりしたことは判ってはいません。
汗管腫 は悪性ではありませんので、放置しておいても構いませんが、美容的な面で治療を希望する方が多くおられます。
当院の 汗管腫 治療の特徴
汗管腫 の治療としては 液体窒素冷凍療法・電気凝固術・皮膚剥皮術および切除術などが行われていますが、満足いく結果は得られないことが多かったです。
当院では、最新式のスキャナー機能付き炭酸ガスレーザーを用いて 汗管腫 を治療します。
炭酸ガスレーザーとは皮膚組織に含まれる水分に吸収されることで強力な熱効果を現し、腫瘍組織を限局的に破壊(蒸散)して除去する方法です。
汗管腫 に対する炭酸ガスレーザー治療は、汗管腫 組織だけを出血なく、また周囲組織にダメージを与えず正常皮膚と同じ高さにすることを目的にします。
治療手順
1)局所麻酔
極細の針を用いた局所麻酔します。麻酔中の痛みは多少ありますが、レーザー照射中の痛みは全くありません。
2)炭酸ガスレーザー照射
麻酔が効いてきたら、汗管腫 ひとつひとつずつにレーザーを照射して隆起している部分を平らにしていきます。
治療時間は 汗管腫 の数や部位で多少異なりますが、片側のまぶたで15分程です。
3)照射後の処置
照射後には傷を治す軟膏を塗布して肌色のテープを貼ります。
テープを貼られるのを嫌われる方もおられますが、傷を守るためですので、1~2日はご使用ください。
照射後の様子がご心配な方は、2~3個をテスト照射して、その結果を確認されてから残りを治療されることをお勧めします。
4)痛み止めの内服
レーザー照射後に痛みが続くのを心配される方は、治療直後に痛み止めを飲んでいただくことで痛みを抑えることができます。
アフターケア
- テープを貼ったまま当日から洗顔・化粧やシャワーも可能です。
- お渡しします塗り薬を翌日より1日、1~2回塗っていただきます。
- 治療のために仕事をお休みされる必要はありませんが、テープが気になる方は休日前に受けられた方が良いかと思います。
- 2週間後に診察に来ていただき、傷の状態を確認します。照射部は赤みや陥凹が3ヶ月程続き、また一時的な色素沈着を生じることがありますので、傷あと専用のクリームと日焼け止めをご使用ください。
注意事項
治療後の問題点
腫脹
まぶたの皮膚は薄く、麻酔や、レーザーの熱の影響で腫れが生じる場合がありますが、1週間程で軽減します。
赤みや色素沈着
炭酸ガスレーザーの照射後しばらくは赤みや色素沈着が生じますが、2~4か月程で消失します。その間は傷専用クリームをおすすめします。
傷あと
汗管腫 におけるレーザー治療では、汗管腫 の隆起している部分を平らにすることですが、傷あとが全く残らない訳ではありません。
ただ、汗管腫 に比べてははるかにその部分は目立たなくなります。
さらに、まぶたは顔の中でも傷あとが目立ちにくい部分ですので、時間と共に、この傷あとも気にならなくなります。
再発
レーザー治療はあくまでも隆起している部分を平らにする事を目的とし、完全に取り除いてしまう事ではありませんので、再発の可能性はあります。しかし実際に治療を受けられた方の再発率は、それほど多くはありません。もし再発した場合は早めにレーザー治療を受けられる事をお薦めします。
新生
炭酸ガスレーザー治療でも、汗管腫 の新生や増殖を抑える事はできません。
最近アメリカで開発された「ティーマインアイコンプレックス」は、汗管腫 の再発や新生を抑えるのに有効なクリームとして期待が寄せられています。
ティーマインアイコンプレックス
レーザー治療は 汗管腫 に対して、かなり良い結果がえられていますが、治療後の腫れや赤みを嫌われる方もおられます。そのような方には「ティーマインアイコンプレックス」をお薦めします。
ティーマインアイコンプレックス
眼元のトラブルのために開発された「ティーマインアイコンプレックス」。
汗管腫 を合併された患者様が使用されて、汗管腫 が小さくなったり、以前よりできにくくなったという場合がありました。
目の周りのトラブルに有効な抗酸化作用の強い新成分であるグリーンティー(お茶)・アルニカ(ハーブの一種)・藻・ツタ・ビタミンK等の成分が汗管腫に有効なのかと思われますが、詳しいことは判っていません。
しかし、レーザー治療を希望されない方や、治療後の再発や新生の予防を希望されている方には、試してみる価値はあるかと思われます。
14.2g/15,400円(税込)
郵送によるご注文も受けつけております。お電話でお申し込みください。
汗管腫との鑑別が難しいエクリン汗嚢腫(かんのうしゅ)
エクリン汗嚢腫(かんのうしゅ)は 30代後半~60代、特に更年期世代の女性の顔にできやすすく、皮膚の真皮内のエクリン汗腺が大きくなり袋状の嚢腫を形成することで起こります。
特徴としては、
・汗をかく季節になると目立ってくる
・目の周り特に下まぶたにできyaui
・たくさんできる
・肌色っぽく少し隆起している
・冬になると目立たなくなる
エクリン汗嚢腫の原因は不明ですが、汗をかきやすい時期にでき始め、徐々に症状が悪化するのが特徴です。
良性ですので、本人が気にならなければ放置しても問題ありません。
治療:
・炭酸ガスレーザー
・ボトックス注射 多汗症に使われている注射です。汗を抑えることでできにくくします。
費用一覧
費用一覧
費用 | |
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汗管腫1個(2個以上から) | 5,500円(税込) |
多数の場合 | 診察時にお知らせします。 |
軟膏代 | 550円(税込) |
テープ代 | 55円(税込) |
初診料 | 2,750円(税込) |
再診料 | 550円(税込) |
ティーマイン・アイコンプレックス | 15,400円(税込) |