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いつまでも若くて綺麗でありたい女性を全力でサポートいたします。
二重整形(埋没法)
二重整形 は形成外科と美容外科の研鑽を受けた専門医での手術をおすすめします。
最近の二重整形 の約90%は 埋没法 で行われています。その理由としては
・腫れが少ない
・傷あとを残さない
・他の人にバレない(早期社会復帰できる)
・手術時間が早い
・費用が安い
・気に入らなければ元に戻すことができる
など良いことばかりが言われています。
しかし、一見簡単そうな 二重整形 埋没法ですが、患者さんの目の形に合わせて細かくデザインを行い、できるだけ痛みが少なく、術後の腫れの少ない方法を常に考えなければならない難しい手術です。
しかし、ホームページでは、二重整形 埋没法 の手術方法の利点ばかりが紹介されていますが、欠点や術後の問題を記載されているものはありません。
二重整形 埋没法では患者さんの瞼の特徴を十分に確認したうえで糸で止める部位を決めていかなければなりません。
手術での失敗を防ぐためにも、瞼の解剖と機能について十分に理解している形成外科と美容外科の研鑽を受けた専門医での手術をおすすめします。
腫れない、簡単、クイックと書かれている情報を信じて入学や就職直前に受けられる方もおられます。しかし、実際には手術後の腫れや左右差などで大切なイベントが台無しになることもあります。
二重整形 埋没法 を希望される方は、十分に情報を集め、また十分な時間的余裕を持って受けられてください。
二重瞼の人種性と遺伝性
まぶたには一重まぶたと二重まぶたとがありますが、その割合は人種により異なります。日本人のまぶたは60%が一重で、欧米人に比べて目が出て脂肪が多いため、全体的に厚っぽくみえます。そのため「ねむたそうな目」とか「細い目」などと言われています。一方、欧米人はほとんどが二重まぶたで、それも幅が広く切れ込みが深くぱっちりしているため、一重まぶたの人にはとても魅力的です
また、二重まぶたには遺伝性があり、両親のどちらかが二重まぶたであれば、やがて二重まぶたに変わる確率は高いと言われています。しかし実際はその遺伝子が働きだすまでにはかなりの時間がかかりますので、自然に二重になるのを待てない方は、手術を受けるしかありません。
二重 まぶたの幅と形
日本人の二重まぶたの幅は、まつげのところから5~8mmといわれ、手術の時もこれを基準に考えられています。ただこれはあくまでも平均ですので、まぶたの形や年齢によっても異なってきますが、極端に広い二重まぶた(平行型)はお薦めできません。あまり広くすると機械的眼瞼下垂(まぶたが上がりにくくなることです)を生じ、かえって「眠たそうな目」になることがあります。
まぶたの形としては、末広がり型と並行型とがあります。ぱっちりとした大きな目を希望される場合は、末広がり型がおすすめです。
二重 ができるメカニズム
目を開けるためには、眼瞼挙筋という筋肉が収縮して上まぶたを引き上げます。この筋肉はまぶたの裏側の結膜に付いていて、目を開くとまぶたの裏側の結膜も一緒に上に向かって動きます。
この時、まぶたの裏側にある眼瞼挙筋と表側の皮膚の間に繋がりあると、眼瞼挙筋が収縮するにつれて表面の皮膚は折りたたまれて二重になります。
二重整形 手術を受けるための心がまえ
はじめに、なぜ二重まぶたにしたいかを十分に考える必要があります。
人からよく言われたいからか、それとも自分のためかです。私のクリニックで手術を受けられた方の中には、本人はその結果に満足されたのに、しばらくして元に戻してほしいと受診される場合が時にあります。理由を聞くと友人に「なぜ手術を受けたのか、前の一重まぶたの方が良かった」と否定的なことを言われ、そのことが悩みとなり元に戻したくなったそうです。当然、手術前にそのことについても十分に説明しているのですが、実際に言われると悩んでしまったと言うことです。まず、自分のために手術を受けるのであって、決して周の人のために受けるのではないことを十分に認識してください。
二重整形 にオリジナル法やクイック法などは特別な方法ではありません。
ホームページなどで「オリジナル法とかクイック法」と言う言葉が目に付きます。現在行なわれています 二重整形 の手術方法は数人の有名な美容外科医の先生方が考えだされた方法をそのまま行なっているか、多少変更して行なわれている場合がほとんどです。それらの手術方法はいくつかの医学書や医学雑誌に詳しく記載されていて、それを参考にして行われています。私自身もこれらを参考にして手術を行なってきましたが、患者様によってはそのまま利用できない場合が多くあり、少しずつ工夫をしながら現在に至っています。オリジナルと言えば言えないこともありませんが、有名な先生方の長年の研究と経験を考えますと、恥ずかしくて言えません。
また、クイック法という言葉もよく目にします。当然早いと言う意味ですが、早い=手術が上手という意味にも捉えられます。患者さんとしては早く手術を終わってもらいたという気持は分かりますが、それが手術結果に比例するわけではありません。私の場合は、手術室に入ってからしばらくは、二重整形 のデザインに時間をかけます。手術の結果はこのデザインで決まります。さらに手術が終わってからも患者さんと一緒に確認して、場合によってはやり直しをする場合もあります。私はこれらの手順を丁寧に納得いくまで行います。
オリジナル法やクイック法はとても魅力的な言葉ですが、手術は結果が全てであることは忘れないでください。
二重整形 埋没術の仕組み
二重を作るためには、まぶたの裏側とまぶたの表側の皮膚の間に繋がりを作る必要があります。
埋没法は髪の毛のように細い医療用の糸を用いて、まぶたの表の皮膚と裏側にある瞼板といわれる硬い組織を留めます。これにより目を開けることでまぶたの裏側が上に向かって移動すると、繋げた糸も上の方に引き上げられることで皮膚が折りたたまれて二重になります。
この方法は糸で留めるという単純なものなので、切開法のようにまぶたにダメージを与えることなく、手術後の修正も比較的容易に出来ます。
しかし糸で留めるだけですので、糸が緩むことがあり、朝起きたら二重の幅が浅くなっている場合があります。
広告ではクイック法と言われ、5~6分で行なうことを売りにしていますが、手術は早ければ良いと言うものではありません。手術時間は問題にしないでください。
当院が 二重整形 埋没法で選ばれる理由
- 30年以上の二重整形の豊富な治療実績のある日本形成外科専門医で美容外科医の院長が診察、治療そして手術後ケアまで一貫して行います。
- カウンセリングを大切にしています。
患者様にとって二重整形手術は初めてのことであり、期待と不安でいっぱいです。
カウンセリングでは患者さんの二重の希望と不安をしっかりお聞きいした上で、手術の具体的方法と問題を説明します。 - ご希望の二重まぶたを鏡で見ていただきながら専用の器具を用いてシミュレーションしていきます。この操作は納得頂くまで何度も行います。
- 手術時は、極細針を用いた痛みの少ない麻酔注射と、二重をより長く保つための特殊な極細の糸を用いています。
手術後の腫れを最小限にするに、高周波ラジオメスを使用して出血の少ない治療を行います。 - 徹底した衛生・安全管理
医療機器や薬剤は、厳選された製品のみを使用しています。また、滅菌・消毒を徹底することで安心して手術を受けていただきます。注:診察前に選任の美容カウセラーが患者さんの現状のお悩みや施術に対する不安や疑問点など聞いているクリニックもありますが、これは医師の診察時間を短くすることに加え、治療費の高い手術を進めるためです。
二重整形は手術を行う医師にしかわからないことがたくさんありますが、それを美容カウセラーに任せているクリニックはあまりお勧めできません。
当院の 二重整形 埋没
患者さんのまぶたの状態に合わせた交差式埋没法
一般的な埋没法
止め方としては、1点止め、2点止め、3点止めと糸の数を増やしていく方法がりますが、単純に止めるだけですので、糸が外れる可能性が高くなります。
1点止め法
3点止め法
やまもと形成外科クリニックの 二重整形 交差式埋没法の特徴
1)2本の糸を組み合わせることで、仮に一方の糸が緩んだとしても、もう一方の糸の働きで糸のズレが生じず、二重が維持されます。
2)1点止めや2点止めに比べて糸の組織にかかる面積が多くなり、緩みにくくなります。
3)中央で2本の糸を寄り合わせことで、この部分に瘢痕組織ができ二重が緩みにくくなります。
4)手術後のトラブルや患者さんの都合により抜糸を希望される場合は、沢山の糸を用いた複雑な方法や結び目を多く待つ方法では困難なことがが多いです。一方、交差式埋没法では、結び目は内・外側の2点のみのため、抜糸を希望された場合は2カ所の結び目を切断すればいいので、抜糸はそれ程難しくはありません。ただし、組織の状態によっては確実に抜糸ができるわけではありません。
交差式ループ埋没法
2本の糸を用いて四角いループを作製し、中央で寄り合わせる
一般的な埋没法に比べて当クリニックの方法は
長所
通常のメスに比べて高周波ラジオメスは出血が少なく、内出血や腫れが少ない。
交差式埋没法は緩みにくく強固な固定が得られ、長期間にわたり後戻りが起こりにくい。
短所
手術手技が複雑なため、手術時間が少し長くなる。
広い二重を希望される方へ
大きくパッチリとした目を希望される患者さんは、二重の幅を広くすればよいと思われている場合が多いです。
西洋人の目を参考にされる方が多いのですが、西洋人は目を開けた時に瞼が目の後ろに強く引き込まれることで、二重の線が非常に深くなるためパッチリとした目にみえます。
しかし、日本人に幅の広い二重を作成すると、瞼の皮膚が厚く、また目の後方への引込みが少ないため、かえって目は小さく眠たい印象となります。
また、元に戻る可能性が高くなる、まぶたと二重ラインの間の皮膚が下垂することでまつ毛が上を向かなくなる、蒙古襞が強い場合は斜めに走る蒙古襞が残り不自然なまぶたとなることなどがあります。
日本人は比較的狭い二重をつくるほうがパッチリとした目となります。
埋没法が適さない瞼
・脂肪組織が多く腫れっぽい瞼
・皮膚が厚い瞼
・非常に薄くて柔らかい皮膚をした瞼
・皮膚の弛みが多い瞼
・瞼を上げる力が弱い瞼(軽度眼瞼下垂)
・過去に埋没法を行っても二重ラインがすぐに消失した瞼
しかし、埋没法が適さない場合でも、一時的な二重でも良い場合や、切開して瘢痕を残したくない場合には、十分に納得した頂いたうえで行うこともあります。
診療の流れ
予約
予約制ですので、お電話でご予約ください。
電話:025-227-1576
外来診察
待合室にて問診表をお渡ししますのでお書きください。
予約制ですので、比較的他の患者さんと一緒になることは少ないです。
診察から説明が終わるまでは約30分です。
診察後手術を希望されれば、当日に手術の予約が行えます。
診察時に注意している事
問診:
・どのような形の二重まぶたを希望されているか
・どれほどの変化を望まれているか
・どれほどの期間、仕事を休めるか
・どれほどの期間、人に会わないでいられるか
・アイプチやアイテープの使用期間
特に長年使用している方の中には、アイプチなどによる皮膚炎が起きていて、手術に支障が生じる場合があります。
などをお聞きしますが、ご自分の意見をはっきりと伝えていただきます。これが手術の結果を一番左右します。
観察:
・眉毛の位置
・顔の左右差
・腫れっぽいまぶたかどうか
・まぶたの皮膚のたるみが強いか
・蒙古ひだの張り出しが目立つか
・奥目か出目
・鏡を見る時、顎を引いてみるか(下から覗きこむように)
・鏡や写真を撮る時、目を大きく開ける癖があるかどうか
その後、ご希望の二重まぶたを鏡で見ていただきながら専用の器具を用いてシュミレーションしていきます。この時、ご納得頂いたらそのラインで手術を計画します。
手術は診察当日には行いません。クリニックによっては当日すぐに行う所もありますが、1回の診察では十分にご自分の希望を伝えられない方や、私の説明に納得できない事があるからです。手術ですので、いくら考えても考えすぎる事はありません。少しでも疑問やわからない事があれば、当日手術を勧められても断り、しばらく考えてみることが必要です。
手術手順
1)デザイン
鏡を見ていただきながら、患者さんのご希望の二重をお聞きし、二重作成器具を用いてシミュレーションします。
患者さんの希望する二重を作成した時、瞬きしない限り二重が維持される場合は埋没法の適応となります。しかし、瞬きせずともすぐに二重が消えてしまう場合は、埋没法で二重を作成しても長期に維持することは難しいと考えられます。
また、一重瞼を注意深く見ると、二重瞼ラインに相当する細いラインが何本か確認できます。この位置に埋没法を行うと、患者さんに適した二重が作成できます。しかし、このラインを大幅に外れた二重瞼を希望される場合は、埋没法の適応とならないことがあります。
2)麻酔
表面麻酔の目薬を点眼した後、まぶたの裏側の結膜と表側の皮膚に極細の針を用いて局所麻酔を行います。多少の痛みはありますが、手術中の痛みは無くなります。
広告ではよく「無痛手術」という言葉が見られますが、これは、手術中は全く痛くないということだと思われてください。
3)デザインした二重線上の3点に高周波ラジオ針も用いて出血させずに糸を通す穴を開けます。
通常はメスを用いて2mmほどの切開を行い糸を通す穴を作りますが、当クリニックでは少しでも出血を少なくするために高周波ラジオ針を使用しています。
注:ホームページでは「皮膚は全く切らない」と書かれてあるものもありますが、これはメスの代わりに大きめの針の先端で穴を開けて行なうものですが、2mmほどの切開と同じこととなります。
4)二重用の糸2本用いて下図のように糸を通して結びます。
当院では体に優しく、吸収されない、二重が長く保たれる細い糸を使用していますが、追加料金は必要ありません
手術中に患者さんには一度座っていただき、二重の形を確認します。この時左右差がある場合はその場で修正します。
手術後は30分程まぶたを冷やします。
また、まぶたの裏側がごろごろしますが、目薬を点眼すると3~4時間程でおさまります。
手術後のアフターケア
・手術後の腫れが気になる方はサングラスをお持ち下さい。また、自宅でもしばらく冷やされることをお薦めします。
・まぶたの裏側がごろごろしますが、2~3時間程でおさまります。
・洗顔は当日より可能ですが、出血の原因となりますのでシャワーや入浴飲酒はお控えください。
・お化粧は翌日より手術の針穴を避けていただければ可能です。
・コンタクトレンズのご使用は3日程お控えください。特に、ハードコンタクトレンズを使用している患者さんは、外す際に上眼瞼を外側に強く引っ張る癖があり、これにより二重の糸が外れる可能性があますので注意が必要です。
・1週間後に診察に来ていただきます。この時、腫れの状態や幅を確認しますが、周囲の人からの発言で悩んでいないかもお聞きしています。ご希望されない場合は必要ありません。
術後の問題点
皮下出血・出血斑・血腫・腫れ
麻酔の注射や、針で糸を通すことで、皮下の血管を損傷して内出血を起こす場合があります。腫れの程度は個人差がかなりあり、3~4日で気にならなくなる方や、2週間ほど気にされた方もおられます。
腫れが続いている間は、二重の幅が予定の幅より広めになりますが、腫れが治るにつれて狭くなります。
腫れが完全に無くなるまでには1か月程かかります。
広めの平行型の二重の場合は、腫れが1か月以上続くことがあります。
・二重埋没手術で瞼が腫れる理由
1)顔の他の部位の皮膚に比べて薄い
2)毛細血管が豊富で出血しやすい
3)麻酔をしたり、糸を通すためは何度も針を刺さなければならない
4)出血した場合圧迫止血がしにくい
通常の出血では下に骨があるので圧迫で容易に止血できますが、瞼の下には骨はなく眼球があるだけです。
瞼の出血を圧迫で止める事は、眼球も圧迫することになりますが、眼球は圧迫されると不整脈が起きることがあります(眼球心臓反射)。そのため、止血はガーゼを置くだけとなり、出血を十分に止めることできず、腫れてしまいます。
5)複雑な止め方をすると腫れを強く起き、長引きやすい
従って、腫れない手術はなく、ある程度の腫れは起こると思われてください(腫れの程度は個人差もかなりあります)。
目のゴロゴロ感
術後しばらく、目が開けづらくなったり、ゴロゴロ感が続くことがあります。 通常は、時間とともに改善しますが、長く続く場合は受診されて下さい。
瞼が重かったり 引きつり感
1か月以内で軽快していきます。
感染
アイシャドーなど埋没部への化粧を手術直後に行うと感染がおこることがありますので、控えられてください。
予防のために抗生剤を4日間服用したいただきます。
埋没部のへこみ
糸が完全に皮下に埋没するまでの数週間は埋没部が陥凹しています。
嚢胞(切開部の膨らみ)
結紮した糸の断端が皮膚を刺激してできることがあります。軽い処置と抗生物質の内服で収まります。
結紮部の膨隆
目を閉じたとき、皮下に縫合糸の結紮部が隆起して見えたり、触れたりすることがあります。これは糸の断端が硬いために皮膚を押し上げることで起こりますが、糸が軟らかくなると改善してきます。
糸が透けてみえる
通常、青色の細い糸を使用しますが、まぶたの皮膚が薄い方や、糸の結び目が深く埋め込まれなかった場合は埋没糸が透けて見えることがあります。 しばらくすると糸の色が薄くなって目立たなくなります。
まぶたの内側の角張った二重線
まぶたの内側の二重幅を広くする(平行型)にすると、手術後しばらく内側の二重の線が滑らかな曲線ではなく、不自然な角張った二重線になることがあります。時間とともに改善していきます。
傷あと
傷あとはほとんど目立ちませんが、腫れている間は針穴がしばらく凹むことがあります。
二重の線の消失
毎日、2万回以上のまばたきや擦ったりする刺激によって糸がはずれたり、糸は切れていないが糸が掛かっている組織が少しずつで切れて二重の線が消失することがあります。
また、コンタクトレンズを使用している方はレンズの着脱時に瞼を引っ張るために、縫合糸に負担が常にかかりその消失率が高いと言われています。
蒙古ヒダがあるのに平行型の二重を希望される方に起こりやすいのですが、これは平行型の二重を作るためには鼻側の縫合固定の位置を襞より上に設定する必要がありますが、経過とともに固定場所がずれて糸が緩むためです。
糸の外れやすさは個人差がありますが、全く外れない方法ではないことをご理解下さい。 この場合、保証期間でしたら、無料で再手術を行ないます。
ただし、幅の変更を希望される場合は、別料金をいただきます。
二重の幅の左右差
術後に軽度の左右差がみられることがあります。
しかし、これは3〜4か月すると自然と改善されます(へリングの法則)。そのため、術後に多少左右差が生じても、すぐには修正手術は行わず経過を見ていくことが重要です。
しかし、明らかな左右差が出てしまった場合は、再手術の適応となります。
注:生まれつきの二重瞼は、自然にできたくびれの線ですので、多少の左右差がある人の方が多いです。それゆえ多少のの左右さがある二重まぶたの方がかえって自然で、全く左右さのない二重まぶたは人工的に見えなくもありません。
二重の幅の変化
手術後3か月ほどで、最初のころの幅が狭くなってきます。これは二重の線が皮膚に馴染み緩んだためです。したがって、希望されるよりやや広めの幅をお薦めしています。
二重の線の皮膚は、瞼の毎日の開眼運動により、皮下に固定された縫合糸の移動とは逆方向の下側に引っ張られる傾向にあります。それに伴って、二重の線が最初に位置より下方に移動することで、二重の線が狭くなると思われます。
また、年齢とともに皮膚のたるみが伴い、まぶたの幅や形が変化してきます。
さらに、ご自分が間近で鏡を通して意識して見る二重と他の方がみた二重は違います。これは鏡で見る時には目を見開いてみますが、この時眉の挙上の強弱や消失により重瞼幅の変化が起きるからです。
手術後に術前の予定幅より狭くなる
開眼時に眉毛を無意識に挙上する習慣のある患者さんに見られます。目を少しでも大きく見せるためと言われています。このような患者さんが手術を受けられると、術後に眉毛の挙上が消失し、予定した二重の幅が狭くなることが有ります。正確な理由はわかっていませんが東洋人である日本人は眼瞼挙筋と前頭筋の両方で開眼しているため、手術で目がおおきくなると前頭筋の働きが必要なくなり(ヘリング効果)眉毛が下がってくるためと言われます。
開眼時に無意識に眉毛を挙上する習慣を取り除くトレーニング方法
閉眼した状態で、眉毛のすぐ上の額に人差し指を軽く触れるように置きます。その後ゆっくり開眼させます。この時指が上に動いたら、眉毛が上に動いていることになります。これを毎日2回10分ほどトレーニングすることで、眉毛を挙げずに開眼できるよういなります。ただし、眼瞼下垂が強い場合や、片側の眉毛のみが挙上している場合は効果が見られないことが有ります。
予定外の二重ライン
まぶたの皮膚にたるみが多い場合に二重の幅を高く作成すると、まつ毛が側にしわができ、三重になることがあります。
縫合糸の露出
手術にはナイロン糸を使用しています。通常、体の中にあっても問題ありませんが、まれに異物反応により縫合部がしこりのように腫れたり、糸が露出してくることがあります。
腫れている場合は薬や処置でおさまりますが、 糸が露出した時は、糸を一旦抜去し、炎症が落ち着いてから再手術を行うことがあります。
元に戻したい場合
糸で留めているだけですので、手術後1ヶ月以内であれば糸が見つかりやすいため、必ずではありませんが、抜糸することが可能です。
しかし、半年を過ぎると使用した糸は透明になり、糸が瞼の奥に入り込んでしまうためほとんど見つけることはできません。
抜糸を行う際には、糸があると思われる部分を中心に局所麻酔を行いメスで切開を加えて探しますが、見つからない場合は切開を延長しなければなりません。
そのため、強い内出血や腫れが生じ、また傷跡も残ります。
また、抜糸ができたとしても、まぶたの筋肉と皮膚の間がくっ付いていると元に戻らないことがあります。
他院で受けられた 二重整形 埋没法の抜糸を希望される方へ
抜糸を希望される場合は、まずは手術を行った担当医に相談されてください。
当院では行っておりません。
子供さんの 二重整形 について
何歳から受けられるかという基準はありませんが、多くの美容外科クリニックでは11~12歳、小学校高学年位からされているようです。
しかし、解剖学的には瞼の構造が成人と同じになるのは14歳~15歳ですので、当クリニックではこの年齢からとしています。
また、お子さんが二重にしたいという明確な意志を持っている場合は問題ありませんが、親御さんのご希望だけで受けられるのは問題です。
手術後の自分の顔が嫌いになったり、友達からの指摘で精神的に問題が起こることもあります。
まずはお子さんの気持ちを大切にされてください。
二重整形 の手術前・手術後の写真掲載について
二重埋没法による患者さんの手術前後の写真を掲載されている医療機関もありますが、当クリニックは「医療広告ガイドライン」に従い、患者さんの写真や感想等は掲載しておりません。
ご了承ください。
二重整形 の手術費用について
医療機関によっては瞼の状態で1点止めでは二重まぶたができないので、2点、3点と増やすことで高額な手術料金となることがあります。
また、腫れぼったい瞼に対して小切開から脂肪を少し取り除くことで二重が作りやすいと言われ追加料金が発生することもあります(少しの脂肪を取り除いても瞼の状態は変わらないと思います)。
しかし、これは安い手術料金を提示して受診してもらい、実際は高額な手術でしかできないと患者さんを誘導する方法のように見られます。
当クリニックの手術料金は一律で追加料金を請求することはありません。これは私が行っている手術方法がほとんどの患者さんの瞼に適応できるからです(一部の瞼ではどのような埋没法でも二重にならないことがあります)。
安心して受診されてください。
二重整形 の費用一覧
当クリニックで行っている埋没法は、患者さんの瞼の状態によって固定場所や固定法に違いを持たせることがありますが、治療費は変わりません。
また、使用する糸や針も患者さんに合わせて変更していますが、その場合も追加費用はいただいておりません。
麻酔代・術後の内服薬や目薬代・麻酔に使用する極細針もはすべて含まれています。
費用一覧
費用 | |
---|---|
交差式ループ埋没法(両側/1年保証) | 110,000円(税込) |
交差式ループ埋没法(片側/1年保証) | 66,000円(税込) |
当院 抜糸(片側) | 11,000円 (税込) |
初診料 | 2,750円(税込) |
再診料 | 550円(税込) |
治療費について
治療費には麻酔代・内服薬・目薬代が含まれています。
また、保証期間内は再手術料及び再診料は必要ありません。
当院の二重の保障に関して
目元は加齢でたるみがでたり、また体型の変化(太ったり、痩せたり)や妊娠などによって
a.自然にラインが下がってくる
b.徐々に幅が狭まってくる
c.ラインが薄く見える
d.くぼんだり、腫れぼったくなる
ことがあります。このような自然の変化は保障の対象になりません。
当院の保障は二重が取れてしまった場合のみの保障で、また、ラインの変更は対象外です。
他院での埋没法後の抜糸について
行っておりません。
よくある質問
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- 二重の形は選ぶことができますか?
- 二重の形は、「末広がり」と「並行型」に分けれます。さらにそれぞれが狭い・中ぐらい・広いと細かく分けられます。
二重瞼は これらを組みあわせてご希望の形をデザインしていきます。
ただ、患者さんの目の形や瞼を上げる筋肉(眼瞼挙筋)の強さにより形が限らることもあります。
診察時に患者さんの目の状態を細かく調べてお知らせします。
-
- 並行二重にできますか?
- まぶたの状態で、平行型二重にできるどうかが決まります。
診察時に二重専用器具を用いてシュミレーションして確認します。
-
- 長年アイプチを使用していたため、浅い二重ができています。この幅の二重にすることができましか?
- 診察時に、その二重ラインでシュミレーションしてできるかどうか判断し、特に問題無ければ可能かと思います。
-
- 美容カウセラーによるカウンセリングはありますか?
- 当クリニックではすべて院長がカウンセリング・診察・手術・手術ケアを行っています。
診察前に選任の美容カウセラーが患者さんの現状のお悩みや施術に対する不安や疑問点など聞いているクリニックもありますが、これは医師の診察時間を短くすることに加え、治療費の高い手術を進めるためです。
二重整形は手術を行う医師にしかわからないことがたくさんありますが、それを美容カウセラーに任せているクリニックはあまりお勧めできません。
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- カウンセリング当日に手術を受けることはできますか?
- 当日すぐに手術を行うクリニックもありますが、当院は行っておりません。1回の診察では十分にご自分の希望を伝えられない方や、私の説明に納得できない事があるからです。手術ですので、いくら考えても考えすぎる事はありません。少しでも疑問やわからない事があれば、当日手術を勧められても断り、しばらく考えてみることが必要です。
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- 手術当日から洗顔はできますか?
- 洗顔やシャワー当日より可能です。
出血の原因となりますので入浴や飲酒はお控えください。
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- お化粧はいつからしていいですか?
- 化粧は翌日より可能です。
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- 埋没法直後からコンタクトをつけても大丈夫ですか?
- 可能なら2~3日控らえた方が良いかと思います。
埋没法は瞼の裏側に傷ができており、そこからの感染症のリスクがあるからです。
そのため、手術当日は眼鏡を忘れずにご持参ください。
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- 埋没法の後にビューラーを使用してもいいですか?
- ビューラーを使用されてもしても問題はありません。
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- 二重整形を受けるにあたって注意することはありますか?
- 手術当日は車の運転(自転車も含む)をお控えいただいています。
ご来院の際はご家族に送迎いただくか、公共交通機関をご利用ください。
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- 埋没法後に目を守るために眼帯を付けても大丈夫ですか?
- 瞼の腫れを隠すために手術後に眼帯を使用される方がおられます。
瞼の腫れは、瞼が動くことで改善するのですが(ポンプの働き)、眼帯をすると瞼を動かさなくななるため腫れがひくのが遅くなります。
使用されないほうが良いと思います。
-
- 手術後の腫れはいつまで続きますか?
- 腫れの程度は個人差がかなりあり、3日~2週間ほど続く場合がございます。
完全に腫れが引くまでは1か月程かかります。
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- 埋没法後の腫れを早く引かせる方法はありますか?
- 術後しばらくは保冷剤や氷などで冷やす(アイシング)のが効果的です。
しかし、冷やしすぎるとかえって腫れが強くなることがありますので、短時間がお薦めです。
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- 埋没法を受けて2週間程経ちましたが、二重線の食い込みが強い気がします。 このまま経過観察でいいでしょうか?
- 皮膚のたるみが強い場合や、腫れが引きずらい場合は、二重ラインの食い込みが強く続くことがあります。時間はかかりますが、徐々に改善して行くと思います。
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- 糸が外れることはありますか?
- 毎日2万回以上のまばたきや擦ったりする刺激によって糸がはずれ、二重の線が消失することがあります。この場合、保証期間内でしたら無料で再手術を行ないます。
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- 埋没法が取れにくい方の特徴は何ですか?
- 重要なのは二重の幅です。
まぶたには元来二重ラインが出来やすいライン(ナチュラルライン)があります。特に、東洋人では蒙古ひだが発達しており、これによりラインが決まりますが、そのラインを超えて二重を作成するとできなかったり、できたとしてもとれやすくなったりします。
しかし、このラインに沿って作成すると、多少まぶたが厚かっり、脂肪が多くても問題点は有りません。
このように瞼の特徴で埋没法による二重の結果に影響が出てきます。
-
- 埋没法を受けたあと、目をこすったりすると二重の線が変わることはありますか?
- 瞼を強く擦ると埋没の糸が緩んだり、外れたりして二重の線が浅くなったり無くなったりすることがあります。
-
- 二重の幅に左右差ができた時はすぐに修正術が受けられますか?
- 二重の幅の左右差は3〜4か月すると自然と改善されることがあります(へリングの法則)。
そのため、術後に多少左右差が生じても、すぐには修正手術は行わず経過を見ていくことが重要です。
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- 縫合糸でアレルギーなどは起こりますか?
- アレルギー反応を起こす方もいらっしゃいます。これにより糸が露出してきた場合は処置や再手術を行います。
心配な場合は事前にご相談ください。
-
- 埋没法は糸で留めるだけとのことですが、すぐにとれたりしませんか?
- 交差式埋没法ではすぐに取れることはありません。
しかし、コンタクトレンズを使用されている方で、瞼を強く引っ張って装着されつ場合は時に緩むこともあります。
-
- 埋没法はどのくらい持続しますか?
- 埋没法は、まぶたを糸で止めるだけの手術ですので、その二重の状態が永久的に続くわけではありません(仮縫いと言われます)
持続期間は、まぶたの状態、生活習慣や手術手技により変わってきます。
-
- 他院で埋没法を受けて取れてしまったのですが、糸は抜糸をしなくてはいけないのでしょうか?
- 可能なら全て抜糸したほうが良いのですが、現実には全ての糸を摘出する事は難しいです。しかし、通常、埋没法の手術に使用している糸は、ナイロン系の糸ですので、 体の中に残っていても結膜側に露出して角膜を傷つけない限りは問題ありません(結膜側に露出した場合は痛みが強いのですぐにわかり、抜糸も容易です)。
従って、実際は容易に抜糸できる糸は摘出し、難しい場合はそのままにしているのが現状です。
-
- 他院で受けた埋没法の抜糸を考えていますが、全ての糸を取り除くことはできますか?
- 結紮部が皮膚表面から容易にわかる場合は摘出可能であるが、そうでない場合は、
・使用した糸の数
・結紮部位の場所と数
・皮膚挙筋固定法か皮膚瞼板固定法か
・使用された糸が吸収性か非吸収性か
・糸の色が透明か色付きい(黒・青)
・糸の太さ
などの情報から推測していきます。しかし、小切開からは見つけにくいため、切開を長くする必要があるため傷跡が目立つことになりますし、操作に時間がかかるため腫れも大きくなります。それでも全て取り除くことはできないことも在ります。特に手術を受けれてから何年もたっている場合は難しいと思います。
なお、当クリニックでは他院で受けられた埋没法の抜糸は行っておりませんので、手術を受けられてクリニックにご相談されてください。
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- 過去に埋没手術を受けたことがありますが、受けることはできますか?
- 診察してみなければ正確なことはわかりませんが、手術可能なケースが多いです。しかし、 手術回数が多い場合や、希望のデザインによっては全切開など別の治療が適応になることがあります。
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- 他院で二重まぶた埋没法を受けましたが、最近瞬きをする時に、目がゴロゴロするような違和感があり、時々チクチクするような痛みもあります。こういう時は眼科に行けば良いのでしょうか?
- 恐らく、埋没法の糸が角膜を刺激して違和感や痛みが生じてりるのだと思います。原因になっている埋没糸を取り除けば、異物感や痛みは取れることが多いです。
眼科の先生は埋没法を行っていないので、糸を取ってくれる可能性は極めて低いと思います。
埋没糸を取る場合は、その埋没法を受けたクリニックに行って取ってもらうのが一番糸が取れる確率が高いと思いますので、手術を受けられたクリニックを受診されることをお勧めします。
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- 傷あとは残りますか?
- 厳密には小さな傷あとが二重のライン上に傷残りますが、小さすぎて目を閉じてもほとんど目立ちません。
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- 二重埋没法を考えています。診察を受ける時に大切な事はなでしょうか?
- 担当医師にどんな二重まぶた 末広型・平行型、幅の広さ(狭い・中ぐらい・広い)を
具体的に伝えてください。また、アイプチを使用されている場合は、二重がいつも同じ形か異なるか、どの位継続するかもお伝え下さい。
担当医師はこれらの情報とまぶたの状態を考慮して、特殊な器具を用いて二重のシミュレーションを幅を変えながら何度も行ないますので、その都度鏡で確認し、希望を伝えてください。
その後、具体的な手術方法と起こりえる問題点について説明しますので、不明な点が有りましたら、遠慮なく質問してください。
なお、質問に対して納得いく説明が得られなかったり、すぐに手術を勧められた場合は、別の医療機関を受診されるのが良いかと思います
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- 二重の手術を考えています。切開法は受けたくないのですが、埋没法の適応でないような場合もありますか?
- ・脂肪組織が多く腫れっぽい瞼
・皮膚が厚い瞼
・非常に薄くて柔らかい皮膚をした瞼
・皮膚の弛みが多い瞼
・瞼を上げる力が弱い場合(軽度眼瞼下垂)
しかし、埋没法が適さない場合でも、一時的な二重でも良い場合や、切開して瘢痕を残したくない場合には、十分に納得した頂いたうえで行うこともあります。
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- まぶたのたるみは埋没法で直せますか?
- 埋没法で直せるかどうかは、基本的にまぶたのたるみの状態で決まります。軽度の場合は二重の幅を広くる作ることで可能です。
しかし、たるみの程度が強い場合は眉下皮膚切除術と埋没法を行うのが良いかと良いかと思います。
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- まつげの生え際が見えません。埋没二重術で見えるようになりますか?
- まつ毛の生え際が見えない原因としては、生まれつき上まぶたの皮下組織の量が多いことや、アイプチ・アイテープの使用により皮膚が伸びてしまっている場合が考えられます。
二重手術は目を開ける筋肉(眼瞼挙筋)と上まぶたの皮膚を糸で連結することで、筋肉の動きで皮膚が引き込ませて溝(上眼瞼溝)を作ることですが、幅の狭い二重を作ることで、まつ毛の生え際の皮膚を内側に引き上げてまつ毛の生え際が見えるようになります。
ただ、幅の広い二重を希望されている方やアイプチによる皮膚がかなり伸びている場合は難しいかと思います。
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- アイプチやテープでまぶたの皮膚がかぶれていますが、埋没法は受けられますか?
- 軽度かぶれの場合は、問題なく受けることができます。しかし、かぶれがひどい場合は、改善してから受ける方がいい場合もあります。
特に、長期間のアイプチやアイテープ使用しますと、色素沈着や皮膚に張りがなくなり、弛んだような二重のラインになることがあります。
その場合は、長期間アイプチを中止し皮膚の改善を待たなければなりませんが、多少緩んだ二重にはなりますが埋没法を受けられますと色素沈着や皮膚の張りも改善していきます。
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- 腫れぼったいまぶたでも、埋没法で二重にできますか?
- 腫れぼったい瞼とは、皮膚が厚かったり脂肪が多かったりしているのが原因ですので、二重のラインを出すことは可能ですが、患者さんの希望通リにならないことが多いです。
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- 二重の手術は何歳から受けられますか?
- 何歳から受けられるかという基準はありませんが、多くの美容外科クリニックでは11~12歳、つまり小学校高学年位からされているようです。
しかし、解剖学的には瞼の構造が成人と同じになるのは14歳~15歳ですので、当クリニックではこの年齢からとしています。
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- 二重瞼には遺伝性があると聞いたのですが、本当でしょうか?
- 二重瞼には遺伝性(優性遺伝)があります。
二重の遺伝子の持っている場合では、5歳までに20%、中学生で40%、大学生で50%そして40台では83%の確率が二重になると言われています。また、ご両親のどちらかが二重瞼であれば、二重になる確率は高いと言われています。
そのため、中学生までの子供さんの手術はお薦めしていません。
しかし、これは統計的なことですので、二重の遺伝子があるかは時間が経たないとわからないのが現実です。
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- 両親が二重なので娘に二重術を受けさせたいのですが、可能でしょうか?
- お子さんが二重にしたいという明確な意志を持っている場合は問題ありませんが、親御さんのご希望だけで受けられるのは問題です。
手術後の自分の顔が嫌いになったり、友達からの指摘で精神的に問題が起こることもあります。
まずはお子さんの気持ちを大切にされてください。
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- 麻酔注射の時に極細針を希望する場合は追加料金と必要ですか?
- 必要ありません。
極細針を使用することで、痛みが少なく、麻酔量も少なくてすみます。また、内出血が抑えられ、手術後の腫れも少なくなります。
そのため、極細針の使用に対して、通常の料金に追加料金を加算しているクリニックもありますが、当院では極細針の使用は、当たり前と考え通常の料金に含まれています。
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- 特殊は極細の糸を希望する場合は、追加料金が必要ですが?
- 必要ありません。
特殊な極細の糸を用いると、二重が長く保たれ、糸の結び目が小さくすむため、糸が目立たず自然な二重にすることが可能です。
そのため、通常の料金に追加料金を加算しているクリニックもありますが、当院ではこのような糸を使用して二重手術をするのは当たり前と考え、通常の料金に含まれています。
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- 笑気麻酔が受けられますか?
- 痛みの弱い方に対して笑気麻酔を使用しているクリニックもあります。
手術中の痛みは感じませんが、手術でもっともお大切な坐位での左右差や形の確認ができません。そのために当クリニックでは笑気麻酔の使用は行っておりません。
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- 片目だけでも可能ですか?
- 片目抱き二重手術は可能です。
反対側の二重の線の形や幅に合わせて、もう片方のまぶたの手術を行います。
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- 埋没法による二重まぶたの幅を変更したいのですが、1年間の保証以内だったら何回でも無料でやり直してもらえますか?
- 当院の二重まぶた埋没法の1年間保証というのは、1年以内に糸が緩んで二重のラインが無くなったり、はっきりしなくなってしまった場合に、無料で再手術を行うものです。しかし、二重のラインの幅を変更したり、形を変えるのは、保証の範囲外になるため、有料になります。
また、保証期間内であれば、何回でもラインを変更してくれる医療機関もあるようですが、何回もライン変更をすることはまぶたへのダメージが強くなります。
それを避けるために、診察時に患者さんのご要望を詳しくお聞きし、最適な二重のラインを考えて行きます。
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- 過去に埋没手術を受けたことがありますが、また受けることはできますか?
- 診察時にままぶたの状態を観察して判断いたします。問題がなければ手術は可能です。この場合、前回に使用された糸がすぐに見つかれば除去いたしますが、見つかれなくても問題ありません。
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- 幅を変えることも可能ですか?
- 可能ですが、まぶたによっては出来ないこともあります。
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- 笑気麻酔の使用した手術を行っていますか。
- 当院では行っておりません。
笑気麻酔を行うと手術中に二重の幅の確認ができず、左右差が生じた場合にすぐに修正することができないからです。
また、安全とはいえ、笑気麻酔後に悪心・嘔吐 などの不快症状の原因となることがあります。
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- 腫れない手術を行っていますか?
- 二重手術で瞼が腫れるのは、
1)顔の他の部位の皮膚に比べて薄い
2)毛細血管が豊富で出血しやすい
3)麻酔をしたり、糸を通すためは何度も針を刺さなければならない
4)出血した場合圧迫止血がしにくい
通常の出血では下に骨があるので圧迫で容易に止血できますが、瞼の下には骨はなく眼球があるだけです。
瞼の出血を圧迫で止める事は、眼球も圧迫することになりますが、眼球は圧迫されると不整脈が起きることがあります(眼球心臓反射)。そのため、止血はガーゼを置くだけとなり、出血を十分に止めることできず、腫れてしまいます。
5)複雑な止め方をすると腫れを強く起き、長引きやすい
従って、腫れない手術はなく、ある程度の腫れは仕方ないと思われてください。
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- 埋没整形による二重は年齢に伴って変化しますか?
- 埋没整形による二重は、年齢に伴って変化してきます。その変化と理由としては
・二重の幅が狭くなる
・奥二重になっていく
・二重のラインが変わる
年齢とともに瞼の皮膚が下がってきて見かけ上二重の幅が狭くなったり奥二重に見えることがあります。。
・溝が浅くなって目立たなくなる
糸が取れる
これは糸が切れたためとか結び目が外れたこと起こると言われていますが、実際は糸を止めている組織が毎日の瞼の動きでゆるくなり、糸外れる場合が多いです。そこのことは切開法を行っているときに埋没法の糸を確認してわかりました。
また、糸の取れやすさは個人差が大きいですが、数ヶ月で取れてしまう人もいれば10年以上問題なったことおあります。
残念ながら、永久的なものではありません。
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- 切開法の適応はどのような事ですか?
- 埋没法で希望されるの二重が出来るのでしたら、まずは埋没法を受けられることをお勧めします。
埋没法は切開法に比べて戻りやすいのですが、希望どおりにならなかった場合には、元に戻せるというメリットでもあります。
切開法は、何度か埋没法を行っても戻ってしまう場合や、瞼の厚い方、たるみのがかなりある方などが適応となります。
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- 二重手術後の1年間の保証とはどのような内容ですか?
- 埋没法では手術を受けらえてから1年間が一番トラブルが起きやすいため1年間保証を行っています。
保証期間でしたら、いつでも無料で診察や相談が受けられます。また、必要な場合は再手術も受けられます。
(ただし 二重幅を変更変されたい場合は別料金をいただくこともあります)。
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- ネットで見られる「一生涯保証」という言葉は、どのようなことでしょうか?
- クリニックによって異なる意味を持つことがありますから、希望される場合は以下のことを確認されてください。
・一生涯とは愚弟的にはどれだけの期間となるのか。
・何が保証されるのか。再施術が無料で受けられるのか、その場合、どのような条件があるのか。
・どのような場合に保証が適用されるのか。
・通常の手術に比べてどのくらい高額になるのか?
・ 口頭での説明だけでなく、書面での契約となるのか。
なお、当クリニックでは行っておりません。