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アートメイク除去
「数年すると自然に消える」と言われ軽い気持ちで入れた アートメイク ですが、現実には消えることはなく、また メイクの流行も変化することにともなって アートメイク除去 を希望され方が多くなってきました。
アートメイク除去にはレーザー治療をお薦めしています。
当クリニックの院長は日本形成外科学会専門医でレーザー治療専門医でもあります。
アートメイク とは
表皮下0.02~0.03mmの深さに人工的に色素を入れる特殊なメイクのことを アートメイク と言い、本場アメリカではpermanent makeup として行われています。
アートメイク は、通常の刺青よりも皮膚の浅い部分に色素を入れるため、数年で自然に消えるといわれているために、刺青と異なり気楽に入れられています。
アートメイク を入れる理由
・眉毛が薄い・短い
・眉やアイラインがうまく描けない
・毎日のメイク時間を短縮したい
・化粧が面倒
・洗顔や汗で落ちないようにしたい
などです。
アートメイク除去 を消したい理由
・ファッション感覚で入れてしまったけれど、やはり消したい
・希望通りのデザインでなかった。
・自然でない
・昔とはメイクの流行が変わってしまった
・新しいデザインの アートメイク に変更したい
・年齢を重ねるにつれて眉毛やまつげも少なくなり、眉の幅の広い場合は年齢に合わない
アートメイク除去 の方法
アートメイク除去 にはレーザー治療と外科的手術とがありますが、ファーストチョイスはレーザー治療です。
当クリニックではQスイッチ付きヤグレーザーを使用しています。
Qスイッチヤグレーザーは波長1064nmの光で、黒い色素に吸収され熱作用により色素を破壊します。
アートメイクの濃さにもよりますが、照射時間は数分程度で、また、照射間隔は3か月以上1回となります。
通常のアートメイクは、色素が皮膚のごく浅い部分に、しかも少ない量しか入っていませんので、薄い場合は2~3回で、濃い場合は5~6回の照射でほとんど消すことができます。
当クリニックの院長は日本形成外科学会専門医でレーザー治療専門医でもあります。
眉毛の アートメイク除去
・レーザー治療
男性の眉のように太いものや、女性でも濃く入っているアートメイクは完全には消すことはできません。しかし、かなり薄くなることで「パッと見たところの違和感がなくなった」と言われ満足される方が多いです。
・切除手術
レーザー治療の適応外の色素やアートメイクが退色してレーザー治療の効果が認められない場合で、眉毛の下側の比較的細いアートメイクに限り切除術を行うことがあります。
幅が狭い場合は眉毛がなくなってしまいますので適応とはなりません。
また、治療後は傷あとが残りますが、その部分に眉墨で眉を描くことで傷痕はわかりにくくなります。
まつ毛(アイライン)の アートメイク除去
・レーザー治療
アイラインはまゆ毛と異なり、濃く色素を入れられています。
完全な除去を希望される場合は、やけどが起き皮膚に引き連れが起きるため、レーザー治療では薄くする程度と考えられてください。
また、まつ毛は眉毛より細いため、レーザー治療により完全に生えなくなることもあります。
そのため、担当医の説明を受けた後、十分に考えられてから治療を受けられてください。
・切除術:適応はありません。
眉毛の レーザー除去 を希望される方へのお願い
眉毛のアートメイクのレーザー治療では、眉毛を掻き分けて照射します。そのため、できるだけ眉毛を伸ばしてから、治療を受けらえてください。
短いと眉毛全体にレーザー光が当り、一時的ですが白くなってしまいます。
レーザー治療の痛みについて
レーザー治療は痛みがないと思われているか方が多いのですが、アートメイクの治療に使用するレーザーはかなりの痛みを伴います。
特に、まつ毛は眼球の近くにあるので照射中に動かれると危険ですので、局所麻酔を行います。
また、照射中は特殊機械を用いて眼球を保護しながら照射します。
特殊 アートメイク の場合
・金属が含まれたインクを使用した場合
最近は アートメイク が何年経っても色褪せないように「色素に金属などを入れている」場合があります。しかし、金属が使用しているかどうかは施術者でさえも知らないでことがほとんどです。このような色素にレーザーを照射すると、色に全く変化がないばかりか、金属に熱が伝わり照射部位に「やけど」を起こさせることもあります。
・2種類の色を使用した眉の アートメイク
片方の色のみが消えてもう片方がそのまま残るこり中途半端な結果になることもあります。
・以前入れた アートメイク の修正のために「肌色」のメイクを追加した場合
追加した色素にレーザーがどの程度効果があるかは全く分かりませんし、何回もレーザー照射を繰り返すことにもなります。修正目的に「肌色」を使用されるのはおやめください。
診療の流れ
予約
予約制ですのでまずはご予約ください。
外来診察
待合室で問診表をお渡ししますのでお書きください。
診察で医師が アートメイク の状態を診断し、治療方法と治療費をお知らせします。
治療を受けられるかどうかは、診察後にお考えください。
無理に治療を薦めることは決してありません。
また、ご不明なことがございましたら、医師や看護師に遠慮なくお尋ねください。
診察後、治療をご希望の場合は、Qスイッチ付レーザーの場合は当日受けられます。
アートメイク除去 の手順とアフターケア
Qスイッチ付レーザー治療の場合
・局所麻酔
・Qスイッチ付レーザー照射
・軟膏塗布
・ガーゼ保護
・射時間は大きさにより10分程度
・照射中の痛みはほとんどありません。
・治療後の痛みをご心配の方には、治療直後に痛み止めをお飲みください。
アフターケア
・照射後2~3日は「ひりひり感」がありますので、お渡しする軟膏を数日塗ってください。
・照射部位とその周辺は皮下出血(赤くなります)がおきます。
1週間ほどで治まりますが、気になる方は軟膏を多少厚く塗りその上から化粧で隠してください。
・洗顔は照射当日より可能ですが、擦るのはお避け下さい。
切除縫縮術の場合
・局所麻酔
・アートメイク 切除
・軟膏塗布
・ガーゼ保護
アフターケア
当日の入浴やシャワーは控えていただきます。翌日より患部を濡らさないようにされればシャワーは問題ありません。
翌日に消毒に受診されてください。
1週間目に抜糸を行います。その後は患部にテープを貼って経過を見ていきます。
1か月後と3か月後に診察を予定しています。この時傷あとの状態を観察します。
Qスイッチ付レーザー照射後の問題点
照射後の問題点
・照射後2~3日は「ひりひり感」がありますので、お渡しする軟膏を数日塗ってください。
・照射部位とその周辺は皮下出血(赤くなります)がおきます。1週間ほどで治まりますが、気になる方は軟膏を多少厚く塗りその上から化粧で隠してください。
・洗顔は照射当日より可能ですが、擦るのはお避け下さい。
長期間の経過後の問題点
・眉毛に直接レーザー光が当たるとその毛が白くなります。
レーザー照射時には眉毛を掻き分けて、出来るだけ眉毛に当たらないようにしますが 短い眉毛の場合は、掻き分けることができないため、避けることが出来ません。
白くなった眉毛は 切られると目立たなくなります。
・レーザー照射後に眉毛が生えなくなった患者さんが報告されています。このレーザーには脱毛効果はありませんが、熱効果で毛根がダメージを受けたためと思います。詳細は不明です。
・眉毛やアイラインのアートメイクのレーザー治療後に毛が生えてこなくなった方の報告がありました。これはレーザー照射により毛根がダメージを受けて脱毛したためと思われます。
・変色した色素にレーザーがどの程度効果があるかが分からないために、何回もレーザー照射を繰り返すためヤケド跡になることもあります。
・濃いアートメイクの場合、完全に消そうと何度もレーザー照射を受けられるとヤケドが生じ、その後ヤケド痕が残ることもあります。
アートメイク と感染症
アートメイク 入れられた後、いつまでも腫れが続く場合は、感染症や色素に対するアレルギー反応が考えられます。
また、B型・C型肝炎やエイズ(HIV)ウィルスなどに感染することもあります。
感染の原因は「使用した針」の使い回しです。針をすべて使い捨てにすれば問題はないのですが、そうなると経費がかかり施術料が高くなります。 そこで使用した針を洗って再度使用することで経費がかからないようにし、それが感染症を起こすことになります。
「新しい針を使うから大丈夫」というサロンもありますが、色素(墨)や機材そのものが菌に汚染されていると感染が起こることになります。
アートメイク を医師以外が行うと医師法違反です。
アートメイク や刺青など皮膚に針を刺して色素を入れる行為は、医療行為です。従って医師以外がアートメイクを行うと医師法違反となります。
アートメイクを希望の方は医療機関で受けられてください。
眼瞼下垂と アートメイク
眼瞼下垂では瞼が下がってきて視野が狭くなりまた、まつ毛の上に皮膚が被さってきます。そのためアイラインが見えづらくなるため、アートメイクで受けれれる方もおられます。
しかし、程度が進むとアイラインにもまぶたの皮膚が垂れ下がって見えなくなり、それを解消するためにさらに太いアイラインを入れると幅広いアートメイクとなってしまいます。
眼瞼下垂の手術では、視野が広くするために瞼の皮膚を切除する必要がありますが、それにより本来の太さのアイラインが現れ アイラインが目立つことになることがあります。
費用一覧
費用一覧
診療名 | 料金 |
---|---|
Qスイッチレーザー治療 両側 1回 | 33,000円~44,000円(税込) 特殊な場合は高くなることがあります。 |
手術 | 50,000円~ |
血液検査費(手術の場合のみ) | 16,500円(税込) |
初診料 | 2,750円(税込) |
再診料(診察のみ) | 550円(税込) |
消毒費 1回 | 1,320円(税込) |
治療費はアートメイクの大きさで決まります。
レーザー治療 両側で1回33000円~44000円+税(麻酔料は含まれています)となります。特殊の場合は高くなることがあります。
この他に、初診料2500円および軟膏代550円(税込)が必要です
よくある質問
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- 治療当日にシャワーは浴びて良いですか?
- 当日より患部を濡らさないようにされればシャワーは問題ありません。
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- 施術時間や回数はどれほどですか?
- アートメイクの色素が入っている範囲や、色の濃さや深さにより異なりますが、₊施術時間は10分ほどで、回数は3-5回を目安にお考え下さい。
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- 出血や腫れはある?
- 施術後しばらくして皮下出血が起こるがあります。また、まつ毛の場合は腫れが起きることがあります。
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- レーザー照射後にまつ毛や眉毛が生えなくなることがありますか?
- アートメイクの濃さによっては、レーザー光が強く反応して毛が生えなくなることもあります。