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【コラム】顔のほくろ、取るべき?取らなくていい?形成外科医が解説します。
顔や体のほくろ、気になるけど取っていいのか迷っていませんか?
「メイクのたびに気になる」
「ヒゲ剃りで引っかかって出血する」
「最近、大きくなってきたような気がする」
…そんな“ほくろ”の悩みで来院される方が増えています。
美容目的と思われがちなほくろ除去ですが、実は日常生活での支障が理由で治療される方も多いのです。
ほくろとは?
ほくろ(母斑細胞母斑)は、メラノサイトという色素細胞が集まった良性腫瘍のひとつです。
先天的にあるものや、年齢とともに出てくるものなど、形や大きさはさまざまです。
ただし中には、悪性腫瘍(皮膚がん)と判別しにくいものもあるため、自己判断せずに医師の診察を受けることが大切です。
どんな治療法があるの?
当院では、形成外科専門医が以下の2つの方法から適切な治療を選びます。
レーザー治療
小さく浅いほくろには「レーザー治療」がおすすめです
ほくろのレーザー治療は、直径が小さく、皮膚の浅い部分にあるほくろに適しています。傷跡が目立ちにくく、1回の施術で除去できることが多いのが特徴です。
切除手術のように病理検査は不要で、診察当日にそのまま治療を受けることも可能です。
特に顔のほくろ除去に最も適しており、眉毛や髪の生え際(有毛部)でも毛を残したまま治療できるのもメリットです。
短時間で終わり、ダウンタイムも少ないため、美容目的での除去にも選ばれています。
ほくろのレーザー治療は保険適用外の自由診療となりますが、当院では適正価格で明確な料金設定を行っております。
治療前に費用のご説明をしっかり行いますので、安心してご相談いただけます。
料金はほくろの大きさや部位により異なりますが、無理のない価格でご提供しております。ご不明点があればお気軽にお問い合わせください。
切除(手術)
大きなほくろや悪性が疑われる場合はに「切除手術」で対応します
直径が大きいほくろや、形・色の変化があり悪性(皮膚がんなど)の可能性がある場合には、「ほくろの切除手術(皮膚切開による摘出)」を行います。
1回の手術で除去が可能ですが、術後の経過を確認するために、検査結果の説明や傷の消毒のための通院が数回必要です。
切除したほくろは、病理検査(組織検査)に出して、悪性かどうかを詳しく調べます。
保険適用になるケースも多いため、気になるほくろがある方は早めの受診をおすすめします。
どちらの治療が適しているかは、ほくろの大きさ・場所・盛り上がり・色などによって異なります。
よくあるご質問
Q:痛みはありますか?
A:局所麻酔を使うため、処置中はほとんど痛みを感じません。
Q:傷あとが残りませんか?
A:レーザーではほとんど残りません。切除の場合も、形成外科的に丁寧に縫合します。
Q:保険は使えますか?
A:「引っかかる」「出血する」「悪性が疑われる」といった症状がある場合、保険診療が可能なケースもあります。詳しくは診察時にお伝えします。
院長からのメッセージ
ほくろは命に関わるものではありませんが、日々の生活の中で気になるということは、れっきとした“理由”です。
「気になるけど、取っていいのかな?」というお気持ちがある方は、一度お気軽にご相談ください。