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陥没乳頭の治療、いつ受ける?専門医が教える世代別ベストタイミング
一人で悩みを抱えていませんか?
「乳首が埋まったまま出てこない」「形が気になって温泉や着替えが恥ずかしい」 陥没乳頭の悩みは、非常にデリケートです。誰にも相談できず、「いつか治したいけれど、今すぐ手術が必要なのかな?」と迷いながら、何年も経過してしまったという方も少なくありません。
実は陥没乳頭の治療には、将来の授乳や健康面を考えたときに、検討をおすすめしたい時期がいくつかあります。
今回は、形成外科専門医の視点から、ライフステージに合わせた受診のタイミングについて解説します。。
【20代〜30代】結婚・妊娠・出産を考える「今」が最大のチャンス
医学的に最もおすすめしたいタイミングは、「妊娠・出産の前」です。
これには明確な2つの理由があります。
① 授乳トラブルを未然に防ぐため
陥没乳頭の最大の医学的リスクは、授乳が困難になることです。乳頭が陥没していると赤ちゃんがうまく吸い付くことができず、母乳育児を諦めざるを得ないケースがあります。また、乳管が引き込まれていることで母乳が詰まりやすく、激痛を伴う「乳腺炎」を繰り返す原因にもなります。
いざ妊娠してから「授乳のために治したい」と思っても、妊娠中は胎児への影響を考慮し、手術を受けることはできません。
将来、健やかに育児をスタートするための「事前のケア」として、妊娠前のタイミングで治療を受けておくことは、医学的にも非常に意義があることです。
② 保険診療の適応になりやすいため
当院では、「40歳未満で今後授乳の予定がある方」や「乳腺炎を繰り返している方」を対象に、健康保険での治療を行っています。
「美容整形だと思っていたから高額な費用が心配」という方も多いですが、機能改善を目的とした手術は立派な治療です。
新潟県内でも保険診療で積極的に対応しているクリニックは限られているため、経済的負担を抑えて治療できるこの時期に受診されることを強くお勧めします。
【学生・10代の方へ】体の成長を見守る時期
14歳〜15歳くらいの思春期の方は、まだ乳房の発達途中にあります。この時期に慌てて手術をしても、その後の乳房の成長によって再び陥没してしまうリスクがあります。
基本的には、18歳以上になり乳房の成長が完了したタイミングが手術の適応となります。
ただし、汚れが溜まってニオイが気になる、炎症を起こして痛むといった場合は、10代でも適切なケアが必要です。
まずは「今すぐ手術が必要か、それとも経過を見て良いのか」を診断するために受診されるのが良いでしょう。
【出産後・40代以降の方へ】衛生面と自分へのご褒美
「もう授乳の予定はないから、今さら治療しなくてもいい」と考える方もいらっしゃいます。しかし、陥没乳頭は衛生面でのリスクを抱え続けます。 くぼみに溜まった皮脂や汚れ(垢)は、放置すると細菌が繁殖し、炎症やニオイの元になります。
更年期以降に乳腺のトラブルを避けるためにも、清潔を保ちやすい形状に整えることは大きなメリットです。
また、「子育てが一段落して、ようやく自分の体のコンプレックスに向き合いたい」と受診される方も多くいらっしゃいます。
この場合は自由診療(自費)となることが多いですが、長年の気がかりが解消され、日々をより晴れやかな気持ちで過ごせるようになることは、とても大きなメリットです。
新潟で治療を受ける際、知っておいてほしいこと
「手術は痛そう」「仕事は休めるかな?」といった不安もありますよね。
やまもと形成外科クリニックでは、患者様の負担を減らすために以下の工夫を徹底しています。
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日帰り手術(片側約30分):入院は不要。週末を利用して治療可能です。
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極細の針による麻酔:注射の痛みを最小限に抑えます。手術中は麻酔が効いているため、痛みは感じません。
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専門医による繊細な術式:将来の授乳を考え、拡大鏡を使用して乳管を丁寧に温存します。
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アフターケアの徹底:術後の再発を防ぐため、専用プロテクターの装着方法までしっかり指導します。
まとめ:悩んでいる時間はもったいない
陥没乳頭は、放置して自然に治ることは稀です。一方で、適切な時期に適切な治療を行えば、驚くほどスムーズに解決する悩みでもあります。
新潟県内でも、形成外科専門医が保険でこの治療を行っているクリニックは、それほど多くありません。
もし「どこに行けばいいの?」と迷っているのであれば、「身近なクリニックで相談できる」ということを、まずは知っていただければ嬉しいです。
当院は完全予約制で、プライバシーにも十分配慮しています。他の患者様と顔を合わせる不安も少ない環境ですので、勇気を持って一歩踏み出してみてください。
あなたの悩みを自信に変えるお手伝いを、精一杯させていただきます。
陥没乳頭の治療を検討中の方へ
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