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二重埋没法の腫れは「手術」より「麻酔」で決まることがあります
二重埋没法で、いちばん多い不安は、術後の腫れや内出血ではないでしょうか。
「切らない手術なのに、どうして腫れるのか」
そう疑問に思われる方も多いと思います。
実は、埋没法の腫れは、糸をかける操作そのものより、麻酔をするときの出血が原因になることが少なくありません。
腫れの正体は「出血」と「むくみ」
まぶたは、皮膚が薄く、血管が多い部位です。そこに局所麻酔を行うと、どうしても多少の出血が起こります。
その血液や水分が組織の中に広がることで、腫れや内出血として見えるようになります。
つまり、腫れを抑えるためには、「どう手術するか」だけでなく、「どう麻酔するか」がとても重要になります。
麻酔の針には種類があります
一般的な局所麻酔では先端が鋭い細い針を使います。極細とはいえ、針は皮膚や組織を切りながら進むため、途中で血管に当たると出血しやすいという特徴があります。
これに対して鈍針は先端が丸く、組織を切らずに押し分けるように進むため、血管を切る可能性が下がり、麻酔のときの出血を抑えやすくなります。出血が少なければ、術後の腫れや内出血も軽くなりやすくなります。もちろん、どんな方法でも腫れがゼロになるわけではありませんが、腫れの原因を一つずつ減らしていくことが、ダウンタイムを短くする近道だと考えています。

針の先端が丸くなっている鈍針
当院が行っている「腫れを抑えるための工夫」
当院では、二重埋没法を行う際には、腫れを少なくするいくつかの工夫を行っています。
・麻酔は鈍針を使用します。これは出血を抑えるためです。
・皮膚表面から糸を通す小さな穴は、高周波ラジオ針も用いて出血させずに開けます。

・糸を通す針もできるだけ先端の細いものを選び、まぶたへのダメージを減らします。
・手術後は、すぐに帰っていただくのではなく、院内で30分ほどクーリングを行い、腫れや出血が落ち着くのを確認します。
どれも特別な魔法ではありませんが、一つ一つを積み重ねることで、術後の腫れをスくしています。
腫れにくさは価格表では分かりません|見るべきは麻酔と手技の中身です
ホームページや広告では、留め糸の数や価格が目立ちますが、麻酔の方法や針の種類まで、詳しく書かれていることは多くありません。
実際には
・どんな針を使うのか
・どうやって出血を抑えているのか
こうした部分が、後の腫れに大きく関わります。
だからこそ、価格だけでなく「どんな考え方で手術をしているか」も、一度確認してみてほしいと思います。
腫れが不安な方へ
二重埋没法は、決して急いで受ける手術ではありません。
腫れやダウンタイムが心配な方ほど、先に診察を受けて、自分のまぶたの特徴や腫れやすさを確認してから決めるほうが安心です。
当院では、すぐに手術を決めることを前提にせず、まずは状態を知るための診察も大切にしています。
腫れが心配で一歩踏み出せない方も、一度、落ち着いて相談してみてください。




