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埋没法で失敗しないために ― 二重手術前に知っておく7つのポイントとクリニック選びのコツ
「二重まぶたにしたい」と思った時、まず候補に挙がるのが「埋没法」です。切らずに短時間で行える、ダウンタイムが少ないなど、多くのメリットがあるこの方法ですが、実は“どこで受けても同じ”というわけではありません。
まずはご相談だけでも大歓迎です。無理な勧誘は一切ありませんので、安心してお問い合わせください。
今回は、埋没二重術を受ける前に知っておいていただきたい大切な7つのポイントを、形成外科専門医の視点からお話しします。
1.二重のしくみ ― なぜ二重になるのか?
― なぜ二重ができるのか、その原理を知ることで仕上がりへの安心感につながります。
まぶたを開くときに働く筋肉「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」が皮膚に連動して作用することで、まぶたが折りたたまれ、二重のラインができます。
この構造を応用したのが埋没法です。糸でまぶたの裏側と表側をつなぎ、皮膚が自然に折れ曲がる仕組みをつくるのが、この手術の基本です。
2.埋没法の手術法には違いがあります
一口に「埋没法」と言っても、1点・2点・3点留め、またはループ法や交差式法など、いくつかのバリエーションがあります。
当院では「交差式ループ埋没法」を採用しています。これは、2本の糸をループ状に組み合わせて中央で交差させる方法で、
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糸が緩みにくく、持続性が高い
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結び目が少ないため、抜糸も比較的簡単
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瘢痕(はんこん)組織によりラインが安定しやすい
といった利点があります。
3.広い二重=パッチリ、ではない?
「ぱっちりした目になりたいから、二重幅は広めで」と希望される方は多いです。
でも実は、広い二重を作れば大きく見えるとは限りません。
日本人のまぶたは厚みがあるため、広すぎる二重は逆に眠たそうな印象になってしまうことも。
“パッチリ見える自然な幅”は、まぶたの厚み・骨格・目の奥行きなどを総合的に見て決めるのがベストです。
4.埋没法が向かないまぶたとは?
下記のような特徴を持つ方は、埋没法が不向きなことがあります。
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皮膚が厚く、脂肪が多い
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瞼のたるみが強い
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瞼を開ける力が弱い(軽度の眼瞼下垂)
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非常に薄く柔らかい皮膚
ただし、切開を避けたい方や一時的な二重をご希望の場合などは、リスクを理解した上で埋没法を行うことも可能です。
5.術前診察で見るポイント
当院では、以下の点を丁寧に確認し、デザインに反映しています。
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顔の左右差・眉の高さ・目の効き目
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目の奥行きや皮膚のたるみ
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鏡を見るときの目の開き方や癖
6.手術当日とその後のケア
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手術は局所麻酔で行い、途中で座って左右の確認を行います。
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術後は30分ほど冷却。ごろごろ感があっても数時間でおさまります。
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当日は洗顔OK、ただしシャワー・飲酒・入浴は控えてください。
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化粧は翌日からOKですが、針穴は避けてください。
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コンタクトレンズは3日程度お休みを。
7.埋没法のよくあるトラブルとその対処
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腫れ・内出血:通常は数日~2週間以内で改善
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二重の消失・左右差:3〜4ヶ月で落ち着くことが多いですが、明らかな差は再手術の対象です
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糸の露出やしこり:まれに異物反応が起こることがありますが、適切な処置で対応できます
元に戻したい時は?
術後1ヶ月以内であれば糸の位置を確認しやすく、比較的簡単に元に戻すことも可能です。
ただし、時間が経過すると癒着が強まり、戻せない場合もあります。
お子さまの二重手術について
美容外科では小学校高学年から行っている施設もありますが、当院では瞼の構造が成人に近づく14~15歳頃を目安としています。
大切なのは、お子さん自身が「二重にしたい」と明確な意思を持っていること。
親御さんだけの希望で行うことはおすすめしません。
後悔しないために大切なのは「クリニック選び」
形成外科・美容外科の専門医による埋没法にご興味のある方は、安心してお問い合わせください。
埋没法は「切らずにできる手軽な二重整形」として人気ですが、“どこで受けても同じ”ではありません。
仕上がりの美しさや持続性、さらには術後の対応までを左右するのが、クリニック選びです。
ここでは、失敗しないためのクリニック選びの3つのポイントをお伝えします。
1. 形成外科や美容外科の専門医が在籍しているか
二重手術は見た目の調整だけでなく、まぶたの構造(解剖)を理解して行う必要があります。
形成外科専門医や、美容外科に精通した医師が在籍しているクリニックを選ぶことで、仕上がりの自然さ・安全性が大きく変わります。
2. カウンセリングが丁寧で、一人ひとりに合ったデザイン提案があるか
短時間で流れ作業のように決めてしまうカウンセリングでは、左右差や仕上がりの違和感につながることもあります。
希望や悩みをきちんと聞いてくれ、顔立ちやまぶたの特徴に合わせて提案してくれる医師かどうかがとても重要です。
3. 術後トラブルや修正・抜糸への対応方針が明確であるか
万が一、糸が取れてしまったり、左右差が出てしまった場合に、再手術や抜糸への対応がどうなっているかも事前に確認しましょう。
保証期間や追加費用についての説明があるクリニックは、誠実な運営をしている証拠でもあります。
まとめ
二重整形は、ほんの数ミリの違いが顔全体の印象を大きく左右する、非常に繊細な施術です。
「埋没法=切らずにできる簡単な手術」と思われがちですが、まぶたの構造やバランスを深く理解した上で行わなければ、思わぬ左右差や後悔につながることもあります。
だからこそ、医師の技術力、丁寧なカウンセリング、そして術後の対応までを含めて信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
埋没法は、ただ「二重になればいい」という手術ではありません。
あなたの目元に本当に似合う、自然で美しい二重を実現するために、形成外科・美容外科の研鑽を受けた専門医と一緒に考えていきましょう。
二重整形は、ほんの数ミリの差が印象を大きく変える繊細な施術です。
“埋没法=簡単な手術”というイメージだけで安易に決めてしまうと、思わぬ後悔につながることも。
医師の技術力、カウンセリングの丁寧さ、術後対応の誠実さ——。
大切な目元だからこそ、信頼できるクリニック選びから、埋没法は始まっています。
よくあるご質問(Q&A)
Q. 埋没法は何年くらい持ちますか?
A. 個人差がありますが、平均して3〜5年ほど持つと言われています。当院の交差式ループ法では、より長持ちしやすい設計です。
Q. 保証はありますか?
A. はい。当院では1年の保証を行っています。詳細時にご確認ください。
Q. カウンセリングのみの受診もできますか?
A. もちろんです。診察のみでのご相談も歓迎しております。お気軽にご予約ください