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いつまでも若くて綺麗でありたい女性を全力でサポートいたします。
眼瞼黄色腫(がんけんおうしょ)とは
眼瞼黄色腫(がんけんおうしょ)は、中年以降の方に多く見られる、上まぶたの内側にできる黄白色のふくらみです。
皮膚の中にコレステロールが蓄積することで生じる良性の皮膚腫瘍で、見た目には「薄く盛り上がったシミや腫れ」のように見えることが多く、鏡を見て気づき、来院される方も少なくありません。
コレステロールが高くないのにできるの?
「高脂血症の人にできるんですよね?」とよく質問されますが、実は血液中のコレステロール値が正常でも眼瞼黄色腫ができることは珍しくありません。
確かに高脂血症の方にできやすい傾向はありますが、健康診断では異常がなかったのにできたと驚かれるケースも多く、年齢や体質などが関与していると考えられています。
薬で治るの?
高脂血症の治療薬「プロブコール」によって、まれに黄色腫がやや小さくなることもありますが、明確な効果は出にくく、再発しやすいのが実際のところです。
そのため、見た目の改善を目的として、除去治療を選択される方がほとんどです。
🔥 治療法について
基本的な治療は切除術(手術で取り除く方法)ですが、以下のような問題が起こることがあります。
二重のラインが乱れる
まぶたの皮膚に「ひきつれ」が生じる
傷あとが目立ちやすくなる
こうしたリスクを避けるため、当院では炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)による除去治療をおすすめしています。
炭酸ガスレーザー治療がおすすめです
眼瞼黄色腫の治療法としては「手術による切除」もありますが、二重のラインが乱れたり、皮膚がつっぱったり、傷あとが目立つといったリスクがあるため、当院では炭酸ガスレーザー(CO₂レーザー)による治療を第一選択としています。
このレーザー治療は、皮膚の浅い層を少しずつ蒸散させるように削る方法であり、切除に比べてまぶたの形を自然に保ちやすく、ダウンタイムも比較的短いのが特長です。
ただし、黄色腫が大きい場合や範囲が広い場合は、一度にすべてを除去しようとすると、二重ラインの乱れや皮膚のつっぱりが生じる可能性があります。
そのような場合には、2〜3回に分けて段階的に治療を行う方法をご提案しています。これにより、まぶたの変形をできる限り抑えつつ、安全で効果的な治療が可能となります。
まずはお気軽にご相談ください
眼瞼黄色腫は健康上の大きな問題にはなりにくい良性の病変ですが、まぶたの印象や見た目に関わるため、美容的な観点からご相談が増えている症状でもあります。
「これは何だろう?」「治療したほうがいいのかな?」と少しでも気になったら、まずはご相談だけでも構いません。
当院では、まぶたの自然な形を大切にしながら、経験と実績に基づいた最適な治療法をご提案いたします。安心してご来院ください。