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眼瞼下垂(がんけんかすい)保険適用
目次
Toggle新潟市の眼瞼下垂治療|形成外科専門医が診察
「まぶたが重い」「上の方が見えにくい」「眉を持ち上げないと目を開けにくい」――このような症状は、眼瞼下垂や上まぶたの皮膚のたるみが原因かもしれません。
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、上まぶたが十分に上がらず、目を開けにくくなる状態です。視野が遮られたり、眉を持ち上げたり、あごを上げて物を見るようになることがあります。
新潟市のやまもと形成外科クリニックでは、形成外科専門医が、まぶたの開き方や皮膚のたるみ、左右差などを確認し、原因に合った治療をご提案します。
視野の狭さなどの機能的な障害が認められる場合は、保険適用で手術を行えることがあります。 見た目の改善のみを目的とする場合は保険適用外となるため、診察時にご説明します。
手術は局所麻酔による日帰りで行い、術前には眼科で目の状態を確認していただきます。
「自分は眼瞼下垂なのか」「保険が使えるのか」という段階からご相談ください。このページでは、手術方法、費用、術後の経過や注意点をご案内します。
当院の眼瞼下垂治療の特徴
形成外科専門医が診察から術後まで担当
当院では、眼瞼下垂の診察から手術、術後の経過確認まで、形成外科専門医が担当します。
まぶたの開き方、皮膚のたるみ、眉の位置、左右差などを確認し、原因に合った治療方法をご提案します。目を開けやすくする機能面と、まぶたの形の両方に配慮し、手術で期待できる変化や限界、リスクについてもご説明します。
高周波メスを使用し、出血に配慮した手術
手術では高周波メスを使用し、切開や止血を行います。 出血を抑えるよう配慮しながら、まぶたの組織を慎重に扱って手術を進めます。
ただし、術後には腫れや内出血が生じることがあり、その程度や回復までの期間には個人差があります。
局所麻酔による日帰り手術
眼瞼下垂の手術は局所麻酔による日帰り手術で、入院は必要ありません。手術後は院内で安静に過ごしていただき、状態を確認してからご帰宅いただきます。
翌日の診察や、その後の抜糸などで通院が必要です。遠方から受診される方やお仕事のある方には、事前に通院予定と術後の注意点をご案内します。
保険適用の可否を診察時にご説明
眼瞼下垂と診断され、視野の狭さや目の開けにくさなど、治療を必要とする機能的な障害が認められる場合は、健康保険が適用されることがあります。
見た目の改善のみを目的とする手術は保険適用外です。診察で適用の可否を判断し、費用と併せてご説明します。
提携眼科と連携し、目の状態を確認
まぶたの手術後には、目の乾きや見え方が変化する場合があります。
当院では提携眼科と連携し、手術前後の視力や目の表面の状態、ドライアイの有無などを確認します。まぶたの状態だけでなく、目の状態も踏まえて治療と術後のケアを進めます。
顧問医・村上正洋医師と共同で手術を実施
当院では、元日本医科大学武蔵小杉病院形成外科教授で、現在は「まぶたとヒフのクリニック 千駄木プラザ形成外科」院長の村上正洋医師を顧問に迎えています。
村上医師は定期的に来院し、当院の医師と共同で眼瞼下垂の手術を行っています。
眼瞼下垂の原因とは?
眼瞼下垂の原因には、生まれつきまぶたを上げる筋肉の働きが弱いもの(先天性)と、加齢などによって後から生じるもの(後天性)があります。
成人では、まぶたを上げる筋肉の力を伝える「腱膜(けんまく)」がゆるみ、目を開けにくくなるタイプが多くみられます。筋肉や神経の病気が原因となる場合もあるため、原因を確認することが大切です。
また、まぶたを上げる力が保たれていても、皮膚のたるみが視界を遮る「眼瞼皮膚弛緩症」があります。眼瞼下垂と見た目が似ており、両方が重なっている場合もあるため、診察で区別して治療方法を検討します。
先天性眼瞼下垂
先天性眼瞼下垂は、主に生まれつき眼瞼挙筋(まぶたを持ち上げる筋肉)の発育や働きが不十分なことによって起こります。生まれたときから、または乳児期にまぶたの下がりが認められ、片側だけの場合も両側の場合もあります。
まぶたが瞳孔を覆うなど、視力の発達に影響する場合は、弱視につながるおそれがあるため、早めの眼科での評価が必要です。
すべての場合に早期の手術が必要なわけではありません。視力への影響やまぶたの下がり方、あごを上げて見る姿勢の有無などを確認し、治療の必要性と時期を判断します。
後天性眼瞼下垂
後天性眼瞼下垂は、生まれたときにはなかったまぶたの下がりが、その後に生じるものです。
多くみられるのは、まぶたを上げる筋肉の力を伝える「挙筋腱膜(きょきんけんまく)」がゆるんだり、まぶたを支える組織との付着が弱くなったりする、腱膜性眼瞼下垂です。主に以下のような要因が関係します。
加齢による腱膜のゆるみ
加齢に伴い、挙筋腱膜が伸びたり、付着が弱くなったりすると、筋肉の力がまぶたに十分に伝わらなくなります。
単に筋力が落ちるだけでなく、まぶたを上げる仕組みに変化が起こることが、目を開けにくくなる原因となります。
ハードコンタクトレンズの長期使用
ハードコンタクトレンズを長期間使用している方では、腱膜性眼瞼下垂が起こりやすいことが知られています。
レンズの着脱時にまぶたを引っ張る動作など、繰り返される物理的な負担が関係すると考えられています。
目をこする習慣
花粉症やアトピー性皮膚炎などで、まぶたを繰り返し強くこする習慣も、腱膜性眼瞼下垂に関係する場合があります。
かゆみが続く場合は、こすらずに済むよう、原因に応じた治療を受けることが大切です。
白内障・緑内障などの眼内手術後
白内障や緑内障などの手術後に、眼瞼下垂が生じることがあります。
手術時のまぶたへの負担などによって、挙筋腱膜のゆるみや付着の変化が生じる場合があります。ただし、術後のまぶたの下がりには一時的なものもあるため、経過と原因を確認して判断します。
神経や筋肉の病気
後天性眼瞼下垂には、動眼神経麻痺や重症筋無力症など、神経や筋肉の病気によるものもあります。
原因によっては、まぶたの手術よりも、もとの病気の検査や治療が優先されます。加齢によるものと自己判断せず、診察で原因を確認することが大切です。
眼瞼皮膚弛緩症
眼瞼皮膚弛緩症(がんけんひふしかんしょう)は、加齢などによって上まぶたの皮膚がたるみ、目にかぶさる状態です。
まぶたを上げる筋肉の働きが保たれていても、余った皮膚が視界を遮り、上の方や目尻側が見えにくくなることがあります。 また、皮膚がまつげを押し下げ、目元の重さや不快感につながる場合もあります。
眼瞼下垂とは主な原因が異なりますが、両方が重なっている場合もあります。 診察では、皮膚のたるみとまぶたを上げる働きをそれぞれ確認し、治療方法を検討します。
眼瞼下垂の手術前に眼科受診をお願いする理由
当院では、眼瞼下垂の手術を受けられるすべての患者さまに、事前の眼科受診をお願いしています。
まぶたの手術は、目の開けやすさだけでなく、目の乾きや見え方にも影響することがあるためです。
ドライアイや目の表面の状態を確認するため
手術後は、まぶたが開きやすくなる一方で、目の表面から涙が蒸発しやすくなったり、まぶたの閉じ方やまばたきが変化したりする場合があります。その結果、目の乾きやゴロゴロする異物感が生じることがあります。もともとドライアイがある方では、症状が強くなる可能性もあります。
術前に角膜・結膜などの状態を確認し、必要に応じて点眼治療などを行い、手術前後のケアに備えます。
視力や見え方を確認するため
見えにくさの原因は、まぶたの下がりだけとは限りません。白内障など、ほかの目の病気が関係している場合もあります。
術前の視力や目の状態を把握しておくことは、手術後に見え方の変化があった際、その原因を検討するうえでも役立ちます。
検査結果を治療方針と術後のケアに生かすため
眼科で確認した目の状態と、形成外科で確認したまぶたの状態を踏まえ、手術方法や時期、術後のケアを検討します。
検査によってすべての合併症を防げるわけではありませんが、事前にリスクを把握し、必要な対策を考えるための大切な検査です。
別の医療機関への受診でお手数をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
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眼瞼下垂の診療の流れ
ご予約から診察、手術、術後の経過確認までの流れをご案内します。
STEP 1:ご予約
当院の眼瞼下垂の診察は完全予約制です。お電話またはWEBからご予約ください。
眼瞼下垂の診察は平日に行っています。診療日や予約の空き状況をご確認のうえ、ご予約をお願いいたします。
STEP 2:外来診察
ご来院時に、問診表と「眼瞼下垂チェックシート」にご記入いただきます。
まぶたの下がりが気になり始めた時期、見えにくさなどの症状、目の病気や手術歴、コンタクトレンズの使用歴、服用中のお薬などを伺います。
診察では、まぶたの開き方、皮膚のたるみ、眉の位置、左右差などを確認し、考えられる原因や治療方法、保険適用の可否についてご説明します。
成人の方は、可能であれば若い頃の目元がわかるお写真をお持ちください。以前のまぶたの形や眉の位置と、現在の状態を比較する参考になります。お写真がなくても診察は受けられます。
診察から手術の説明までの所要時間は約30分が目安です。ご相談内容や診察の状況によって前後します。
問診項目
眼瞼下垂の原因や治療方針を検討するため、以下の内容を伺います。わかる範囲でご記入いただき、不明な点は診察時にお伝えください。
1.症状が始まった時期と経過
生まれたときからまぶたが下がっていたのか、いつ頃から気になり始めたのかをご記入ください。急に下がったのか、徐々に進んだのか、片側か両側かも、原因を考える手がかりになります。
2.時間帯や疲労による変化
朝と夕方でまぶたの開き方が変わるか、疲れると下がるか、休むと改善するかを伺います。
物が二重に見える、手足に力が入りにくい、飲み込みにくいなどの症状がある場合もお伝えください。重症筋無力症など、神経や筋肉の病気の検査が必要かを検討します。
3.コンタクトレンズの使用歴
ハード・ソフトの種類、使用年数、着脱方法などを伺います。特にハードコンタクトレンズの長期使用は、腱膜性眼瞼下垂に関係することがあります。
4.目やまぶたの手術歴・けがの有無
白内障・緑内障などの目の手術、二重まぶたや眼瞼下垂の手術、目元のけがについてご記入ください。手術やけがの後に、まぶたの下がりが生じたかも確認します。
5.見えにくさや頭痛・肩こりなどの症状
視野の狭さ、目の疲れ、頭痛、肩こりなど、気になる症状をご記入ください。眉を持ち上げたり、あごを上げたりして見ることがあるかも伺います。
これらの症状には、眼瞼下垂以外の原因が関係している場合もあります。
6.アレルギーや目をこする習慣
花粉症、アトピー性皮膚炎、目のかゆみの有無を伺います。まぶたを繰り返し強くこする習慣がある場合もお伝えください。
7.持病と服用中のお薬
高血圧、糖尿病、心臓や脳の病気などの持病と、服用中のお薬を確認します。お薬手帳をお持ちの方はご持参ください。
特に、血液を固まりにくくする薬は、手術時の出血への対応を検討するうえで重要です。また、一部の抗不安薬や睡眠薬などが、目を開けにくくなる眼瞼けいれんに関係する場合もあります。
お薬は自己判断で中止せず、処方医と相談して対応します。
8.ご家族の同様の症状
ご家族に、生まれつきまぶたが下がっている方や、同様の症状がある方がいればご記入ください。原因を検討する参考にします。
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眼瞼下垂と重症筋無力症について
診察で確認する項目
眼瞼下垂の診察では、まぶたの下がり方だけでなく、眉や額の動き、まぶたを上げる力、皮膚のたるみなどを確認します。
1.頭の位置・物を見るときの姿勢
視界を確保するために、あごを上げて物を見ていないかを確認します。このような姿勢が続くと、首や肩に負担がかかる場合があります。
2.眉を上げる動き・額のシワ
まぶたを上げる働きを補うために、おでこの筋肉を使って眉を持ち上げていないかを確認します。額のシワも参考になりますが、シワだけで眼瞼下垂とは判断できません。
額へのボツリヌストキシン注射で眉を上げる働きが弱まると、まぶたの重さや皮膚のかぶさりが目立つ場合があります。注射を受けたことがある方や、予定している方は診察時にお伝えください。
3.眉の位置・皮膚のたるみ
眉の高さや左右差、上まぶたの皮膚のたるみを確認します。
眉を持ち上げる動きで、まぶたの下がりが目立たなくなっている場合もあります。眉の動きを抑えた状態でも確認し、眼瞼下垂と皮膚のたるみを区別します。
また、手術後に眉を持ち上げる必要が少なくなると、眉の位置が下がり、二重の幅や目元の印象が変化する場合があります。
4.二重のライン・まぶたのくぼみ
二重の幅や左右差、ラインの乱れ、上まぶたのくぼみなどを確認します。以前の写真があれば、変化を把握する参考になります。
ただし、二重の変化だけで眼瞼下垂を診断することはできません。
5.まぶたの位置・まぶたを上げる力
正面を見たときのまぶたの位置や、瞳孔へのかぶさり方を確認します。必要に応じて、角膜の光の反射点から上まぶたの縁までの距離(MRD-1)を測定します。
眉の動きを抑えた状態で、下を見たときから上を見たときまで、まぶたがどの程度動くかも調べます。これらの所見と生活上の支障を併せて、状態や治療方法を判断します。
6.目の動き・まぶたの閉じ方
眼球の動きや物が二重に見える症状の有無、まぶたを十分に閉じられるかなどを確認します。神経や筋肉の病気の可能性、手術後の目の保護を考えるうえで大切な項目です。
7.重症筋無力症が疑われる場合の検査
時間帯や疲労によってまぶたの下がり方が変わる場合などは、重症筋無力症の可能性も考えて診察します。
必要に応じて、医師の管理のもとでまぶたを冷やし、下がり方が一時的に改善するかを確認する「アイスパック試験」を行います。
この検査だけで診断はできません。症状やほかの検査結果を併せて判断し、必要に応じて脳神経内科などと連携します。
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眼瞼下垂と重症筋無力症について
提携眼科での術前検査
診察後、手術をご希望される方には、提携眼科の受診をお願いしています。
眼科では、主に以下の項目を確認します。
- 視力や見え方
- 角膜・結膜など、目の表面の状態
- ドライアイの有無や程度
眼瞼下垂の手術後は、目の乾きや見え方が変化する場合があります。術前の状態を把握し、手術前後のケアや、術後に変化があった際の評価に役立てます。
検査結果を確認したうえで、手術に向けた準備を進めます。
眼瞼下垂の手術について
眼瞼下垂によって目を開けにくい、視野が狭いなどの支障がある場合は、原因やまぶたの状態に応じて手術を検討します。
当院では、主にまぶたを上げる力を伝えやすくする「挙筋腱膜前転術」と、視界にかぶさる余分な皮膚を取り除く「眉毛下皮膚切除術」を行っています。
この2つは治療する部分が異なります。まぶたを上げる働き、皮膚のたるみ、眉の位置などを確認し、適した手術方法をご説明します。
挙筋腱膜前転術と眉毛下皮膚切除術の違い
上まぶたの重さや視野の狭さは、まぶたを上げる力が十分に伝わらないことや、余分な皮膚が視界にかぶさることによって生じます。
当院では、主な原因に応じて、次の手術を検討します。
- 挙筋腱膜前転術:ゆるんだ腱膜の位置や固定を調整し、まぶたを上げる筋肉の力を伝わりやすくする手術です。
- 眉毛下皮膚切除術:眉毛の下で余分な皮膚を切除し、視界にかぶさる皮膚のたるみを改善する手術です。
まぶたを上げる働きの低下と皮膚のたるみが、重なっている場合もあります。診察でそれぞれの状態を確認し、ご希望も伺いながら、手術方法と期待できる変化、リスクをご説明します。
挙筋腱膜前転術(きょきんけんまくぜんてんじゅつ)とは
挙筋腱膜前転術は、まぶたを上げる筋肉の力を伝えやすくする手術です。主に、加齢などで挙筋腱膜がゆるんだ「腱膜性眼瞼下垂」に対して行います。
眼瞼挙筋は、上まぶたを持ち上げる筋肉です。その力は「挙筋腱膜」を介して、まぶたを支える「瞼板(けんばん)」に伝わります。
この腱膜が伸びたり、瞼板との付着が弱くなったりすると、筋肉の力が十分に伝わらず、まぶたが上がりにくくなります。手術では腱膜の位置や固定を調整し、目を開けやすくすることを目指します。
手術の流れ
- デザインの確認
まぶたの形、左右差、皮膚のたるみ、二重のラインを確認します。ご希望も伺い、機能改善を基本として、対応できる範囲をご説明します。 - 麻酔
点眼麻酔と局所麻酔を行い、手術中の痛みを抑えます。痛みを感じる場合は、その場でお伝えください。 - 切開と腱膜の調整
上まぶたの皮膚を二重のラインに沿って切開し、挙筋腱膜を確認します。腱膜を周囲の組織から必要な範囲で剥離し、位置を調整して瞼板に縫い付けます。 - まぶたの開き方を確認して縫合
手術中にまぶたの高さや形、左右のバランスを確認し、必要な調整を行ってから皮膚を縫合します。
筋肉そのものを強くする手術ではないため、まぶたを上げる筋肉の働きが著しく弱い場合などは、別の術式を検討します。
。 
術後の経過
抜糸は通常、術後7日目を目安に行います。
腫れや内出血は徐々に落ち着きますが、回復には個人差があります。術後1か月頃にも腫れや左右差が残る場合があり、まぶたの形や傷あとが落ち着くまでには、さらに時間がかかることがあります。
手術を検討する方
主に、挙筋腱膜のゆるみなどによって、まぶたを上げる筋肉の力が十分に伝わらなくなっている方が対象です。
- 上まぶたが下がり、上方の視野が遮られている方
- 目を開けにくく、眉を持ち上げて見るなどの負担がある方
- 加齢やコンタクトレンズの長期使用などに関連する、腱膜性眼瞼下垂と診断された方
額のシワや頭痛、肩こりを伴う場合もありますが、それらの症状だけで手術の必要性は判断できません。 診察で原因とまぶたの状態を確認します。
保険適用の可否は、診断と機能的な障害の有無などを踏まえて判断します。
期待できる変化と注意点
手術によってまぶたが上がりやすくなり、まぶたに遮られていた視野の改善や、目を開ける負担の軽減が期待できます。
二重のラインに沿って切開するため、傷あとがまぶたの折り目に隠れやすい一方、傷あとが完全になくなるわけではありません。
また、手術に伴って二重の幅や形、目元の印象が変わる場合があります。ご希望も伺いますが、保険診療では機能改善が基本となり、美容目的の二重形成は別の扱いになります。
術後には左右差、上がりすぎ・上がり不足、再発などが生じる可能性があり、経過によっては修正手術を検討します。
当院では、目を開けやすくする機能面と、まぶたの形の両方に配慮し、期待できる変化や限界を事前にご説明します。
眉毛下皮膚切除術(びもうかひふせつじょじゅつ)とは
眉毛下皮膚切除術は、眉毛の下で余分な皮膚を切除し、上まぶたにかぶさる皮膚のたるみを改善する手術です。
主に、まぶたを上げる働きよりも、皮膚のたるみが視野の狭さや目元の重さの原因となっている場合に検討します。まぶたを上げる筋肉や腱膜の働きを直接改善する手術ではありません。
手術の流れ
- デザインの確認
皮膚のたるみ、眉の位置、左右差、目の閉じやすさなどを確認し、切除する範囲を決めます。ご希望も伺い、術後に予想される変化をご説明します。 - 麻酔
局所麻酔を行い、手術中の痛みを抑えます。 - 皮膚の切除と縫合
眉毛の下のラインに沿って切開し、余分な皮膚を切除して縫合します。状態に応じて、眼輪筋や脂肪の一部を処理する場合もあります。
手術を検討する方
- 上まぶたの皮膚のたるみが視界にかぶさっている方
- 皮膚のたるみによる、上まぶたの重さがある方
- 二重のラインを直接切開する方法以外で、たるみの改善を希望される方
眼瞼下垂を併発している場合や、過去にまぶたの手術を受けている場合は、それぞれの状態を確認して術式を検討します。
期待できる変化と注意点
視界にかぶさる皮膚が減ることで、視野の改善や上まぶたの重さの軽減が期待できます。
二重のラインを直接切開しない方法ですが、たるみが減ることで、二重の見える幅や目元の印象が変わる場合があります。
切開線は眉毛の下に沿って設けますが、傷あとが完全に隠れたり、なくなったりするわけではありません。赤みや硬さが続く場合があり、目立ち方には個人差があります。
術後の経過
手術は局所麻酔による日帰りで行い、抜糸は通常、術後7日目を目安に行います。
腫れや内出血は徐々に落ち着きますが、2週間を超えて残る場合もあります。傷あとの赤みや硬さは、数か月以上かけて変化します。
左右差、感染、出血、まぶたの閉じにくさ、傷あとが目立つなどのリスクがあり、術前にご説明します。
挙筋腱膜前転術と眉毛下皮膚切除術の違い
2つの手術は、治療する部位と目的が異なります。
挙筋腱膜前転術は、ゆるんだ腱膜の位置や固定を調整し、まぶたを持ち上げる筋肉の力を伝えやすくする手術です。主に、腱膜性眼瞼下垂に対して行います。
眉毛下皮膚切除術は、眉毛の下で余分な皮膚を取り除き、視界にかぶさるたるみを改善する手術です。必要に応じて眼輪筋や脂肪の一部を処理する場合もありますが、まぶたを持ち上げる筋肉や腱膜の働きを直接改善する手術ではありません。
眼瞼下垂と皮膚のたるみが重なっている場合もあるため、診察でそれぞれの状態を確認します。腫れや回復期間の短さだけで選ぶのではなく、症状の原因に合った術式を検討します。
切らない眼瞼下垂手術とは?
「切らない眼瞼下垂手術」は、一般に、まぶたの皮膚を切開せず、糸などを用いてまぶたの開きを調整する方法を指します。ただし、この名称で案内される術式は医療機関によって異なります。
二重のラインを作る「二重埋没法」と、まぶたの開きを改善する手術は、目的や操作する部位が異なります。
皮膚を切開しない方法にも適応や限界があり、すべての眼瞼下垂に対応できるわけではありません。特に、余分な皮膚が視界にかぶさっている場合は、糸による調整だけでは皮膚のたるみを取り除けません。
腫れや回復期間、効果の持続性、再発の可能性は、術式やまぶたの状態によって異なります。「切らない」という言葉だけで判断せず、具体的な方法とリスクを確認することが大切です。
当院では、いわゆる「切らない眼瞼下垂手術」は行っていません。 診察で原因を確認し、挙筋腱膜前転術や眉毛下皮膚切除術などから、状態に合った方法をご説明します。
術後のアフターケアについて
当院では、手術翌日に診察を行い、傷口の状態や腫れ、出血の有無などを確認します。抜糸は通常、術後7日目を目安に行い、その後も必要に応じて経過を確認します。
手術当日は、シャワー・入浴・飲酒を控えてください。 体が温まることで、出血や腫れが強くなる可能性があります。再開時期や洗顔、運動などの注意点は、術後の状態に応じてご案内します。
処方されたお薬は指示どおりに使用し、傷口を強くこすったり、押したりしないようにしてください。
強い痛み、急激な腫れ、急な見え方の変化がある場合は、次回の診察を待たず、速やかに当院へご連絡ください。
眼瞼下垂手術後の症状・リスクと合併症について
眼瞼下垂の手術では、目の開けやすさや視野の改善が期待できる一方、腫れや内出血などの術後症状や、追加の治療を必要とする合併症が生じる可能性があります。
症状の程度や回復までの期間には個人差があり、まぶたの状態や術式によっても異なります。
以下では、術後早期にみられる症状・合併症と、時間が経ってから目立つ、または長く続く可能性のある変化に分けてご説明します。なお、これらが現れる時期には幅があり、必ずしも明確に分かれるわけではありません。
挙筋腱膜前転術後、早期にみられる症状・合併症
1.上まぶたの腫れ・内出血・血腫
術後には、上まぶたの腫れや、内出血によるあざが生じます。徐々に軽くなりますが、1週間で完全に引くとは限らず、数週間以上残る場合もあります。
出血が組織内にたまる「血腫」ができた場合は、状態に応じて血液を取り除く処置や止血が必要になります。
急激に腫れる、強く痛む、急に見えにくくなる場合は、次回の診察を待たず、直ちに当院へご連絡ください。
2.傷口の感染
傷口に細菌感染が起こる場合があります。赤みや腫れ、痛みが増す、膿が出るなどの変化があれば、当院へご連絡ください。
診察で状態を確認し、抗菌薬の使用や、必要に応じて傷口の処置を行います。
3.まぶたの高さ・形の左右差、上がりすぎ・上がり不足
術後早期は、腫れ方の違いなどによって、まぶたの高さや形に左右差が出ることがあります。また、次のような状態が生じる場合もあります。
- 過矯正:まぶたが上がりすぎている状態
- 低矯正:まぶたの上がり方が不十分な状態
腫れが落ち着くにつれて変化する場合もあるため、経過を確認して判断します。状態によっては、追加の調整や修正手術を検討します。
まぶたが十分に閉じられない「兎眼(とがん)」がある場合は、目の表面を保護するための治療が必要になることがあります。
4.まぶたの外反・内反
まぶたの縁が外側に向く「外反」や、内側に向く「内反」が生じる場合があります。
軽度では経過とともに改善することもありますが、まつげが目に触れる、目が乾く、痛むなどの症状がある場合は診察が必要です。状態に応じて修正を検討します。
5.二重のラインの変化
術後に、以下のような変化が生じる場合があります。
- 二重の幅や形に左右差が出る
- 二重のラインが浅くなる、または消える
- 予定していなかったラインが現れる
腫れが落ち着くにつれて変化することもありますが、希望どおりのラインになるとは限りません。経過を確認し、必要に応じて対応を検討します。
6.目の乾き・ドライアイの悪化
まぶたが開きやすくなる一方で、涙が蒸発しやすくなったり、まばたきや目の閉じ方が変化したりして、乾き、ゴロゴロ感、しみる感じなどが生じる場合があります。もともとドライアイがある方では、症状が強くなることもあります。
目の状態に応じて点眼薬や眼軟膏などを使用し、必要に応じて眼科と連携します。痛みや見えにくさを伴う場合は、早めにご連絡ください。
挙筋腱膜前転術後、時間が経ってから目立つ・長く続く可能性のある変化
1.傷あと・色素沈着
切開した部分には傷あとが残ります。二重のラインに沿うため目立ちにくくなることが期待されますが、赤みや硬さが数か月以上続く場合があり、目立ち方には個人差があります。
色素沈着や、傷あとが盛り上がる肥厚性瘢痕などが生じる場合もあります。経過を確認し、必要に応じて治療を検討します。
2.眉の位置の変化
手術前に、おでこの筋肉を使って眉を持ち上げていた方では、術後にその動きが減り、眉の位置が下がることがあります。
これに伴って、二重の見える幅や、上まぶたの皮膚のかぶさり方が変わる場合があります。術前に予想される変化をご説明し、術後の経過を確認します。
3.まぶたのむくみが長引く
腫れやむくみの引き方には個人差があり、数か月にわたって残る場合があります。多くは徐々に軽くなりますが、長引く場合は原因を確認します。
一度落ち着いた腫れが再び強くなる、赤みや痛みを伴う場合は、当院へご連絡ください。
4.乱視や見え方の変化
まぶたが角膜に与える圧力や、目の表面の乾燥状態が変わることで、見え方がぼやけたり、以前の眼鏡が合わなくなったりする場合があります。
時間とともに落ち着くこともありますが、症状が続く場合は眼科と連携して確認します。眼鏡を作り直す時期も、目の状態を踏まえてご相談ください。
急に見えにくくなった場合や、強い痛みを伴う場合は、直ちにご連絡ください。
5.仕上がりと希望との違い
まぶたの高さや形、二重の幅、左右差などが、ご希望や術前のイメージと異なる場合があります。術前には、期待できる変化と限界を説明し、ご希望を確認しますが、仕上がりを完全に予測・保証することはできません。
術後は腫れや眉の位置の変化によって印象も変わるため、経過を確認しながら評価します。修正を検討する場合も、その必要性や時期、追加の手術に伴うリスクをご説明します。
6.眼瞼下垂の再発
手術で改善しても、時間の経過とともに、再びまぶたが下がる場合があります。 加齢に伴う組織の変化などが関係することがあり、効果が生涯続くとは限りません。
再び目を開けにくくなったり、視野が狭くなったりした場合はご相談ください。まぶたを上げる働きや皮膚・眉の状態を確認し、原因に応じて経過観察や再手術などを検討します。
眉毛下皮膚切除術後、早期にみられる症状・合併症
1.切開部や上まぶたの腫れ・内出血・血腫
術後には、切開部や上まぶたの腫れ、内出血によるあざが生じます。徐々に軽くなりますが、1週間で完全に引くとは限らず、数週間以上残る場合もあります。
出血が組織内にたまる「血腫」ができた場合は、状態に応じて血液を取り除く処置や止血が必要になります。
急激な腫れ、強い痛み、急な見えにくさがある場合は、直ちに当院へご連絡ください。
2.傷口や毛穴の炎症・縫合糸に関連するトラブル
傷口や眉毛の毛穴に炎症が起こり、赤み、腫れ、痛みなどが生じる場合があります。また、縫合糸に対する異物反応や、糸の周囲の感染によって、しこりや膿が生じることもあります。
赤みや痛みが増す、膿が出る場合は、当院へご連絡ください。 診察で原因を確認し、必要に応じて抗菌薬の使用、原因となる糸の除去、排膿などを行います。
3.切開部周囲のシワ・皮膚のひきつれ
術後は、切開部の周囲、特に眉の内側などに、シワや皮膚の寄り、ひきつれが目立つ場合があります。
腫れが引き、皮膚や傷あとがなじむにつれて軽くなることがありますが、完全に消えるとは限りません。 経過を確認し、長く残る場合や目立つ場合は、追加の治療や修正の必要性を検討します。
眉毛下皮膚切除術後に長引く症状・遅れて現れる変化
1.傷あと
眉毛の下のラインに沿って切開しますが、傷あとが眉毛の下縁と完全に一致せず、眉毛で隠れない部分が残る場合があります。
傷あとの赤みや硬さは時間とともに軽くなることが多いものの、眉毛が薄い方などでは目立つ場合があります。また、傷あとの幅が広がったり、へこみや盛り上がりが残ったりする可能性もあります。
傷あとの目立ち方には個人差があり、完全になくなるわけではありません。 経過を確認し、必要に応じて治療や修正を検討します。
2.眉の位置の変化
手術前に、皮膚のかぶさりを補うために眉を持ち上げていた方では、術後にその動きが減り、眉の位置が下がることがあります。
これに伴って、眉と目の距離や二重の見える幅が変わり、皮膚のかぶさりが残って見える場合もあります。
術前に予想される変化をご説明し、術後は眉の位置とまぶたの状態を併せて確認します。
血液をサラサラにする薬を服用されている方へ
抗血栓薬を服用中の方も、まずは診察でご相談ください。薬を飲んでいるという理由だけで、手術の可否が決まるわけではありません。
脳梗塞や心筋梗塞、心房細動などの治療・予防のために、ワーファリンやアスピリンなどを服用されている方は、予約時または診察時にお申し出いただき、お薬手帳をご持参ください。
自己判断で薬を中止しないでください
抗血栓薬は手術時や術後の出血に影響する一方、中止によって脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まる場合があります。
服用を続けるか、休薬が必要かは、薬の種類、服用理由、ご病状、手術内容を確認し、処方医と連携して判断します。 休薬する場合の期間や再開時期も、個別にご案内します。
自己判断で中止・減量・再開せず、医師の指示に従ってください。
手術時と帰宅後の対応
当院では高周波メスを使用し、止血を確認しながら手術を進めます。ただし、出血や血腫のリスクがなくなるわけではありません。
術後は約1時間を目安に院内で安静に過ごしていただき、出血や腫れなどを確認してからご帰宅いただきます。状態によっては、観察時間の延長や追加の処置が必要です。
担当医の緊急連絡先もお渡しします。帰宅後に出血が続く、急激に腫れる、強く痛む、急に見えにくくなる場合は、直ちにご連絡ください。
眼瞼下垂手術で保険が適用されないケースとは?
眼瞼下垂の手術は、診察で眼瞼下垂と診断され、視野の狭さなどに対する医学的な治療が必要と判断された場合に、保険適用となることがあります。
一方、治療を必要とする機能的な障害がなく、目を大きく見せたい、二重の幅を変えたいなど、見た目の改善のみを目的とする手術は保険適用外です。
保険が使えるかどうかは、診察でまぶたの状態を確認したうえでご説明します。
美容目的・左右差の調整を目的とした手術
治療を必要とする機能的な障害がなく、次のような見た目の改善のみを目的とする手術は、保険適用外です。
- 目を大きく見せたい
- 眠たそうな目元や、老けて見える印象を変えたい
- 二重まぶたにしたい、二重の幅を広げたい
- 左右のまぶたの高さや二重の幅をそろえたい
片側の眼瞼下垂手術後に、機能的な障害のない反対側を、見た目を合わせるために手術する場合も含まれます。
一方、左右差がある場合でも、眼瞼下垂によって視野が狭くなるなど、医学的な治療が必要と判断されれば、保険適用となることがあります。診察でまぶたの状態を確認し、保険が使えるかをご説明します。
保険適用になるか分からない方へ
「自分の症状で保険が使えるのか分からない」という方もご相談ください。まぶたの状態や、見えにくさなどの日常生活への影響を確認し、保険適用の可否と費用をご説明します。
診察は完全予約制です。お電話またはWEBから、眼瞼下垂の診察をご予約ください。
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眼瞼下垂治療のすべて|後悔しないための術式選びとダウンタイム解説
30年のコンタクト歴と自らの手術経験を持つ形成外科医が、保険診療(眼瞼挙筋前転法)の仕組みから、術後の腫れ、回復の見通しまでを徹底解説。
眼瞼下垂 の費用一覧
費用一覧
| 費用 | ||
|---|---|---|
| 健康保険適応 | 両側(3割負担) | 55,000円 程(両側) |
| 血液検査料 | 3,000円 程 | |
上記の他に 初診料・再診料・処方せん料・麻酔料等が必要です。
よくある質問
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- 眼瞼下垂 の原因はなんですか?
- 生まれつきまぶたを上げる筋肉の発育や働きが不十分な「先天性」と、生まれた後に生じる「後天性」があります。
成人で多いのは、加齢などにより、筋肉の力をまぶたに伝える「挙筋腱膜」がゆるむタイプです。ハードコンタクトレンズの長期使用、目を繰り返しこする習慣、白内障・緑内障などの手術が関係する場合もあります。
また、神経や筋肉の病気が原因となることもあるため、加齢によるものと自己判断せず、診察で原因を確認することが大切です。
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- 診察当日に手術が受けられますか?
- 当院では、初診当日の眼瞼下垂手術は原則として行っていません。
手術前に眼科での検査と血液検査が必要です。血液検査の結果が出るまでには通常4〜5日かかるため、検査結果を確認し、手術内容やリスクをご理解いただいたうえで、別日に手術を行います。
すでに眼科を受診されている方は、検査結果などをご持参ください。内容を確認し、必要な検査や今後の予定をご案内します。
診察当日に血液検査や手術日の調整を行える場合もありますが、実施の可否は診察と検査の状況によって判断します。
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- どのような治療法がありますか?
- 原因に応じて、腱膜を調整する「挙筋腱膜前転術」や、余分な皮膚を取り除く「眉毛下皮膚切除術」を行います。いずれも局所麻酔による日帰り手術です。
症状が軽ければ経過をみる場合もあり、神経や筋肉の病気が原因の場合は、その治療を優先します。
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- 高齢者でも手術は受けられますか?
- 年齢だけで手術の可否は決まりません。持病や服用中のお薬、全身の状態を確認して判断します。当院では90代の方の手術経験もあります。まぶたの下がりで見えにくい方はご相談ください。
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- 手術時間はどれぐらいでしょうか?
- 片側で約30分、両側で約1時間が目安です。まぶたの状態や術式によって前後します。手術後の経過観察を含む滞在時間は、別途ご案内しま
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- 眼瞼下垂の手術中に痛みはありますか?
- 局所麻酔で痛みを抑えて手術します。麻酔の注射時には痛みがあり、手術中も引っ張られる感覚や圧迫感が残る場合があります。
痛みを感じた際は、遠慮なくお伝えください。状態を確認し、麻酔を追加するなどして対応します。
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- 眼瞼下垂の手術後、シャワーや入浴はいつからできますか?
- シャワーは翌日から、湯船につかる入浴は術後約1週間の抜糸後が目安です。傷口をこすらず、再開時期は診察時の指示に従ってください。
手術当日は、出血や腫れを助長する可能性があるため、シャワー・入浴・飲酒を控えてください。
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- 眼瞼下垂の手術後、腫れはどれくらい続きますか?
- 腫れは術後数日に強く出やすく、その後徐々に引いていきます。目立つ腫れが落ち着くまで数週間、細かなむくみやまぶたの形が落ち着くまで数か月かかる場合があります。
回復には個人差があります。急激な腫れや強い痛み、見えにくさがある場合は、直ちに当院へご連絡ください。
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- 内出血(皮下出血)が出た場合はどうなりますか?
- まぶたや目の周囲に青紫色のあざが現れ、徐々に黄色っぽくなりながら吸収されます。通常は2〜3週間程度で目立ちにくくなりますが、長引く場合もあります。
急激な腫れや強い痛み、見えにくさを伴う場合は、通常の内出血と自己判断せず、直ちに当院へご連絡ください。
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- 眼瞼下垂の手術後、抜糸はいつ行いますか?また痛みはありますか?
- 通常は術後7日目前後に行います。処置は数分程度で、糸を抜く際にチクチクする痛みや、引っ張られる感覚がある場合があります。
痛みの感じ方には個人差がありますので、つらい場合は遠慮なくお伝えください。
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- 手術の傷はどのくらいすると目立たなくなりますか?
- 傷あとの赤みや硬さは、数か月から半年程度をかけて徐々に落ち着きますが、個人差があります。
挙筋腱膜前転術では二重のライン、眉毛下皮膚切除術では眉毛の下に傷あとが残ります。時間とともに目立ちにくくなることが期待されますが、完全に消えるわけではありません。
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- 眼瞼下垂 の治療は健康保険の適応になりますか?
- 診察で眼瞼下垂と診断され、視野が遮られるなど、機能的な障害に対する治療が必要と判断された場合は、保険適用となることがあります。
目を大きく見せる、二重の幅を変えるなど、美容目的のみの手術は保険適用外です。
当院では形成外科専門医が診察し、保険適用の可否と費用をご説明します。
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- 眼瞼下垂の手術に入院は必要ですか?
- 当院では局所麻酔による日帰り手術を行っており、入院は必要ありません。術後は院内で安静に過ごし、状態を確認してからご帰宅いただきます。
帰宅後の異常やご相談に対応できるよう、担当医の緊急連絡先をお渡ししています。翌日の診察など、術後の通院は必要です。
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- 手術の日程がその場で決められない場合はどうしたらいいですか?
- その日に決める必要はありません。ご自宅で検討し、後日お電話でご相談いただけます。
診察当日に血液検査を受けた場合も、検査結果や必要な術前検査、予約の空き状況を確認して手術日を調整します。
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- 血液サラサラの薬を内服しています。手術のために休薬が必要ですか?
- 必ずしも休薬するとは限りません。薬の種類や服用理由、出血と血栓のリスクを確認し、処方医と連携して判断します。
自己判断で中止・減量せず、診察時にお薬手帳をご持参ください。休薬が必要な場合は、中止する時期と再開時期を個別にご案内します。
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- 他院で眼瞼下垂手術を受けましたが、左右差が気になります。再手術は可能ですか?
- 再手術を検討できる場合もありますが、術後の腫れによる一時的な左右差もあるため、原因と経過の確認が必要です。まずは手術を受けた医療機関にご相談ください。
当院での診察をご希望の場合は、手術時期や術式などが分かる資料をお持ちください。まぶたの状態を確認し、再手術の可否や適切な時期をご説明します。
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- 眼瞼下垂は必ず両目に起こるのですか?
- いいえ。片目だけに起こる場合も、両目に起こる場合もあります。両目にあっても左右で程度が異なり、片目だけが下がって見えることもあります。
診察では両方のまぶたを確認し、原因と状態に応じて治療を検討します。
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- 長年ハードコンタクトレンズを使用していますが、眼瞼下垂の原因になりますか?
- はい。長期使用は、まぶたを上げる力を伝える腱膜がゆるむ「腱膜性眼瞼下垂」に関係することがあります。着脱時にまぶたを引っ張る動作など、繰り返される負担が関与すると考えられています。
まぶたの下がりや目の開けにくさが気になる方は、診察時にレンズの種類と使用年数をお伝えください。
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- 緑内障や白内障の手術を受けた後に眼瞼下垂が起きるそうですが、本当でしょうか?
- はい。手術時にまぶたを開く器具による負担や、術後の腫れ・炎症などが関係して、まぶたが下がる場合があります。
一時的なものは数か月で改善することもありますが、腱膜のゆるみなどによって下がりが続く場合もあります。まずは手術を受けた眼科に相談し、原因と経過を確認したうえで、治療の必要性や時期を判断します。
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- 頭痛や肩こりがひどいのですが、眼瞼下垂が原因の可能性はありますか?
- 関係している場合があります。まぶたの下がりを補うために眉を持ち上げたり、あごを上げて見たりすることで、額や首、肩の筋肉に負担がかかるためです。
ただし、頭痛や肩こりにはほかの原因もあり、眼瞼下垂の手術で必ず改善するわけではありません。まぶたの重さや見えにくさもある方は、診察時にご相談ください。
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- 眼瞼下垂の手術後、車の運転はいつから可能ですか?
- 手術当日は運転を控え、公共交通機関やご家族の送迎などをご利用ください。
再開時期は、術後の診察でご相談ください。腫れやかすみ、物が二重に見えるなど、見え方に支障がある間は運転しないでください。
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- 眼瞼下垂の手術後、お酒(飲酒)はいつから飲めますか?
- 当院では術後3〜4日以降を目安としていますが、腫れや出血が続く場合は控えてください。飲酒によって腫れや内出血が強くなることがあります。
再開時期は、術後の経過や服用中のお薬を踏まえ、診察時の指示に従ってください。
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- 眼瞼下垂の手術後、翌日から仕事に行っても大丈夫ですか?
- デスクワークなどは翌日から再開できる場合もありますが、腫れや見え方、痛みの程度によります。当院では翌日の診察も必要です。
接客業や力仕事、運転・機械操作を伴う仕事は、休みや業務調整が必要な場合があります。仕事内容を診察時にお伝えいただき、復帰時期をご相談ください。
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- 眼瞼下垂の手術後に注意すべきことはありますか?
- 傷口をこすったり、強く押したりせず、処方薬は指示どおりに使用してください。入浴・飲酒・運動などの再開時期は、術後の指示に従ってください。
当院では通常、眼帯は使用しません。無理に目を見開いたり、開閉運動を繰り返したりする必要もありません。
急激な腫れ、強い痛み、急な見えにくさがある場合は、直ちに当院へご連絡ください。
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- 眼瞼下垂の手術後、いつからメイク(化粧)をしても大丈夫ですか?
- 傷口を避けた部分のメイクは翌日から可能です。ただし、眉毛下皮膚切除術では眉メイクも傷口に触れないよう控えてください。
アイメイクや傷口周囲のメイクは、抜糸後の診察で傷の状態を確認してから再開してください。
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- 眼瞼下垂の手術後に、以前の眼鏡が合わなくなるのはなぜですか?
- まぶたが角膜に与える圧力や、目の表面の乾燥状態が変わり、乱視や見え方が変化する場合があるためです。
一時的な変化のこともあるため、眼鏡を作り直す前に眼科で確認してください。急に見えにくくなった場合や、痛みを伴う場合は、直ちに当院へご連絡ください。
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- 眼瞼下垂術後に下垂が再発することはありますか?
- はい。加齢による組織の変化や、腱膜の固定がゆるむことなどにより、再びまぶたが下がる場合があります。再発の有無や時期には個人差があり、一律に何年後とはいえません。
再び目を開けにくくなった場合はご相談ください。原因を確認し、再手術の必要性を判断します。
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- 眼瞼下垂手術のあと、左右差が出ることはありますか?
- はい。もともとのまぶたの状態や、術後の腫れ方の違いなどにより、高さや形に左右差が生じる場合があります。
手術中にバランスを確認して調整しますが、完全な左右対称を保証することはできません。術後は経過を確認し、左右差が残る場合は、修正の必要性や時期を検討します。
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- 眼瞼下垂治療が健康保険の適応とならない場合は どのような場合ですか?
- 治療を必要とする機能的な障害がなく、目を大きく見せる、二重の形や幅・左右差を整えるなど、見た目の改善のみを目的とする手術は保険適用外です。
保険適用の可否は、診察でまぶたの状態と治療の必要性を確認して判断します。






