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いつまでも若くて綺麗でありたい女性を全力でサポートいたします。
傷跡一部保険適用
手術や怪我の治療が終わり、担当医師より
「これで治療は終了です。これからは通院の必要はありません。」と言われると嬉しいことですが、
自宅に帰り 傷跡 をみると「本当にこれで終わりなのか」と思われたことはありませんか。
「この 傷跡 は今後どうなるのだろうか?」
「何か少しでも目立ちにくくすることはできないのだろうか?」
「傷跡 ってどこで治したらいいかよくわからない。」
「どのくらい治療費がかかるのだろうか?」
「過去に 傷跡 の治療をしても思ったような効果が得られなかった。」
このような悩みでクリニックや病院を探されている患者さんは多いと思います。
また、お子さんの 傷跡 で悩んでいらっしゃるお母さんもいらっしゃいます。
形成外科は 傷跡 を少しでも目立ちにくくすることで患者さんの「 Quality of Life」をより豊かにすることにお手伝いができればと思っています。
傷跡 やケロイドでご心配なことがありましたら、お気軽に御相談ください。
当院の 傷跡 治療の特徴
- 傷跡・ケロイドを治療を専門としている日本形成外科学会専門医である院長が診察・治療・ケアまで一貫して行います。
- 傷跡 になる原因や状態は患者さんによって異なるため、患者さん一人一人に合わせた治療を考えていきます。
- 治療費は原則健康保険で行い、患者さんの負担を軽減しています。
ただし、レーザー治療の場合は自由診療をなります。 - 長期的なフォローを行っています。
- 傷跡 を完全になくすことはできませんが、目立たなくすることで患者さん「 Quality of Life」を大切にしています。
傷跡 にも種類があります。
患者さんがケロイドだと思われている 傷跡 には 本来のケロイドの他に成熟瘢痕(いわゆる 傷跡 )・肥厚性瘢痕・瘢痕拘縮といったものがあり、それに応じて治療法が異なってきます。
未成熟瘢痕(みせいじゅくはんこん)
傷が治った後、半年~1年くらいまでの傷あとに赤みや硬さが残っている状態を言います。
この時期、傷跡の皮膚はまだ落ち着いていないため、傷跡を乾かさないように保湿をしてください。また、紫外線を浴びると色素沈着を起こすことがあるため、日焼け止めをし使用してください。
成熟瘢痕(せいじゅくはんこん)
ケガをすると、その部位は赤く腫れて炎症が起こり、数か月後に白く落ち着いた状態になります。この落ち着いた白い傷跡のことを成熟瘢痕を言います。子供の頃にけがした傷、今はあまり気にならない状態の傷あとのことです。
肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)
何らかの異常で傷の治りが遅くなると、皮膚を作る線維細胞が過剰に産生され、その線維の増加で傷が赤く盛り上がることがあります。
ケロイドとよく似た状態ですが、傷を越えて傷跡が広がることがなく、経過とともに赤い色は薄くない、盛り上がりも徐々に平らで柔らかい傷あとになります。
瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく・ひきつれ)
やけど(熱傷)や外傷、手術後に傷あとは 硬く盛り上がると同時に縮まり、動かしにくくなってしまった状態です。
例えば、関節に傷ができると周囲の組織を引っ張るため、伸ばすことが難しくなり、関節自体の動きを制限して生活医支障が起きたり、成長障害を引き起こしてしまうことがあります。
早期の手術的治療が必要とされます。
ケロイド
ケロイドとは赤く盛り上がった傷あとで、痒みや痛みなどを伴うものを言います。
体質とも関係し、ほとんど記憶にない小さな傷、例えばにきび・小さなできものあと・引っ掻き傷などが徐々に大きな傷あとになります。
ケロイドの発生には遺伝的な素因や人種が関係し、アレルギー疾患をもつ人にも多いようです。
肥厚性瘢痕とよく似ていますが、違いは瘢痕組織が傷の部分を超えて正常皮膚にも広がって徐々に大きくなっていくことです。
その症状は若い人ほど強いという特徴があり、重度のケロイドは社会生活にも影響を及ぼします。
ケロイドは完全になくすことはできませんが、積極的治療で症状を軽減させることができます。
傷跡 治療はできるだけ早く始めた方が良いです。
皮膚に傷が生じると、まず出血や炎症が起こり、浸出液で湿った状態になります。その後、傷が落ち着いて乾いた状態になると 傷跡 となります。
ただし、傷の治療が適切に行われていないと、傷跡 の状態も汚くなりますので、できるだけ早い時期から適切な傷の治療を行うことをお薦めしています。
肥厚性瘢痕とケロイドの治療方法
肥厚性瘢痕とケロイドの治療は、患者さんの体質、年齢、また部位などによって治療法が異なるため、専門の知識が必要です。
当院では患者さんそれぞれにあった最適な治療法を提案させていただいております。
手術をしない治療
内服治療
飲み薬としては、トラニラスト(リザベン®)が保険適応として処方されます。
これは抗アレルギー薬であり、ケロイドや肥厚性瘢痕の組織中にある各種炎症細胞が出す化学伝達物質を抑制することにより、赤みやかゆみを抑え、また、病変自体を沈静化させると考えられています。
外用薬
塗り薬としては炎症を抑え、保湿効果を目的として、ステロイド軟膏・クリームや、保湿目的のヘパリン類似物質やワセリンなどが使われています。
特に、ステロイド剤には抗炎症効果がありますので、皮膚線維細胞の増殖を抑え、赤みやかゆみに効果が認められます。
貼り薬
抗炎症薬であるステロイドが含まれているテープ(エクラープラスター®やドレニゾンテープ®)と、保湿や創の安静・固定により症状を軽減できるジェルシートがります。
ジェルシートは長期間貼っておくことで症状を軽減します。
圧迫固定具
サポーター・包帯やスポンジなどで患部を圧迫固定することで症状が軽減します。
ケロイドや肥厚性瘢痕は、絶えず力がかかる部位にできるため、圧迫することで服や体の動きによる傷への刺激を軽減することができます。
注射治療
ステロイド(ケナコルト®など)を月に一度傷あとに注射することで硬さと盛り上がりが減少します。
硬い瘢痕の中に注射をするため、時に痛みを伴うことがあります。そのため、薬剤に麻酔薬を混ぜたり、細い針を使用することで痛みが少ないように工夫しています。
また、効果が強すぎるとかえって凹んだ瘢痕になることがありますので、医師の経験が必要です。
ステロイドと聞くと拒まれる患者さんがおられますが、適切な使い方をすることによって確実な効果が得られますので、ご心配ありません。
レーザー治療
当院では欧米で使用されている「スムースビーム」や「フラクショナル炭酸ガスレーザー」いうと傷跡専用レーザーとステロイド注射を併用して肥厚性瘢痕やケロイドの治療を行っています。
手術する治療
内服や外用薬だけの治療で症状が改善するなら患者さんに負担がなく少ないのですが、それだけでは改善しない場合もあります。
特に、ひきつれ(瘢痕拘縮)が起きていたり、顔などで目立つ場合は手術となります。
治療は、就学や成長を考えて適切な時期に皮膚移植術や傷跡形成術を行うことで、拘縮部分を解除したり傷跡を取り除いたりします
傷跡やケロイドを完全になくすことはできませんが、いろいろな治療法を組み合わせることで極力目立たなくさせることは可能です。
放射線治療:手術治療と組み合わせて行う治療ですが、当院では行っておりません。
傷跡 治療費の注意事項
- 内服治療、外用薬、注射治療、手術治療、放射線治療は健康保険の適応となります。
- レーザー治療や特殊な傷専用クリームなどは保険外となります。
- レーザーは照射範囲で価格が異なりますので、事前に価格のご確認をさせていただきます。
- 保険治療と保険外治療は同時には受けられませんので、別々の日の治療となります。
傷跡 の費用一覧
費用一覧
保険適用の場合
治療費 | |
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保険適応 | 健康保険の種類によって異なります。 |
保険適応外 | |
初診料(初回のみ) | 2,750円(税込) |
再診料 | 550円(税込) |
スムースビーム(レーザー) | 5,500円(税込) 〜 |
フラクショナルレーザー | 11000円(税込)~ |
ステロイド(ケナコルト)注射 | 1,100円(税込) ~ |
傷跡専用クリーム | 3,500円〜4,500円(税別) |
よくある質問
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- 以前、保険診療で 傷跡 の治療を受けましたが、再度受けることが可能でしょうか。
- 保険治療でできる 傷跡 の治療にはレーザー治療は含まれていません。傷の状態によっては十分な効果が得られることもあります。一度診察に来られてはいかがでしょうか。
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- 傷跡 の治療にはどのくらいの期間が必要ですか?
- 傷跡 の治療にかかる期間は、患者さんの 傷跡 の状態や、どれぐらいの状態までの改善を希望されているかによっても異なります。
通常は最低でも半年から2年ほどは必要かと思います。
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- 美容外科クリニックで受けた手術の 傷跡 が気になります。傷跡 の治療は可能でしょうか?
- どのような 傷跡 か診察してみなければ治療できるかどうかはわかりません。一度診察にこられてください。
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- ケロイドと肥厚性瘢痕はどのように違うのでしょうか?
- 一般にケロイド言われるものには、真性(本物)ケロイドと肥厚性瘢痕(偽物ケロイド)とがあります。
真性ケロイドとは、ほとんど記憶にない小さな傷、例えばにきび・小さなできものあと・引っ掻き傷などが徐々に傷あとの範囲を超えて赤く盛り上がっていく傷あとです。
肥厚性瘢痕はケロイドとよく似た状態ですが、傷を越えて傷あとが広がることがなく、経過とともに赤い色は薄くない、盛り上がりも徐々に平らになり柔らかい傷となります。
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- 真性ケロイドや肥厚性瘢痕にはどんな治療法がありますか?
- 内服薬:トラニラスト(リザベン®)が赤みやかゆみを抑え、また、病変自体を沈静化させると考えられています。
貼り薬:抗炎症薬であるステロイドが含まれているテープ(エクラープラスター®やドレニゾンテープ®)と、保湿や創の安静・固定により症状を軽減できるジェルシートがります。
圧迫固定具:サポーター・包帯やスポンジなどで患部を圧迫固定することで症状が軽減します。
注射治療:ステロイド(ケナコルト®など)を月に一度の継続治療で硬さと盛り上がりが減少します。
手術:ひきつれ(瘢痕拘縮)が起きていたり、顔などで目立つ場合は手術となります。
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- ケロイドは遺伝しますか?
- ケロイドは有色人種に発生しやすく、白人ではなりにくいことが言われています。
また、同一人種でも皮膚の色素量の多い人に発生しやすく、遺伝素因(いわゆるケロイド体質)があります。
肥厚性瘢痕には遺伝傾向はありませんが、高血圧症の人にはできやすいと言われています。
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- ケロイドができやすい年齢や男女差はありますか?
- ケロイドは30歳未満の人に生じやすく、男女差はありませんが、女性では出産後にはひどくなるといわれています。
肥厚性瘢痕ではこのような傾向はみられず、すべての年齢で発症します
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- ケロイドの原因は何ですか?
- ケロイドの原因は不明なことが多いのですが、人種的要因や体質的な要素が強いと言われています。
また 直接の原因として、患者さんが意識しないくらいの小さな傷が引き金となっています。
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- ケロイドができやすい部位はあるのですか?
- 真性ケロイドは前胸、顔面、上腕、背部、恥骨部に多いです。
肥厚性瘢痕は傷を受けた部位にできますので、どの部位にもできます。
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- ケロイドは治りますか?
- ケロイドは治療により中心部は平らになりますが、周辺へ広がりを抑えることが難しいです。
一方、肥厚性瘢痕は治療しなくても自然に良くなる傾向がみられ、時間とともに平らになっていきま。
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- 日常生活で注意すべきことありますか?
- わずかな外傷でもケロイドは生じますので、不必要な手術を受けないことや、ピアスの穴あけもされないことが重要です。