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ワキガは自分で分かる?セルフチェックで確認できるポイント
わきのにおいが気になり、自分はワキガ(腋臭症)ではないかと不安になる方は少なくありません。
ただ、わきのにおいは自分では気づきにくいことがあり、はっきり判断するのは意外と難しいものです。
毎日同じにおいに触れていると慣れてしまうため、本人よりも周囲の人のほうが気づきやすい場合もあります。
ここでは、腋臭症の可能性を考えるときに参考になるポイントを、セルフチェックの形で分かりやすく整理します。
ワキガ(腋臭症)は自分では判断しにくいことがあります
ワキガかどうかを自分で判断したいと思っても、実際には迷う方が多くいます。
においは目に見えるものではなく、その日の汗の量や体調、衣類、気温などによっても感じ方が変わるためです。
また、必要以上に心配してしまう方がいる一方で、逆に自分では気づきにくい方もいます。
そのため、セルフチェックは参考になりますが、それだけで決めつけないことも大切です。
ワキガ(腋臭症)のにおいの特徴
ワキガの感じ方には個人差があります。
汗をかいたあとや、長時間着た衣類を脱いだときに気づく方が多く、時間がたつとにおいが強く感じられることもあります。
ワキガのにおいは、アポクリン汗腺から出た汗が皮膚の細菌によって分解されることで生じます。
汗そのものはほとんど無臭ですが、成分が分解されることで特有のにおいになります。
また、においの強さは汗の量、皮膚の状態、生活環境によっても変わります。
そのため、自分では判断が難しいことがあります。
セルフチェックで確認したいポイント
次のような項目に当てはまる場合、ワキガの体質が関係している可能性があります。
耳垢が湿っている
耳垢が柔らかく湿っている場合、いわゆる軟耳垢と呼ばれます。
ワキガの方にはこの軟耳垢の体質が多いとされており、体質を考えるうえで一つの手がかりになります。
ただし、軟耳垢だから必ずワキガというわけではありません。
白いシャツのわきが黄ばむ
白いシャツのわきの部分が黄色く変色することがあります。
これはアポクリン汗腺から分泌される成分が衣類に付着することで起こる場合があります。
こうした変色が繰り返し見られる場合は、ワキガの体質が関係している可能性があります。
家族にワキガ体質の人がいる
ご両親のどちらかにワキガ体質の方がいる場合、同じ体質が見られることがあります。
ワキガはアポクリン汗腺の発達と関係する体質のため、家族内で見られることがあります。
思春期からにおいが気になり始めた
ワキガは思春期以降に目立ちやすくなります。
第2次性徴の時期から急に気になり始めた場合は、アポクリン汗腺の働きが関係している可能性があります。
汗をかくとにおいが強くなる
運動したとき、緊張したとき、暑いときなどに、わきのにおいが強くなると感じることがあります。
汗が増えると、皮膚の細菌による分解も起こりやすくなり、においが目立ちやすくなります。
人と近い距離で話すと気になる
会話の場面や人との距離が近い場面で、自分のわきのにおいが気になるという方もいます。
満員電車や職場、学校などで不安が強くなることもあります。
わき汗が多いと感じる
衣類に汗染みができやすい、わきがいつも湿りやすいと感じる方もいます。
わき汗が多い方では、多汗症と腋臭症が同時に見られることもあります。
周囲からにおいを指摘されたことがある
家族や友人などから、わきのにおいを指摘された経験がある場合は、一つの参考になります。
ただし、においの感じ方には個人差があるため、それだけで決めることはできません。
自分でもにおいを感じることがある
衣類を脱いだときや、汗をかいたあとに、自分でもわきのにおいを感じることがあります。
普段は気にならなくても、特定の場面で気づく方もいます。
セルフチェックだけでは診断は確定できません
いくつか当てはまる項目があっても、それだけでワキガと確定するわけではありません。
逆に、あまり当てはまらなくても、実際にはワキガの場合もあります。
においの程度や汗の状態、日常生活への影響は、人によってかなり違います。
そのため、正確には診察で確認することが大切です。
気になるときは医療機関で相談を
わきのにおいはとてもデリケートな悩みで、人に相談しにくいと感じる方が多くいます。
しかし、ワキガ決して珍しいものではなく、医療機関でも日常的に相談を受けています。
診察では、においの程度、汗の状態、生活への影響などを確認しながら、必要に応じて治療の選択肢を考えていきます。
相談したからといって、すぐに治療を決めなければならないわけではありません。
まとめ
ワキガは自分で気づきにくいことがあり、判断に迷う方が少なくありません。
耳垢の状態、衣類の黄ばみ、家族歴、思春期からの変化、汗をかいたときのにおいなどは、セルフチェックの参考になります。
ただし、セルフチェックだけで確定することはできません。
わきのにおいが気になり続けている場合は、一度医療機関で相談し、現在の状態を確認することをおすすめします。
症状や治療については、当院ホームページでも詳しく説明しています。
腋臭症(ワキガ)の保険診療・皮弁法について





