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盛り上がったほくろはレーザーで取れる?
「盛り上がったほくろでもレーザーで取れますか」
「手術しないと取れませんか」
「レーザーと手術では、どちらが傷跡が目立ちにくいですか」
顔や首の盛り上がったほくろについて、診察でこのような質問をよく受けます。
盛り上がったほくろでも、状態によっては炭酸ガスレーザーで治療できます。盛り上がっているという理由だけで、手術が必要になるわけではありません。
一方で、大きさや部位、ほくろの状態によっては、レーザーより手術の方が適している場合もあります。
今回は、盛り上がったほくろはレーザーで取れるのか、レーザーと手術をどのように使い分けるのかについて解説します。
盛り上がったほくろにもさまざまな状態があります
少しだけ盛り上がっているものもあれば、大きく半球状に盛り上がっているものもあります。
見た目だけでは、レーザーでどこまで除去できるか判断しにくいことがあります。
そのため、「盛り上がっているから手術」「小さいからレーザー」と、見た目だけで治療方法を決めることはできません。
診察では、大きさ、盛り上がり、色、部位などを確認しながら、治療方法を検討します。
盛り上がったほくろでもレーザー治療は可能です
比較的小さく、診察でレーザー治療が可能と判断したほくろでは、炭酸ガスレーザーで治療することができます。
炭酸ガスレーザーでほくろの組織を除去していくため、縫合する必要がありません。そのため、顔の小さなほくろではレーザーを選択することがあります。
ただし、レーザーで治療できるかどうかは、盛り上がりだけで決まるものではありません。
ほくろの大きさ、部位、色、盛り上がり方、診断などを考えたうえで判断することが大切です。
レーザー治療では傷跡と再発の両方を考えます
炭酸ガスレーザーでは、原則として一度の治療でほくろを除去します。ただし、ほくろが皮膚の深い部分まで及んでいる場合には、深く除去すると傷跡が目立つことがあります。そのような場合は、傷跡をできるだけ目立ちにくくするために、あえて控えめに除去することがあります。
その結果、ほくろの細胞が残って再発することがありますが、再発した場合には、傷の状態を確認したうえで再照射を検討します。こうした可能性については、治療前にあらかじめご説明しています。
盛り上がったほくろでも手術が適している場合があります
すべての盛り上がったほくろがレーザーに適しているわけではありません。
ほくろの大きさや部位、形、全体の状態によっては、切除手術を選択した方がよい場合があります。
一方で、切除した組織を病理組織検査に提出できるという利点があります。
また、ほくろの大きさや部位によっては、レーザーで広い範囲を治療するより、切除して縫合した傷跡の方が結果的に目立ちにくくなる場合もあります。
そのため、レーザーか手術かは、ほくろの大きさだけではなく、部位や形、全体の状態、治療後にどのような傷跡になる可能性があるかも考えて選択します。
病理検査が必要なら必ず手術になるわけではありません
ほくろに見えても、実際には別の良性腫瘍や、まれに悪性腫瘍であることがあります。
そのため、診断を確認するために病理組織検査が必要と判断することがあります。
病理検査が必要な場合には、ほくろを切除して検査に提出する方法があります。
当院では、必要に応じて、局所麻酔をしたうえでほくろの一部を切り取り、病理検査に提出してから、残った部分を炭酸ガスレーザーで治療することがあります。ただし、ほくろの状態によっては、この方法を行わず、切除手術を選ぶこともあります。
悪性が疑われる場合などは、レーザー治療を行わず、診断を優先する必要があります。
どの方法が適しているかは、実際のほくろを診察したうえで判断します。
レーザーと手術では、どちらが傷跡が目立ちにくい?
「レーザーなら傷跡が残らない」と思われている方もいますが、レーザーでも手術でも治療後には傷跡が残ります。
小さな顔のほくろでは、レーザー治療による跡の方が目立ちにくくなることがあります。
一方、大きな盛り上がったほくろでは、手術による線状の傷跡の方が、レーザー治療後の跡より目立ちにくくなる場合もあります。
つまり、レーザーだから傷跡が目立たない、手術だから目立つとは一概にはいえません。
傷跡をできるだけ目立ちにくくするためにも、そのほくろに適した治療方法を選ぶことが大切です。
盛り上がったほくろが気になる方へ
盛り上がったほくろでも、状態によっては炭酸ガスレーザーで治療できます。
「盛り上がっているから手術が必要」と最初から決める必要はありません。
一方で、レーザーにこだわることが必ずしもよい結果につながるとは限らず、ほくろによっては手術の方が適している場合もあります。
当院では、ほくろの大きさ、盛り上がり、色、部位などを確認し、レーザーと手術のどちらが適しているかを判断しています。
また、必要に応じて病理組織検査についてもご説明します。
盛り上がったほくろでもレーザーで治療できるか気になる方は、一度ご相談ください
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