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逆さまつげは眼科?形成外科?どちらを受診すればよい?形成外科専門医が解説
「逆さまつげは眼科ですか。それとも形成外科ですか。」
これは、診察でよく受ける質問の一つです。
逆さまつげは、眼科と形成外科のどちらでも診療しています。ただし、それぞれ役割が異なります。
眼科では、まつげによって角膜に傷がついていないかなど、眼球の状態を詳しく診察します。形成外科では、逆さまつげの原因となるまぶたの形や動きを確認し、手術が必要かどうかを判断します。
大切なのは、眼科か形成外科かではなく、眼球とまぶたの両方を適切に評価することです。
眼科と形成外科では診る内容が異なります
眼科では、まつげが角膜に当たって傷がついていないか、結膜に炎症が起きていないかなど、眼球への影響を詳しく診察します。
一方、形成外科では、逆さまつげの原因となっているまぶたの形や動きを診察します。
加齢によってまぶた全体が内側へ向いているのか、生まれつきのまぶたの形が関係しているのか、あるいは一部のまつげだけが角膜側へ向いているのかによって、治療方法は異なります。
逆さまつげは、まぶたやまつげの状態が角膜や結膜に影響を及ぼす病気です。そのため、眼球への影響と、原因となるまぶたの状態の両方を確認することが大切です。
当院には眼科から紹介される患者さんが多く来院されます
当院には、眼科で「手術が必要なので形成外科を受診してください」と説明され、紹介状を持って来院される患者さんが多くいらっしゃいます。
逆さまつげの手術を行っていない眼科もあるため、眼科で角膜など眼球への影響を確認したうえで、形成外科へ紹介されることは珍しくありません。
眼科から紹介された患者さんについては、紹介状に記載された診察結果を確認し、まぶたやまつげの状態とあわせて手術の適応を判断しています。そのうえで、手術が必要かどうかや治療方法についてご説明します。
直接受診された方には眼科受診をお願いしています
眼科を受診せずに当院へ来院された場合は、手術を検討する方に眼科受診をお願いしています。
「形成外科なのに、なぜ眼科を受診するのですか。」
このような質問を受けることがあります。
眼科では、まつげによって角膜に傷がついていないか、眼表面にほかの異常がないかを詳しく診察します。当院では、その結果を確認したうえで、手術の適応や治療方法を判断しています。
少し手間に感じられるかもしれませんが、まぶただけでなく、眼球への影響も確認してから治療を進めることが大切だと考えています。
逆さまつげだからといって、必ず手術が必要なわけではありません
診察では、「逆さまつげがあるから手術」という判断はしていません。
症状が軽く、眼科で角膜に傷がないことが確認されている場合は、経過をみることもあります。
一方、何度まつげを抜いても症状を繰り返す場合や、眼科で角膜に傷があると指摘された場合には、手術をおすすめすることがあります。
手術が必要かどうかは、逆さまつげがあるというだけで決まるものではありません。まつげの当たり方やまぶたの状態、症状、眼科で確認した角膜への影響を踏まえて判断します。
受診先に迷ったら
「眼科と形成外科のどちらを受診すればよいですか。」
どちらを先に受診するかよりも、眼球とまぶたの両方を適切に評価することが大切です。
眼科を受診した方がよいのか、形成外科で手術を受ける必要があるのか分からない段階でも構いません。
逆さまつげでお困りの方は、一度当院へご相談ください。必要に応じて眼科受診をご案内します。
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