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ほくろ除去は皮膚科と形成外科どちらを受診する?後悔しない医療機関の選び方
「ほくろを取りたいと思っているのですが、皮膚科に行けばいいのか、形成外科でよいのか迷っていました」
診察でよく受ける質問です。
ほくろ除去について調べると、「皮膚科で取れる」「形成外科がよい」「美容外科でもできる」など、さまざまな情報が出てきます。
しかし、患者さんにとっては、その違いが分かりにくいものです。
そのため、ほくろを取りたいと思っていても、「結局どこを受診すればよいのか」と迷ってしまう方が少なくありません。
ほくろの診断や治療に携わる中で感じるのは、、「ほくろを診てもらいたい」のか、「ほくろを取りたい」のかによって、受診先の考え方は変わるということです。
その違いが分からないまま受診すると、「診察だけで終わった」「別の医療機関を紹介された」ということもあります。
その結果、治療を受けるまでに時間がかかってしまう場合があります。
ほくろ除去は皮膚科と形成外科のどちらを受診すればいい?
「ほくろを診てもらいたい」のか「ほくろを取りたい」のかで変わる
ほくろが気になったとき、まず大切なのは、そのほくろが良性なのか、詳しい検査や治療が必要なのかを診察で確認することです。
ほくろの相談は同じように見えても、患者さんの目的は必ずしも同じではありません。
「悪いものではないか診てもらいたい」のか。
「見た目が気になるので取りたい」
「引っかかるので取りたい」
のかによって、受診先の選び方は変わります。
皮膚科でも形成外科でも、ほくろの診察は行われます。ただし、除去まで希望している場合には、診断だけでなく、レーザー治療や切除術、治療後の経過観察まで対応している医療機関を選ぶことが大切です。
「ほくろを取りたい」のに診察だけで終わってしまうことがある
診察と治療は同じではありません
「診察を受けること」と「ほくろを取ること」は同じではありません。
診察の結果、治療の必要がないと判断されれば経過観察になることがあります。また、医療機関によっては診断は行っていても、レーザー治療や切除術には対応していない場合があります。
そのため、「ほくろを取りたい」と思って受診したのに、その日は診察だけで終わってしまうことがあります。
これは医療機関が悪いわけではありません。患者さんの希望と医療機関の診療内容が一致していなかったということです。
除去を希望するなら治療まで対応している医療機関を選ぶ
除去を希望している場合には、診断から治療まで対応している医療機関を選ぶことが大切です。
レーザー治療ができるのか。切除手術に対応しているのか。病理検査が必要な場合に対応できるのか。治療後の経過観察まで行っているのか。
受診前にホームページなどで確認しておくと、余計な通院や紹介を減らすことができます。
ほくろ除去は何科を受診すればいい?
皮膚科でも形成外科でもほくろ除去を行う医療機関はある
「ほくろ除去は何科を受診すればよいですか?」
この質問に対して、一つの正解があるわけではありません。
皮膚科でもほくろ除去を行っている医療機関はありますし、形成外科でも行っています。美容外科で治療を受ける方もいます。
大切なのは診療科名ではなく診療内容
確認しておきたいのは次のような点です。
・ほくろの診断を行っているか
・レーザー治療や切除術に対応しているか
・病理検査が可能か
・治療後のフォローを行っているか
顔のほくろを取りたい患者さんが本当に気にしているのは、ほくろが取れるかどうかだけではありません。
治療後の傷跡がどの程度残るのか、という点です。
そのため、治療方法だけでなく、治療後の経過まで考えてくれる医療機関を選ぶことが大切です。
皮膚科と形成外科は得意分野が違う
皮膚科は皮膚疾患の診断と治療が専門
皮膚科は、皮膚の病気を診断し治療する専門科です。
湿疹、かぶれ、アトピー性皮膚炎、ニキビ、じんましんなど、多くの皮膚疾患を診療しています。
ほくろについても、良性か悪性かを含めた診断を受けるうえで重要な役割を担っています。
形成外科は手術と傷跡への配慮が専門
形成外科は手術によって病気や変形を治し、その後の見た目まで考える診療科です。
ほくろ治療では、レーザー治療、切除手術、縫合、傷跡の管理などが重要になります。
単にほくろを取るだけではありません。どの方法が適しているのか、できるだけ傷跡を目立たなくするにはどうするのかまで考えながら治療を行います。
そのため、除去を希望している場合には形成外科の専門性が生かされる場面が多くあります。
ほくろ除去で気になる傷跡について
傷跡が目立つと満足度は下がってしまいます。
ほくろ除去を希望される患者さんが、最も心配されることの一つが傷跡です。
「ほくろは取りたい。でも、跡が目立つのは困る」
これは当然の不安だと思います。
特に顔のほくろの場合、ほくろがなくなっても、へこみや赤み、傷跡が目立ってしまえば、満足しにくくなります。
ほくろ除去では、ほくろを取ることだけでなく、治療後の傷跡ができるだけ目立たないようにすることが大切です。
ほくろ除去で後悔する人に共通すること
価格だけで医療機関を選ばない
私が診療していて感じるのは、後悔する人にはある共通点があることです。
それは、
「どこで治療するか」ではなく、
「どこが一番安いか」
を優先してしまうことです。
最近では、「格安ほくろ除去」「ほくろ取り放題」といった広告も見かけます。
もちろん費用は大切です。しかし顔のほくろは一生のうちに何度も治療するものではありません。
だからこそ、価格だけで決めることはおすすめできません。
実際に、
「再発した」
「思ったよりへこんでしまった」
「傷跡が気になる」
という相談で来院される方は少なくありません。
治療前に確認しておきたいポイント
治療前には次の点を確認しておくことをおすすめします。
・診断をしてくれるか
・治療方法を選択してくれるか
・傷跡について説明してくれるか
・病理検査に対応しているか
・治療後も診てくれるか
ほくろ除去は短時間で終わる処置かもしれません。しかし、その結果は長く残る可能性があります。
診療科名だけで判断しないことが大切です
美容外科、皮膚科、形成外科の名前だけで決めない
美容外科にも経験豊富な医師はいます。
皮膚科にもほくろ治療を積極的に行っている医療機関があります。
形成外科にもそれぞれ得意分野があります。
そのため、「○○科だから安心」と単純に考えるのではなく、実際の診療内容を確認することが大切です。
治療後まで責任を持って診てくれるかを確認する
重要なのは、
診断ができること。
適切な治療方法を選べること。
必要な場合に病理検査を行えること。
そして治療後まで責任を持って診てくれることです。
診療科名だけで判断するのではなく、実際にどのような診療を行っているかを確認することが大切です。
ほくろを取りたいなら、取った後まで考える医療機関を選ぶ
診断から治療、経過観察まで一貫して相談できるか
診断から治療、治療後の経過まで一貫して相談できる医療機関を選ぶことが大切です。
ほくろ除去は、取ることだけが目的ではないからです。
顔のほくろは「どのように治るか」が重要
特に顔のほくろでは、数ミリの違いが見た目の印象を大きく左右します。
だからこそ、治療方法だけではなく、治療後の経過や傷跡まで考えてくれる医療機関を選ぶことが重要です。
まとめ
診断目的なら皮膚科、除去目的なら形成外科も有力な選択肢
皮膚科と形成外科のどちらが優れているという話ではありません。
「まず診断を受けたい」のであれば皮膚科は大切な選択肢です。
一方で、「ほくろを取りたい」と考えている場合には、診断から治療まで対応している形成外科も有力な選択肢になります。
当院でのほくろ除去について
当院では形成外科専門医が診察を担当し、ほくろの状態や部位に応じてレーザー治療、切除術、病理検査の必要性まで含めてご説明しています。
ほくろ除去は、単にほくろを取ることが目的ではありません。
ほくろ除去では、傷跡がまったく残らないわけではありません。だからこそ、傷跡ができるだけ目立ちにくい治療方法を、医師と相談しながら選ぶことが大切です。
気になるほくろがある方は、お気軽にご相談ください。
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